[数]

00.東京文化電脳の道標 (00 milestone for tokyobunka PC user:とうきょうぶんかでんのうのみちしるべ)

製作:東京文化学園 情報システム室
とうきょうぶんかでんのうのみちしるべ
略称“みちしるべ”と呼んでください。
中国語ではコンピュータのことを電脳と言うらしいです。
ちなみに電網はネットワークのことで、石井の造語だったりします。
こちらは他のところでは通じません。(…と、思う)

後から来る人たちのために、みんなで道標を育てていきましょう。


01.使い方 (01 how to use:つかいかた)
調べたい用語の頭文字を、3つに別れた画面の一番上の、[数]、[A]〜[Z]、[あ]〜[わ]の中から探し、クリックします。
すると、左側の縦に細長い画面がその文字を頭文字にするグループに移動しますので、そこから必要な項目を探してクリックしてください。
右側の説明欄に説明文の部分が表示されます。
もし調べたい言葉や事項が見つからなかったときは編集者までメールでご連絡ください。
一番上の画面の編集者名をクリックすると宛先が入ったメール発信窓が開きます。
表題欄に題名を記入し、通信欄に見つからなかった言葉や項目を書いてそのまま送信ボタンを押してください。

02.協力者 (02my cooperation group:きょうりょくしゃ)
今回、このFAQを作成するに当たり、わが旧友たちにご協力を頂きました。
内容検証にお手伝いいただいた方は各項目に記名しました。

Special Thanks浜田山PaseoFAQ ☆
03.製作ツール (03.making tool:せいさくつーる)
HTML用語集作成ソフト
WordsWorth(ワーズワース)Ver.1.10
フリーウェア:入手はこちら

フリーウェアオンラインソフト
16進数 (じゅうろくしんすう)
16進法の項参照

2進法16進法
16進法 (じゅうろくしんほう)
コンピュータに都合がよい2進法ではあるが、桁上がりが頻繁になり見た目にも人間には非常にわかりにくい。
一般的な表現方法としては、2進法と相性が良く表記が簡単な16進法も用いられる。
16進法では、0〜9の数値と、A〜Fの補助文字を組み合わせ、2桁で256通りの表現が可能になる。
ちなみに10進法の255は2進法では111111、16進法ではFF
となり、16進法が一番桁数が少なくなる。


2進法16進数バイナリ ☆
2進数 (にしんすう)
数の子のおかぁさん、昆布巻きの芯になる魚…
ではない。
2進法の項参照

2進法
2進法 (the binary system:2しんほう)
the base-two system, base 2等と言うこともあるらしい。
0と1の二つの数字だけで全ての数を表す方法。
十進法の1・2・3・4が、二進法では1・10・11・100となる。
電気回路のON/OFFで働くコンピュータは内部ではON/OFFを0/1に見立てて動作するのでこの2進法を使うのが非常に都合が良い。
但し,人間にはとても解かり難い。


16進数16進法2進数バイナリ ☆ビット ☆
3D (3d:すりーでぃー)
Three Dimention
三次元立体、あるいはその表現。
現在のコンピュータシーンでは欠くことのできない技術となっている。
が、しかし、それは、現在ではゲームを始めとする遊びに必要な技術であり、家庭内に定着することが成功の第一条件だと考えるこの業界の思惑で、完全にエンターティメントに偏ってしまっている開発傾向が原因である。
2D表現の表示能力=業務ソフトウェアの実行能力に関しては既に性能はほとんど極限に近く、はっきり言って、業務ユーザーにとっては余計な出費を強いられるもの以外のナニモノでもない。

表計算で作業の最中にいちいち水色のイルカにご教授願う必要はさらさらない。


ビデオカードビデオチップ

[A]

ActiveX (activex:あくてぃぶえっくす)

 MicrosoftのInternet戦略を支えるテクノロジー全般を総称した呼称.

 名称の由来に関する明確なドキュメントはないが,ActiveXのロゴに副題として付けられた「Activate the Internet(Internetを活性化する)」,およびActiveXとして発表されたさまざまな技術資料などから想像すると,「Microsoftが提唱する,次世代のInternetコミュニケーションをより活性化させるためのソフトウェアテクノロジー群」ということになるようだ.

 このようにActiveXというのは,Internet対応アプリケーションやInternetコンテンツを開発するための技術を総称したものであって,特定の製品を指すものではないことに注意する必要がある.

 ActiveXの技術は,Internet上の資源をデスクトップ上に引き出して活用するためのクライアント側のものと,クライアントに対して情報を提供するサーバ側のものの2つに大別することができる.このうちクライアント側に関する技術としては,WWWサーバの情報を表示するためのInternet Explorer,WWW拡張言語であるVisual Basic Script(VBS),Internetに対応したOLEコントロールであるActiveXコントロール,同じくInternet対応のOLEドキュメントオブジェクトであるActiveXドキュメント,Internetアクセス機能を持ったクライアントアプリケーションを開発するためのAPIであるWinInetなどがある.対してサーバ側としては,WWWサーバであるIIS(Microsoft Internet Information Server),IISの機能拡張を行なうためのAPIであるISAPI(Internet Server API),ActiveXコントロールやVBSをサーバからクライアントに安全にダウンロードできるようにする技術などがある.
《ASCII Glossary Help より》

ActiveXコントロール
ActiveX control

 従来はOLEコントロール(OCX)と呼ばれていたもの.ActiveXコントロールでは,従来のOLEコントロールとして備えなければならないインターフェイスが緩和され,シンプルなActiveXコントロールの作成が可能になった.ActiveXコントロールは,これまでと同様,Visual Basicで利用できるほか,HTMLファイルに組み込むことで,ダイナミックなWebページの作成が可能になる.
《ASCII Glossary Help より》

ActiveXドキュメント(あくすぃぶえっくす・どきゅめんと)
ActiveX document

 Webページの一部(フレームの一部など)にOLEドキュメントオブジェクトを貼り付けられるようにする技術.

 OLE2によるインプレースアクティベーションでは,コンテナアプリケーションに貼り付けたOLEオブジェクトの編集を,コンテナウィンドウの一部の領域で行なっていたが,ActiveXドキュメントをサポートするコンテナアプリケーションでは,コンテナウィンドウのすべてをActiveXドキュメントサーバーが使用できるようになる.

 MicrosoftのWWWブラウザであるInternet ExplorerはActiveXドキュメントクライントの機能を持っている.そのためブラウザ上でActiveXドキュメントサーバーである,WordやExcelといったアプリケーションをそのまま実行することができる.
《ASCII Glossary Help より》

HTML ☆WWW ☆Web ☆
AMD (amd:えーえむでぃー)
社名
半導体メーカー。
Aplle社のMacintoshシリーズ以外のパーソナルコンピュータは、まずIntel(又は他メーカー製のIntel互換品)のx80系CPUを搭載しているといっても過言ではない。
そのIntelに真っ向から勝負を挑む互換CPUメーカー。
林立していた互換CPUメーカーもIntelの大攻勢の元、業界再編で次々矢折れ力尽き消えて行った。現在は実質的にはCPUと言ったら、IntelかAMDのものと言うことになる。
判官贔屓大好き日本人としてはつい応援したくなってしまう。
非常に技術力が高いメーカーである。
(しかし、生産能力には若干の問題がある、かも)

AMDはIntel互換CPUでも低価格でより性能の高いものを作るので定評がある。
メーカー製完成品パソコンで廉価版のものは実はこのAMDのCPUを搭載したものが多い。
(これがちょっと問題なんだけどねぇ)

型番で言うとi486互換Pentium同等性能のx5、Pentium互換のK5、MMX Pentium互換のK6、Pentium!!!対抗(ハード互換がない)Athron等がある。
どれも同程度グレードのものより性能が高く、価格が安いと言う特徴を持っている。
但し、特許の問題などがあり、ハードウェア互換ではないので時として動作に問題があり、ユーザーのスキルを要求することがある。
マニアにとっては極めて魅力のある、興味深いパーツではあるが、極言するならば、AMDのCPUは初心者が価格につられて買ってはいけないスーパースポーツカーなのだともいえる。

[この項目は記録すべき“256”番目の登録項目です。]

CPU ☆Intel互換スキル
ATOK (atok:えーとっく)
徳島のジャストシステムが販売するかな漢字変換システム。
歴史、名実共に日本一のプログラムで、現在ではバージョン13(だったカナ?もう分からなくなっている)になっている。
通常は一太郎に付属して販売されるが、別売りもあり、最近ではUNIX用までリリースされている。
これは、いかにATOK使いが多いかを物語る事実である。

はっきり言ってしまえば、現在では仮名漢字システムも進化し、どのメーカー製でも機能的には殆ど優劣はないし、仮名漢字変換システムはユーザーの教育こそが性能を決するものなのだ。
Windowsに付属するMS-IMEを使えば別に出費する必要もないし、キーカスタマイズで殆どATOKと同様の操作体系に変更できるにもかかわらず、昔からのよしみと言うか、一太郎はともかく、変換だけはATOKでないと…という人が多い。
今では殆どの人が何の疑いもなく使っている、標準で変換に[Space]キーを使う方法はATOKが始めたものである。

ジョイスティックエートックFEPアイムIMEMS-IMEカナ漢字変換システムIME-2000
AT互換機 (at compatible:えーてぃーごかんき)
IBM互換機の項参照

IBM互換機パソコン ☆互換コンピュータの自作(2)

[B]

BCC: (bcc::びーしーしー)

CC:の項参照

メーラー ☆CC:同報メール
BIOS (bios:ばいおす)
Basic Input Output Systemの略。
基本的入出力を司る機構。
通常はあまり意識することはないが、これが無いとコンピュータは立ち上がることすら出来ない。
正体はマザーボード上に装着されたROMであり、その中に基本設定制御プログラムが収められている。
その他自律起動が必要な機器にはおのおの別にBIOSが装着されている。

コンピュータは電源投入されるとまず、組み込み部品の画面表示装置(ビデオカード)のBIOSが名乗りをあげ、もしそれが無ければマザーボードに統合された画面表示機能を探し、画面表示可能にする。
画面表示機能が使用可能になると、基本機能設定のためのBIOS(マザーボードBIOS)にバトンタッチし、マザーボードBIOSは設定内容を確認して、起動ユニット(記憶装置インターフェイス)のBIOSを探す…
かくして、動作のための設定を全て発見し、初めて、起動ディスク(ブート装置)のOSを探しに行ってめでたく起動、お仕事が開始できるのである。

マザーボードBIOSは日付時刻の設定(これは起動後のOSからも設定可能)、CPUの種別・動作環境、メモリのアクセスタイミング、拡張スロットの割り当て、装着された全てのデバイスの設定、OS起動前のパスワード設定等々を詳しく記録している。
この設定如何によってコンピュータの性能は大きく左右されるが、訳も分からずにいじると全く立ち上がらなくなる場合がある。
通常AT互換機ではメモリカウント(起動時、装着したメインメモリを数える画面)の間に[Del]キーを押すとOSを起動せずにBIOS設定画面を呼び出すことが出来るが、メーカ製完成品では他のキーや2つ以上のキー同時押しに変更されていることが多い。
初心者が触ってトラブルになるのを避ける親心か?

デフォルトブートマザーボード再起動OS ☆IBM互換機ビデオカードROM ☆FTPテンキー
Bit (bit:びっと)
ビットの項参照

ビット ☆CD-ROM ☆
Bitmap (bitmap:びっとまっぷ)
●ビットマップファイル(BitMaP)

 Windows環境で標準的に使用されるビットマップファイルフォーマット.パレット情報などは持っておらず,デバイスに依存したデータになる.デバイス非依存のバージョンはDIBと呼ばれる
《ASCHII Grossary Helpより》

DIB
Device Independent Bitmap

 デバイスに依存しないビットマップファイル.Windows環境で標準的に利用されるイメージファイルの1種. DIBファイルには,ビットイメージ自体のデータに加えて,そのビットマップで利用されているカラーテーブルが組み込まれている.このテーブルにより,各ドットの色に対するRGB値が決定できる.したがって異なるデバイス(パレットの状態が異なるデバイスなど)でそのビットマップを表示する場合でも,カラーテーブルのRGB値から,正しい色を表現することが可能になる
《ASCHII Grossary Helpより》

ビットマップ
bit map

 ビデオイメージを書き込んだメモリ領域.

 コンピュータのディスプレイデバイスと同様に,点の集まりとして表現されたイメージのこと.モノクロイメージでは,データの1bitがイメージの1ピクセルに対応する.カラーイメージでは,イメージの1ピクセルに複数のbitが対応する(16色なら4bit,256色なら8bit).

 ビットマップイメージをファイルに書き出したものはビットマップファイルと呼ばれる.
《ASCHII Grossary Helpより》

BMPビットマップJPG,JPEG画像GIF
BMP (bmp:びーえむぴー)
Bitmapの項参照
Windows標準の画像ファーマット。
拡張子もBMP
Windows標準添付のペインティングソフトで加工が可能である。
壁紙などもこの形式が使われる。
非圧縮フォーマットなのでファイルサイズが大きくなるのが難点。


Bitmap圧縮 ☆JPG,JPEG画像GIFビーエムピー

[C]

CC: (cc::しーしー)

カーボンコピーの意
メーラーには宛先欄とは別にこの表記があるはず。

宛先欄とは別にこのCC:欄にアドレスを書き込むと宛先欄に送ったものと全く同一の内容がCC:の宛先に送付される。

主になる宛先欄の受取人にはCC:の宛先にコピーが送付されたことが通知され、CC:の受取人には受け取ったメールがCC:であることが明示される。

意味あいとしては、主たる受取人には
「CC:に参考資料として送付済み」

CC:受取人には
「参考に読んでおいてね」
程度の意思表示をしたことになる。

ちなみにメーラーによってはBCC:の機能があるものもあり、こちらは
ブラインドカーボンコピーの意味で、主送付先には複写が存在することも複写が配布されたことも通知されない。

BCC:に対しては
「内緒だけど、読んでおいてね」
といったことになる。
主送付先は知らぬが仏である。(物言いが悪いな私ゃ)

BCC:メーラー ☆シーシー同報メール
CD-ROM ☆ (cd-rom:しーでぃーろむ)
音楽用CD(Compact-Disk)技術から派生したデータ記録方式。
CDの形をしたROMである。(そのまんまや)

「通常、容量は640MBとなっているが、540MBや700MBのメディアも存在する。
シングルCDと同じ直径8cmのメディアもある。(柴山秀樹)」

データ読み取り方法は音楽CDと共通で、レーザー光を信号面(ラベルの無い方)に当てて、反射した信号をBitに読み替える。
信号面が黒い(某ゲームマシン専用)CD-ROMもあるが、色が違うだけで中身は同じである。
信号面が黒くともコンピュータで読み込むことが出来、あることをするとテレビゲームをコンピュータで実行することも可能である。
(法的にはかなり灰色に近い行為なので出来ればやらない方がよろしい様で…)
CD-ROMの媒体は音楽CDと全く同じ物であるが、データの書き込み方法が異なる。
通常の音楽CDプレーヤーは書き込まれているデータが音楽であるかコンピュータデータであるかの区別が出来ない。
コンピュータ用のCD-ROMを音楽プレーヤーで再生するとデータ部分を音楽部分と解釈して再生してしまうので、場合によってはとんでもない出力を行い、再生装置を破壊してしまうことがあるので注意が必要。
コンピュータ用のCD-ROM装置は音楽CDや動画CDなどのフォーマットも区別できるので異なるフォーマットのCDを挿入しても壊れる心配は無い。もちろんコンピュータ本体がそれらのフォーマットに対応していればデータを再生できる。コンピュータはステレオやビデオの代役も出来るのである。
音楽CDとして売られているものにはCD-E(Extra)と言う規格のものもあり、CDプレーヤーしか持っていないユーザーにはただの音楽CDだが、コンピュータユーザーには音楽と同時に画像や動画が提供される仕組みになっている。
但し、データ規格が何度も改定更新されているので装置の製造時期によっては装置より後に制定された新しいデータ形式のCD-ROMは読めない場合がある。
(数年前、ドリームカムトゥルーの“Love Love Love”と言う音楽CDに入っていたビデオとディスコグラフィが見たい一心で旧規格の非対応CD-ROM装置を新しく買い換えたのは私です…もちろん“バルク品”ですが)

CD-ROM装置のn倍速という表示は音楽CDの速度に対しての表現である。
CDそのもののデータ記録方式は渦巻き型に内周から外周に向かって連続的に書き込まれる。
ディスクの回転数は一定なので、外周と内周では当然1周の距離が異なる、ゆえに、このn倍速表示はあくまでも可能最大値であることに留意したい。
追記型でユーザーによる書き込みが可能(消去・上書きは出来ない)CD-R、書き込み消去が可能なCD-RW等という媒体もある。

CD-ROM、CD-R、CD-RW共に媒体そのものが違い、それぞれ対応した書き込みのための専用の装置が必要である。
CD-RやCD-RWで作ったデータディスクには相性が存在し、他のCD-ROM装置では読めない場合がある。

ビット ☆BitバルクキャッシュROM ☆
CPU ☆ (cpu:しーぴーゆー)
Central Processing Unit
中央処理装置などとも訳される。
一般に“CPU”と言った場合、現在ではCeleronとか、Pentiumなんたら、とかAthlonとか言ったチップユニットをさすが、昔の教科書にはコンピュータ本体である箱の部分(筐体:きょうたいとも言う)を指すと記述したものもある。
「中央処理装置」等と言う古臭い訳語を使っている参考書ではいまだにCPU=本体箱という解説をしている場合が多い。

正しい理解としてはCPU=チップ(ユニット)とした方が誤解が少ない。

チップ(ユニット)と言う表現をしたのは、かつてのCPUはまさにCPU単体チップであったが、最近は基盤にCPU本体、キャッシュメモリや逓倍回路、放熱装置などまでを装着した形式のものが主流化しているから。
(Intel Pentium!!!、,AMD Athron等)

MPU(Micro Proccesing Unit)と言う呼び方もあり、こちらは完全に=チップ(ユニット)を指す用語。
MPUは最近ではほとんど使われないが、IntelとZailog社、Motorola社がCPUの覇権を争っていた時代にはもっぱらMotorola社がMPUと言う呼称を用いていた。

ハードウェア ☆逓倍IBM互換機キャッシュIntel互換AMDコンピュータの自作(2)
CRT ☆ (crt:しーあーるてぃー)
cathode-ray tube
早い話がブラウン管である。
一般に真空管式表示部を利用した受像機を用いる表示装置をシーアールティーと言う。
説明した方がわかりづらい。
なんで素直にテレビって言わないかなぁ。

ディスプレイLCD ☆解像度シーアールティー
CUI (cui:くい(きゅーい))
Character base User Interface
GUIの概念に対応する。
 MS-DOSに代表される、キーボードからの命令語入力で、基本的には文字のみで作業を進めてゆくコンピュータの作業方法。
 当然、元はすべてがパーソナルコンピュータとの対話はキーボードと文字によるものだったので、CUIはGUIと言う概念が生まれてからの概念。
 キーボードに慣れた人はマウスをぐりぐりするよりもキーボードから呪文をたかたか打ち込んだ方が速いし気持ちいいと良く言う。(確かにそうなんだよね)

GUIクイOS ☆Windowsについて ☆インターフェイス ☆マウス ☆オペレーションシステム ☆Windows ☆DOS

[D]

Default (default:でふぉると)

デフォルトの項参照

デフォルトMS-IME
DEVICE ☆ (device:でばいす)
デバイスの項参照

NICブートビデオカードデバイス ☆
DOS (dos:どす)
正しくはMicrosoft Disk Oparation Systemと言う。
他にもDOSはある(あった)のだが、通常DOSと言った場合、このMS-DOSを指す。

決して優れているとも使いやすいといえないのだが、パーソナルコンピュータが現在の発展を見る原動力となったOSである。
DOSは真っ黒い画面で白い文字(16色程度の色を付ける事は可能であった)だけを扱うシステムである。
まぁ、基本的にはコンピュータの操作に関しては必要にして「ほぼ」充分の機能だけは持っていたので、一般に普及した。
(と言うよりも一般ユーザーはコンピュータ企業の思惑により無理やりこれを使わせられたと言った方が良いかも)
現在主流のWindowsも実はいまだにDOSを内包しており、口の悪い連中はWindowsを称して、「MAC-OSの偽皮を被ったDOS」などと言うこともある。
Windowsが今日も不安定で、有り余るスペックの最新マシンの能力を殆ど持て余しているのは、大抵の場合、この裏で必死に働いているDOS君の能力の限界が原因なのである。
(最新の高速マシンに最新の超大容量HDDと目一杯のメモリを積んだところでWindowsの作業環境は投入コストに見合うほど向上しない)


DOS/VOS ☆CUIコンピュータの自作(2)
DOS/V (dos/v:どすぶい)
IBM互換機の項参照

IBM互換機DOS

[E]

Enhance (enhance:えんはんす)

enhance
《動》《他》
(価値・魅力など) を高める, 増す
[ニューアンカー英和辞典・グランド辞スパ]

コンピュータの規格記号で先頭に“E”がついている場合、大抵はエンハンスの意味で、通常は『拡張』と理解すればまず間違いない。

コンピュータ規格にはエンハンストなんたらが氾濫している。
進化速度の過度な増速により、規格すら日々次々に陳腐化して拡張に継ぐ拡張、完全に田舎の温泉旅館の新館本館旧館別館迷路状態と化している…
割を食うのは振り回されるユーザーか。

余談
国内だけでも1000万を越えるユーザーがいるという、かの有名なテレビゲーム“ファイナルファンタジー”シリーズに「エンハンスソード」という武器が出てくる。
直訳すれば「拡張剣」。
効果としては、自分の所持する魔法を剣に装着して敵をぶん殴ると、刃物の攻撃効果に装着した魔法の効果が追加される…というとんでもないもの。
子供たちは気づいていないけれど、やっぱりゲームプログラマーもコンピュータニストなんだと…あたりまえだけど。
名前だけで思わず笑ってしまいます。

拡張テレビゲームエンハンス

[F]

FAQ ☆ (faq:えふえーきゅー)

Frequently Asked Question
「よく質問されること」という意味。



02.協力者
FAT (fat:ふぁっと)
File Alocation Table
DOS/Windowsで使われる記憶装置を使うための決まり。
(WindowsNTではNTFSと言う決まりを使うほうが普通)
HDDなどではディスク外周にFATと呼ぶいわば住所一覧案内表示を書き込むことによって、ディスク全体へのランダムアクセスを可能にしている。
FATにはWIndows95までのFAT16とWindows95 OSR2以降のFAT32があり、FAT16では最大2GBまでのディスクしか認識できない。

HDD ☆ランダムアクセスファット
FEP (fep:ふぇっぷ)
Front End Processer
読みは“えふいーぴー”でも間違いではない。
DOS時代のカナ漢字変換システム。
Windows以降ではかな漢字変換システムそのものの動作方法、存在位置が変わったのでこの名称は使われなくなった。
WindowsではIMEと呼ぶ。


ATOKアイムIMEカナ漢字変換システムフェップ
FTP (ftp:えふてぃーぴー)
file Transfer Protocol
ファイル(データの塊)を転送する決まりごと
インターネット上で行われる重要なサービスの一つ。
httpがハイパーテキストを扱うサービスであるのに対し、ftpはファイルを扱う。
一般にはプログラムの受け渡しに使われることが多い。
ハードウェアメーカーが自社のハードウェアのBIOSデータやドライバ、ソフトウェアメーカーが登録ユーザーにソフトのアップグレードやフリーウェアを提供するのにも使われる。
ローカル(自分の機械の中)で作ったホームページをネットワーク上にあるサーバーに転送して多くの人に公開できるようにすることも「ftpする」という。

BIOSパソコン ☆URL ☆httpエフティーピーTCP/IP

[G]

GIF (gif:じふ)

Graphics Interchange Format

 汎用グラフィックスファイルフォーマットの1種.GIFフォーマットは,InternetのWWW(World Wide Web)でビットマップ表示を行なう際に利用されるグラフィックスフォーマットの1つである.もともとはCompuServeにおけるデータ交換用として決められたフォーマット
《ASCHII Grossary Helpより》

石井の解説
簡単にいうとホームページに多用される「絵の保存形式」であり、最大色数は256。
減色処理や圧縮が可能であり、用途によってファイルサイズを調整することが出来る。
用途としてはカットや漫画絵の様なもの、ロゴタイプなどに向いており、写真などの表現にはあまり向かない。

BMPBitmapジフJPG,JPEG画像
GUI (gui:ぐい)
Grphical User Interfaceの略。
CUIと対応する。
これまでの文字中心、キーボードからの命令(コマンド)入力中心のコンピュータ操作を、視覚優先、表示による直接操作に改良しようとしたもの。
通常、アイコンと呼ばれる絵文字や画面上に描かれたスイッチをポインティングデバイス(マウスなど画面の任意の部分を直接指示できる入力装置)を使って指示して操作する。 GUIの場合、絵文字の意図する意味さえ把握できれば基本的には呪文ともいえる命令語(コマンド)はほとんど覚える必要が無くなる。
解りやすい例として、室内を探索するゲームがあったとすると、CUIのシステムで作ると、画面に表示されたドアの向こうに移動したい場合は“ドアを”、“開ける”と言う命令をキーボードから言葉で打ち込まなければならない。
GUIならマウスで画面上の映像のドアノブにマウスカーソルを当て、クリックするだけ、といった具合になる。

CUIグイOS ☆Windowsについて ☆インターフェイス ☆デスクトップ ☆マウス ☆解像度ビデオカードポインティングデバイスオペレーションシステム ☆Windows ☆
G ☆ (giga:ぎが)
T出版の平成8年版システムアドミニストレータ用語集という本を読んでいたら…
*******
G(ギガ)gigabyte
数の単位で1,000,000,000を表す。現在ではディスク容量をあらわすときに使われることが多い。
*******
とあった。
大嘘つきだな。
一般的に「大きい」と言う形容に使う場合はG=1000と考えても問題ないが、コンピュータの場合はG=1000ではない。
もっともHDDメーカーはこのトリックを利用して量目をごまかしているから…といったら言い過ぎか?(→M、Kの項参照)

M ☆ギガK ☆

[H]

HDD ☆ (hdd:ハードディスクドライブ)

ハードディスク参照

ハードディスク ☆FATブートMOM ☆キャッシュ
HTML ☆ (html:えいちてぃーえむえる)
Hyper Text Making Language
構造記述言語とも呼ばれる
元は論文などを記述するために作られたらしいが、現在はホームページ記述言語として認識されている。
機種やOSなどに依存しない、異なる環境においての制約がない…ことになっているが、実はうそである。
同じHTMLで記述されたものでも同じOS上のインターネットエクスプローラとネットスケープナビゲータではかなり見え方が違う。

どんなプラットフォーム(環境)でも同じように使えるという触れ込みだが、バージョン違いやら、各ブラウザの勝手な拡張やらでもはや手が付けられない。

OS ☆WWW ☆エイチティーエムエル ☆ハイパーテキスト ☆ブラウザ ☆メーラー ☆ActiveXオペレーションシステム ☆URL ☆Web ☆
http (http:えいちてぃてぃぴー)
hyper Text Transfer Protocolの略
URLの項参照

FTPURL ☆ハイパーテキスト ☆WWW ☆エイチティティピーTCP/IP

[I]

IBM互換機 (IBM PC/AT Compatible:あいびーえむごかんき)

米国IBM(Internatioal Business Machine)社が販売していたPCと高い互換性を持つPCを一くくりにしてこう呼ぶ。
日本ではDOS/V(どすぶい)機等と呼ばれることもある。
PCおよびIBM-PCはIBM社の商品名であるため、通常単に“PC”といった場合、大抵は“ぱーそなるこんぴゅーた”や“ぴーしーきゅーはち”ではなく、IBM/AT互換機を指すことが多い。
もっとも、PC9800系始め、独自の構造を持ったパーソナルコンピュータは全て滅びてしまった現在、細々頑張るMachintosh以外のパーソナルコンピュータは殆ど全てIBM/AT互換機であると言っていい状況なので、こんな話もあまり意味のない過去のものになってしまった。

元々はIBM-PCのなかでも“AT”と呼ばれた機種の発展型なのでIBM-PC/AT互換機等と長ったらしい呼び方をすることもある。
IBMはPC普及のため、自社PCの内部仕様を公開したため、世界各国のメーカーが互換機を作り、IBM互換機という一大勢力を生み出した。

どこぞの国の国名を冠したメーカーは国内シェアPC98%などと豪語し、自社製のコンピュータの互換機メーカーに対し訴訟を持って排除すると言う鎖国のような方針を持って対処し、そのときは勝利したが、結局、自由で開放的な黒船ATに敗れ、本丸明渡して滅び去ってしまった。
訴訟で敗れたメーカーは黒船来訪の前にとっととAT互換機に鞍替えしてそれなりの成果を上げている。
鎖国ご本家も、現在は生き延びるために恥も外聞も無くAT互換機を作っているが過去の栄光はそこにはない。

未来を見据えられない城主に仕える家臣は悲劇だよなぁ。

総本家IBMは最近はPCブームで幾分巻き返したが、しかし、米国内は言うに及ばず、香港や台湾、東南アジア等人件費が廉い地域の小さなメーカーまでが廉価な互換機を大量に生産・販売したので、皮肉なことに価格対性能比ではとうていかなわない本家IBMのシェアはほとんど無いに等しかった。
本家IBMもIBM/AT互換機(不思議だ)を製造販売しているが、これはIBMがイニシアチブをとったマシンではなく、言うなれば自然発生的に固定化した規格に則った機械なのだ。庇を貸して母屋どころか地所まで取られちまったんだねぇ、天下のビッグブルー(IBMのマークは青いのでこう呼ばれる)も。

大体、現在IBM/AT互換機と呼ばれるものは拡張に継ぐ拡張、旧規格の置き換えで、既に元となったIBM ATの特徴など痕跡すら残していない。

OSにしてもIBMにはOS/2 Warp(おーえすつーわーぷ:元はMicrosoftの開発)と言う優れた製品がある(った?)が、一部のマニア以外にはあまり評価されていない。(AT互換機のBIOSにはいまだにOS/2用の設定項目が残っている物が多い)
更に高機能なUNIX等のOSも存在し、使用可能であるが、一般的でないのと導入が難解困難なのはいかんともしがたい。

IBM/AT互換機は、DOS/V機等と呼ばれることもあるが、“DOS/V”はハードウェアの名称ではなく、本来日本語が扱えなかったIBM/AT互換機上で日本語処理を可能にしたOSの名称である。基本的にはIBM/AT互換機ならDOS/Vを動かすことは可能ではあるが、Windows95以降ではOSとしてのDOS/Vは既に表面的には消え、,WindowsNTでは完全消滅しているし、OS/2やUNIX等のOSを使用すればDOS/Vは不要なので、呼称としての“DOS/V機”は少々問題ではある。

ちなみに最近のIBM/AT互換機の聖地は台湾であり、多くの最新情報や技術は東シナ海に浮かぶ島国(国と言ってしまっていいのか?)から発信される。
本社が米国本土でも実質的な企画設計製造は台湾と言う会社も多い。
この世界ではソフトウェアはインド人、ハードウェアは中国人に任せろ、という言葉があるくらいだ。
(事実、当該業種従事はこの2国人が多いらしい)
金持ち・都会人面して過去の栄光にあぐらをかいている奴は、田舎モノでも努力と精進のヒトには勝てないと言う良い見本だ。

余談

S.キューブリックの名作「2001年宇宙の旅」に出てくる「私はハル」の名台詞で有名なスーパーコンピュータ“HAL”は、春ちゃんでは決してなく、単にIBMを一文字づつ前にずらしただけの言葉遊びである。

UNIXOS ☆Windowsについて2 ☆コンピュータの自作BIOSAT互換機BIOSDOS/Vオペレーションシステム ☆CPU ☆
IME (ime:あいむ)
Input Method Editor
読みは“あいえむいー”でも問題はない。
仮名漢字を変換するプログラムのこと。
Windowsに標準でついてくるMS-IME、Office2000のオマケのIME-2000、一太郎付属(別売りもあり)のATOK、AIソフトのWX等が一般的。
とはいえ、最近のIMEはどれも他社製のものとほぼ同一の操作性に変更できるので、わざわざお金を出して他のものを購入する必要性もあまり感じない。
何よりかな漢字変換システムに必要なのは『使い込むこと』、これに尽きる。
どんなに評判がよいIMEであっても自分で教育し尽くしたもの以外は借り物の万年筆以上に始末が悪い。

FEPATOKアイムMS-IMEカナ漢字変換システムIME-2000
IME-2000 (ime-2000:あいむにせん)
MS Office 2000に付属するかな漢字変換システム。
MS-IMEの最新版。
利発さはやっとATOKに追いついたかな?
頭のよさはまだ及ばないかな?
カナ漢字変換システムは使い込めば良いのであって、さほど問題ではない。
…と、思うのだが、やはりあまり利口ではない。

IMEMS-IMEATOKカナ漢字変換システム
Intel (intel:いんてる)
社名
半導体メーカー。
Aplle社のMacintoshシリーズ以外のパーソナルコンピュータは、まずIntel(又は他メーカー製のIntel互換品)のx80系CPUを搭載しているといっても過言ではない。
現在PCの主流となっているIntel x80系CPUは、元は日本人がアメリカから依頼を受けて開発したプログラム電卓のための集積回路が基本となって進化したもので、NECのPC-9800シリーズも最初の型からこのx80系と自社製X80互換CPUを使用していた。
(世界標準CPUも結構せこい生まれだったんだねぇ。)

元祖電卓用の4004から進化し、16Bitの8086、機能拡張型高性能16Bitの80286、32Bitの80386,80486,i486、Pentium、Pentium PROを経て現在はPentiumII、Pentium!!!(スリー)、Celeronと呼ばれる64Bitデータバス32Bit CPU3兄弟が一般的。
II以降のPentiumと区別するために無印Pentium以前の型をClassic Pentiumなどと呼ぶこともある。

Pentiumの型番名称は本来なら80586となるはずだったのだが、米国では数字とアルファベットの組み合わせは商標登録ができず、他社互換品との差別化や、マーケティング上も印象が弱いなどの理由で“5”を意味するPentaから造語された名称。
ちなみにPentiumの型番はP5x、PentiumII以降の型番はP6xなのでいつまでもペンタでもないだろーに、と思うのは私だけか?
1995中盤まではPentium CPUは価格も高く、一般にはその性能を生かしきる環境も整っていなかったため、高速処理を必要とする分野や一部のマニアのものだった。しかし、基本性能の高いコンピュータを要求するWindows95が売れ、コンピュータそのものの出荷量も増えたことから量産効果でPentiumも一気に価格が下がり、Windows95発売以来約半年でPentium以前のCPU、さらにWindows98以降からはClassic Pentiumを搭載したPCすら店頭で見ることすら珍しくなり、現在ではPentiumは既に入手すら出来ない。
ちなみに最初のPentiumの動作周波数は60MHz、現在のPentium!!!は600MHzを超えようとしており、2000年には1GHz級のCPUが主流になることが予想される。
そんなに急いでどこ行くの?

UNIXインテルWindowsについて ☆Windowsについて2 ☆CPU ☆互換AMD

[J]

JPG,JPEG (jpg|jpeg:じぇいぺぐ)

Joint Photographic Experts Groupe :ISO
wwwではGIFと共に画像フォーマットの標準になっている。
最大256色表示でイラストやロゴに向くGIFに対し、JPGは自然色を表現できるので主に写真表示に使われる。
一般的常識では「デジタルデータは劣化しない」と思われているが、
少なくともこのJPGは保存を繰り返すと目に見えて劣化してゆく。
保存時にデータ圧縮を行うことが原因だが、圧縮には可逆圧縮と非可逆圧縮があり…、あ〜面倒な話はやめにしよう。
早い話が、JPGのデータを加工、複数回保存しなければならないときは別の非圧縮型フルカラーフォーマット(一般的にはBMPを使う場合が多い)に変換してから行うのが賢明なのである。

BMPBitmap圧縮 ☆画像GIF

[K]

K ☆ (kiro:きろ)

T出版の平成8年版システムアドミニストレータ用語集という本を読んでいたら…
*******
K(キロ)kirobyte
数の単位で1,000を表す。現在ではプログラムの行数を表すときに使われることが多い。
一般に体重をあらわすときのkgと同じ。
*******
とあった。
本当の大嘘つきだな。
大文字でKと表記しキロと読ませるとき、1,000を表すkとは区別していると言うのが通説。
Kの場合は×1,000ではなく、べき乗なので正しくは1,024、1KByteは1024Byteとなる。
西暦2000年問題を英語圏ではy2k(Year2kiro)と表記することがあるが、この場合も正しくは小文字のkが使われる。
(ちなみに中国語では「千年蟲」と言う)

大体、「プログラムの行数を表すときに使われる」なんて、10数年コンピュータに関わっているけど初耳だぞ。

コンピュータヲタク同士などでは…

「このパーツいくらした?」「廉かったよ5K円」

などという会話が交わされることがあるが、この5000円に関しては、スラングなのでどうでも良い。
ミュージシャン同士が「本日のギャラ、ツェー(C)万ゲー(G)千(15,000円)」等と言うのと同様に狭いムラ意識の現われなんだな、きっと。

M ☆西暦2000年問題 ☆G ☆キロ

[L]

LAN ☆ (lan:らん)

Local Area Network

 同一フロア,同一のビルないしは近隣のビル内などにあるコンピュータ同士を,Ethernetなどの比較的高速なデータ転送能力を持つ方法で接続したネットワーク.
《ASCHII Grossary Helpより》

ランNICネットワーク ☆
LCD ☆ (lcd:えるしーでぃー)
Liquid Cristal Display
日本語で言えば液晶画面。
液晶画面ディスプレイなんていう人もいるが、なんだか重箱クサイ。

LCDのサイズ表記はCRTと違って表示実効部分なので同じ表示面積を持つディスプレイの場合、表記数字はLCDの方が小さくなる。
LCDの15インチ表示がほぼCRTの17インチに相当する。
(要するにCRTはガワの額縁に隠れた部分も寸法に入れているのだ)

LCDはまだまだ高価だが、CRTと比較して

設置スペースを食わない(重量も軽い)
目に優しい
放射電磁波が少ない
電力消費が少ない
表示構造の違いでコンピュータ側の出力機能にCRT程重装備なものを要求しない
発熱が少ない(台数が増えれば空調のロスが減る)

など、ユーザーには有利な条件を備えている。
ただし、画面追従速度はCRTに及ばず、色彩再現性もCRTより劣るので、高速表示が必要な三次元アクションゲームや色彩が重要なフォトレタッチ(写真修正)等の用途にはあまり向かない。

場所を取らない、電気を食わない、発熱が少ないなどの特性から、用途としてはゲームをあまりしない一般家庭の情報端末や通常業務に大量のクライアントを必要とする企業・法人などに向いているのではないかと思う。

LCDにはイカ墨(正しくは肝油)から作られるものもある。
将来はイカの漁獲量によってコンピュータの相場が…そんな訳ゃない。
…と思うけど、事実は小説よりも奇だからなぁ。

(感温性液晶は本当にイカが原料である。どうだ、冗談ばっかりじゃないぞ)

CRT ☆ディスプレイ解像度ビデオカードエルシーディー
LED (led:えるいーでぃー)
Light Emitting Diode
日本語では発光ダイオード。
電気信号を光に変換するもの。
光通信などにも使われるが、一般に馴染み深いのはパソコンの電源やHDDの動作ランプ、家電のパイロットランプなど。
赤や橙、黄色や黄緑や稀に青いものなどがある。
豆電球などよりずっと低電圧で動作し、寿命も長く、かつ価格も廉いために広く使われる。
赤や黄緑等が多いのは識別の都合ではなく、単に青などよりも単価が安いからに過ぎない。


テンキーエルイーディー
LHA (lha:えるえいちえー)
ファイルの圧縮展開をするためのプログラムで、ネット上ではアメリカのZIPと人気を二分する、日本が誇るフリーウェア。
DOSのプログラムであるが、Windows用にも改作されて流通している。
通常、ネット上で流通するデータやソフトウェアは通信時間の短縮や配布メディアの節約などの理由で圧縮されている場合が多い。
ファイル圧縮/展開ソフトはネットワーク生活を送る上では必需品とも言える。


ZIP解凍オンラインソフト展開フリーウェアアーカイブエルエッチエー圧縮 ☆

[M]

MO (mo:えむおー)

Motto Ookii Disk
じゃ無いぞ。
正しくは
Magneto-Optical Disk
日本語では光磁気ディスクと呼ばれることもある。
(普通はMOだね。フロッピーを磁気ディスクなんて、もはや誰も呼ばない)
主流は3.5’のもので外形寸法はフロッピーとほぼ同じで厚みがある。

128MBから始まって230、640と容量増大して現在は1.3GBのものが市販されている。
確かにこれからも「もっと大きく」なりそうではある。
Windowsでは取り外し可能(リムーバブル)なHDDとして認識利用される場合が多い。

HDD ☆エムオー
MS-IME (ms-ime:えむえすあいむ)
MS Windowsに付録でついてくるカナ漢字変換システム。
あまり頭が良いとは思えないが、ただなので、とりあえず使っている人も多い。
デフォルトで常にツールバーがデスクトップに表示されているのはうざったい。

IMEATOKDefaultカナ漢字変換システムIME-2000
M ☆ (mega:めが)
T出版の平成8年版システムアドミニストレータ用語集という本を読んでいたら…
*******
M(メガ)megabyte
数の単位で1,000、000を表す。現在はメモリの量やディスクの容量を表すときに使用されることが多い。
*******
とあった。
実に大嘘つきだな。
コンピュータの数値の場合は×1,000ではなく、べき乗なので正しくは1,024、1MByteは1024KByteとなる。
但し、HDDの項にも書いたが、HDDメーカーはほとんどの場合製品容量を×1000で表記するので、購入したHDDを自分のマシンに装着して容量を確認すると必ず表記容量よりも少ない。
汚い奴だなぁ。しかし、いまだかつて不当表示で訴えを起こした人物はいない。

HDD ☆G ☆メガK ☆

[N]

NIC (nic:にっく)

NetworkInterfaceCard
コンピュータに装着してネットワークに接続する機能を拡張するための基盤。
拡張カード、拡張ボードと呼ばれるものの一種。

NOSラン拡張ネットワーク ☆LAN ☆DEVICE ☆ニック
NOS (nos:のす)
NetworkOperationSystem
ネットワークに対応したOS
(そのまんま)

OS ☆UNIXNICネットワーク ☆ノスWindows ☆

[O]

OS ☆ (os:おーえす)

oparation systemの略。
コンピュータの基本的動作部分をつかさどるソフトウェア。
基本ソフトなどと呼ばれることもある。
代表的なものとしては旧世代のMicrosoft Disk Opalation system(MS-DOS)、現在主流となったMicrosoft Windows、根強いファンを持つMachintosh OS(Mac-OS)、インターネットでは本流のUNIX一派、影が薄いが国産Toron、新顔のBe-OSなどがある。

 コンピュータ、ソフトなければただの箱。と昔から言われている。しかし、一般に言うソフト、ワープロや表計算等以前にコンピュータは、キーボードの特定のキーを押した、とか、ディスプレイ(CRTとも、テレビですな)に必要な情報を表示する、フロッピーやハードディスク等の外部記憶装置がが接続されていることを認識し、今作ったデータを保管する、あるいは前に保管したデータを読み出する等と言った基本的な動作さえ、何等かのプログラムがあらかじめ実行されていない限り出来ない。そうした基本的な動作が機能して初めてその上で作業に必要なソフト、ワープロや表計算など(アプリケーションと称する)を動かすことが出来る。
 人間とアプリケーションが仕事を行う前段階の、コンピュータとアプリケーションとの基本的な仲介を役割とする物がOSと呼ばれる基本的なソフトである。
 かつて一世を風靡した“BASIC”はプログラム記述用の言語でありながら一部OSの機能も持っていたためにOSと言うものが非常に解りにくい存在となった。
 BASIC以後登場したMS-DOSは独立したオペレーションシステムとして普及したが、解りづらさではBASICと大差なかった。 Windowsは、一部のユーザーやパソコンマニア以外の一般の人にも解りやすく誰にでも使えると言う目的で作られたが、発表された当時標準的だった16BItのパソコンには荷が重すぎて快適な環境とは程遠かった。ちなみに現在一般的である32BitのCPUは、当時主流だった16BitCPUであるIntel 80286の200〜1000倍以上の実効速度と処理能力を持っている。

CUIGUIUNIXWindowsについて ☆Windowsについて2 ☆WWW ☆インストール ☆インターフェイス ☆オーエス ☆デスクトップ ☆マルチタスク ☆HTML ☆NOSネットワーク ☆ブートソフトウェア ☆アプリケーション ☆カスタマイズBIOSIBM互換機スタンドアロン ☆オペレーションシステム ☆Windows ☆デバイス ☆DOS

[P]

PDF (pdf:ぴーでぃーえふ)

Portable Document Format :Adobe System
異なるコンピュータ環境で編集レイアウトなども含めた文書交換をするために作られた。
アプリケーションのAcrobatは超高級高機能グラフィックソフトのPhotoShop等をリリースしているAdobe社の製品である。
閲覧機能だけの製品はインターネット上で無料配布されている。
省庁の公表データ類などもPDFで提供されるようになってきており、現在ではこれもネットワーカーの必需品に近くなっている。
見るだけはただだが、情報を提供しようとすると編集機能のある製品版を購入しなければならない。

ピーディーエフ
PostPet (postpet:ぽすとぺっと)
ポストペットの項参照

電子メール:送信形式ポストペット

[Q]

Quick Time (quick time:くいっくたいむ)

Apple社のマルチメディア製作表示用ソフト。
画像、ムービー、音楽などに幅広く対応する。
元はマッキントッシュ用だったが、現在はWindows用も広く流通している。
最近のソフトに多いパターンで、対応フォーマットで作られたデータを閲覧するだけの機能を持ったアプリケーションは無料で配布される。
データを作成したいユーザーだけが編集機能付きの上位有料版を購入する。

クイックタイム

[R]

RAM ☆ (ram:らむ)

羊の肉…ごめん!
一斉を風靡した虎皮のビキニを着た鬼(雷?)娘…更にごめん!!ヲタクだ。
(最近の若い人には分からんジョークだな)

正しくは、
Random Access Memory
読み書きが自由に出来るメモリ。
コンピュータ内部にはメインメモリ、キャッシュメモリ、ビデオメモリ…等々RAMが山のように積まれている。
かつてはコンピュータ内部でROMに次いでもっとも速度の速いセクションだったが、最近ではCPUが超高速になったため、逆にRAMがCPUの足手まといになってしまうケースすら出てきた。

マニアメモリキャッシュROM ☆ラム
ReBoot (reboot:りぶーと)
再起動の項参照

再起動リブート
ROM ☆ (rom:ろむ)
Read Only Memory
読み出し専用のメモリ。
変更を必要としない情報をあらかじめ書き込んでおくための場所に使う。

「1行誤記述抹消(柴山秀樹)」

最近はFlash ROMなどと言う書き換え可能なROM???も多くなっているので訳が分からん。
Flash ROMは一般にはコンピュータや周辺機器の最基本動作を制御する部分に使われる。
書き換え可能なROMが有利なのは、基本的にはROMなので、ことさらに意図的操作を行わない限りデータの書き換えは行われない。しかし、機器や技術の改良で基本動作に修正を加えたい場合、完璧なROMでは不可能だが、Flash ROMなら内容の書き換えによって対応が可能になるということ。
(Flash ROMの書き換えは誤操作による破壊の危険を伴う上に、かなり面倒な作業である。心臓に悪いので出来れば行いたくない)

かつて、パソコン通信の時代、現在ではニュースグループやメーリングリストなどで、もっぱら読むだけでまったく発言しない人を
Read Only Member
と呼んで、はっきり言って「嫌う」!

RAM ☆BIOSCD-ROM ☆ロム

[S]

Special Thanks (special thanks:すぺっしゃるさんくす)

浜田山Paseo
柴山秀樹
津守美弘

浜田山Paseo02.協力者
System ☆ (system:しすてむ)
前後の文脈によっていい加減に意味が異なる厄介な用語。
ネットワークなど大掛かりなコンピュータの集団を指す場合もあるし、コンピュータ単体を指す場合もある。OSを指すこともあれば、人間を指してシステムさんなどという場合もある。この場合は管理者を指している。

システム

[T]

TCP/IP (tcp/ip:てぃーしーぴーあいぴー)

Transmission Control Protocol/Internet Protocol

 米国防総省の資金援助によるネットワークプロジェクトDARPANET(DefenseAdvanced Research Project Agency Network)で開発されたネットワークプロトコル.'80年代のはじめにUNIX 4.2BSDで実装されてから急速に普及が進んだ.Internetの標準プロトコルであり,現在最も普及しているプロトコル.
 ネットワーク層プロトコルはIPで,トランスポート層プロトコルはTCP(Transmission Control Protocol)とUDP(User Datagram)の2つ.
 TCP/IPプロトコルに関する規格書や運用技術情報などは,すべてRFC(Request for Comments)という文書にして配布されている.
《ASCII Glossary Helpより》

う〜む。やっぱりめんどくさくて解りにくい。
要するにインターネットに接続するときの基本的な約束だと思ってもらえれば間違いないだろう。
コンピュータ間の連絡に必要なprotocol(国際的な交際におけるエチケット、外交儀礼)つまりは書式のようなものである。
コンピュータ技術ではプロトコルと言う概念がたくさん出てくる。そのうちの一つ。

〔この項:松崎氏よりのリクエスト〕

インターネット ☆FTPhttpURL ☆
True Type (true type:とぅるーたいぷ)
昔のコンピュータの文字は点々で構成され、よく見ると縁がガタガタでした。
最近のコンピュータでは画面表示も印刷文字も縁が滑らかなものを使うことが出来ます。
これらをトゥルータイプフオント、別名アウトラインフォントと言います。

トゥルータイプアウトラインフォントフォント ☆

[U]

UNIX (unix:ゆにっくす)

UNIX(ゆにっくす)

 '69年に,米AT&T Bell Laboratories(以下Bell研)のDennis Ritchie,Ken Thompsonの2人によって開発および研究が開始されたオペレーティングシステム.当初は,米DEC社(Digital Equipment Corp.)のミニコンであるPDP-7(後にPDP-11)上にアセンブラ言語で構築された.'70年代に入ってから,OS自体が,Ritchieによって開発されたC言語を用いて書き直され,また,Bell研がUNIXを安価にライセンスし始めたため,大学や研究機関を中心に広く普及していった.'83年からは(AT&TのUNIXとしては初めての)正式な製品となる「System V」がリリースされ,これが今日の商業ベースで実装されているほとんどのUNIXシステムのベースとなっている. また,University of California at Berkeley(カリフォルニア大学バークレイ校)では,オリジナルUNIXから派生した「BSD版UNIX」が作成され,ここから「csh」や「vi」などの,今日ポピュラーとなっているコマンドが生まれた.一方,System V系UNIXでは,'90年に開発がBell研からUNIX System Laboratories(USL)に移管されたが,そのUSLは'93年に米Novell, Inc.に買収された.のちにNovellは,UNIXの商標権をX.Openに譲渡したため,現在「UNIX」という商標はX/Openによって管理されている.

 UNIXの特徴としては,@高級言語であるC言語によってシステムが記述されており,ポータビリティ(移植のしやすさ)が高い,Aマルチユーザー環境およびプリエンプティブなマルチタスク環境を提供,Bユーザーが対話的にシステムの機能を利用できるシェルを装備するとともに,単機能コマンドを組み合わせることでより複雑な機能を実現できるパイプ機能を実装,C異なるデバイスに対しても,単純で一貫したインターフェイスを提供,Dファイル形式がバイトストリームとして一貫しており,アプリケーションプログラムの作成が容易,E構造の単純な階層型ファイルシステムを採用し,インプリメントおよびメンテナンスが容易――などが挙げられる. なお,UNIXという名前には,それ以前にBell研がMIT(Massachusetts Institute of Technology:マサチューセッツ工科大学),GE(General Electric,Co.)らと共同開発していた「MULTICS」という名前のOSが,そのあまりにも膨大な仕様によってついに実用にならなかったことに対するアンチテーゼ(「Multi」=「多」に対する「Uni」=「単一」)の意味が込められている(UNIXと命名したのは,awkなどの開発者などで著名なBrian Kernighanだといわれている).また,商業UNIXシステムとしては,米Sun Microsystems, Inc.の「Solaris」,米IBM Corp.の「AIX」,SCOの「UnixWare」などがある.
《ASCHII Grossary Helpより》

PC UNIX

 パーソナルコンピュータ,特にIBM PC(互換機)で動作するUNIXの総称.BSD系UNIXのように,ワークステーションなどで使われていたUNIXをポーティングしたものもあれば,Linuxのように,最初からPCをターゲットに作成されたものもある.また,LinuxやFreeBSD,NetBSDのようにライセンスフリーのUNIX互換OSと,SCO UNIX,Solarisのような商用UNIX(UNIXの正式なライセンスが存在するもの)の両方を指している.
《ASCHII Grossary Helpより》

UNIXユニックスOS ☆WWW ☆NOSネットワーク ☆IBM互換機オペレーションシステム ☆IntelX-Windows System
URL ☆ (url:ゆーあーるえる)
Uniform Resource Location
データのありかを住所のように簡単にたどれるように統一規格にした表記法。

http://www.tokyobunka.ac.jp/index.html

のように記述する。
ちなみに最初のhttpはhyper Text Transfer Protocolの略で、ハイパーテキストを転送する決まりごと、といった意味。
そのあとの“/”(スラッシュ)はデレクトリをあらわす。
スラッシュはUNIXのデレクトリ記号で、MS-DOS/Windows(英語版)ではバックスラッシュ(日本語モードで動く日本語キーボードでは入力できない:英語モードで使えば日本語キーボードでも入力可能)を使う。
MS-DOS(日本語版)とその流れを汲む日本語Windowsでは“\”を使うが、これは文字コードの問題であり、日本語キーボードから入力される\と英語でのバックスラッシュとはコンピュータから見れば同じものである。
http:の後にスラッシュが二つあるのは自分以外のコンピュータを意味する。

上の例では

「http:と言う約束事を使って、インターネット上でwwwサービスを行っているtokyobunka.ac.jpと言うサーバーの中のwwwサービスデレクトリの最上層にあるindex.htmlと言うファイルを探す」

と言う意味になる。
ファイル名になにも指定しないと自動的にindex.htmあるいはindex.htmlを探すので、通常このファイル名部分は省略されることが多い。
実際には

http://www.tokyobunka.ac.jp/

で用は足りる。

言葉でURLを伝える場合には

「えいちてぃてぃぴぃ ころん すらっしゅ すらっしゅ どっと とうきょうぶんか どっと〜以下略」

等と言うが、この「ピリオド」を「ドット」と言う表現はUNIXからきたものである。
MS-DOSが主流派を占めていたインターネット以前の時代には「ドット」等と言う小ジャレた言い回しは無かったなぁ。

ちなみに、日本語Windowsなどのネットワーク内でほかのマシンを見るときの位置指定は

\\hokano\c:\data

となる。
(この場合“hokano”と言う名前のマシンのc:ドライブのdataと言うデレクトリを見ようとしている)

ユーア−ルエルWWW ☆ハイパーテキスト ☆HTML ☆ワールドワイドウェブホームページWeb ☆FTPhttpデレクトリ ☆TCP/IP

[W]

Web ☆ (web:うぇぶ)

Web
一般に“ホームページ”と呼ばれるものと同意で使われることが多い。
元の言葉の意味から言ったら、クモの巣、とか水かきだから既に意味が良くわからなくなっている。

Webページ
Web page

WWW(World Wide Web)サーバ上に作成された1つのページ。
WWWブラウザでは、このWebページを1つの表示単位とする。

WWW ☆HTML ☆ブラウザ ☆ワールドワイドウェブホームページウェブ ☆ActiveXURL ☆
Windows ☆ (windows:うぃんどうず)

この“道標”では“Windows”と記述した場合は、特に断りのない場合、東京文化のほとんどのクライアントで利用される“MS-Windows”を指します。


Windowsの一番大きな特徴は、GUIとマルチタスクです。 GUIは画面に表示された目的を指示し作業を行う方法です。
代表的CUIのインターフェイスであるMS-DOSでは、例えばワープロの一太郎を起動するためには画面上のプロンプトと呼ばれる“A:>”等の表示の後に“JXW”といったアルファベットの呪文をタイプし、一太郎が起動したら、今度は“ファイル読み込み”を指示し、目的の文書を探して読み込んで初めて作業が開始されました。
GUIを使用するWindowsの場合は画面上の一太郎のマーク(アイコン)をマウスで指定すれば一太郎が起動しますし、逆にこれから編集する文書そのものを指定すれば、その文書を作成したソフトがデータを読み込んだ状態で起動し、すぐに作業が開始出来る状態になります。GUI環境のWindowsでの考え方としては、「ソフトを使う」のではなく、「作業をすることが優先」になる後者の方法の方がよりWindowsらしい使用方法と言う事になります。

マルチタスクとは、同時に複数の処理を並行して行うことが出来るしくみです。
かつてのシングルタスクの代表であるMS-DOSでPCを使っていたときは、例えば、表計算(Lotus等)でデータを作って、その一部をワープロ(一太郎等)で利用したいと言うときは…

現在使用中の表計算のソフトでワープロから読み込み可能な形式にデータを保存し終了、あるいは表計算の保存形式でデータ保存して終了してからその他の手段を用いてワープロで読み込み可能な形式のデータに変換、改めてワープロを起動して保存済みのデータを読み込み、加工する。

…と言った複雑な手続きが必要でした。

マルチタスクのWindowsなら使用中の表計算は画面に表示したままで同時にワープロを起動し、表計算から必要な部分だけをマウスで指定してワープロの画面に張り付けるだけで仕事が済んでしまいます。更に同時に地図ソフトを立ちあげて同様に必要部分をコピーし、ワープロに貼りつけて地図付きの案内書を作るなどという作業も可能です。
また、Windows95/98/NTの大きな特徴としては、標準でネットワーク機能が搭載されていると言うことが挙げられます。
 ネットワーク上にあるPC同士はデータやプログラム、あるいはプリンタ等の周辺機器まで“共有”することが出来、同じ目的を持つユーザー同士の連絡や会議、プロジェクトグループ全体のスケジュール管理などにも利用でき、より効率的な作業が実現できます。
 ただし、共有はあくまでも相手があるので、共有資産の利用に関しては常に注意を払って他の利用者に影響が出ないよう心掛ける必要があります。
更に、孤立(スタンドアロン)した1台のコンピュータを使っていたときとは、完全に概念を変えて扱わないと、意図しない機密の漏洩や大きな情報損失事故などにつながる恐れもあるので注意が必要です。

CUIGUIOS ☆Windowsについて ☆Windowsについて2 ☆アプリケーションの起動 ☆インターフェイス ☆ウィンドウズ ☆お仕事の終わりに ☆マルチタスク ☆NOSしてはいけないこと1 ☆ネットワーク ☆スタンドアロン ☆オペレーションシステム ☆X-Windows System
Windowsについて2 ☆ (windows:うぃんどうずについて2)
Windows95発売時のお祭り騒ぎ、覚えていますか?

たかがパソコンの基本ソフトの改訂で世界を巻き込む騒ぎになった理由

現在のPCの普及はIBM互換機の完全独占状態で、一説では世界中のPCの9割はIBM互換機で占められ、Apple社のMacintoshが1割を切り、残りはその他の一般にはあまり馴染みのない機種といわれています。
(違う数値もありますが、まぁ、統計なんてそんなモンです)

IBM互換機は基本的にはCPUにIntel社製x86系または他社の互換品を使用し、OSには大多数がMicrosoft社製を使用するコンピュータです。MS-WindowsもIntel製x86系または互換のCPUを動かす前提で設計されています。(WindowsNTに関しては他の超高性能CPUでも使用可能です)

今では滅亡してしまいましたが、日本国内では、かつては9割以上,
Windows95発売当時は5割程度の大きなシェアを持っていたPC-9800シリーズ等もIntel製または互換CPUを搭載し、95年当時の機種はWindowsを動かすことを前提とした機械だったので、パーソナルコンピュータを使う上では、IBMだNECだ、あるいは富士通だという以前に、MacintoshかWindowsかという完全二者択一であるのが普通の人にとっては現状になっていたのです。
Windowsを使う場合においてはIBM互換機もNECのPC9800も、キーボードの配置が一部多少違うなどの些細な問題以外、その機種の違いを意識する必要はほとんどありません。好みと値段だけで選んでも問題はないと言うわけです。
NECは現在ではPC9800規格を捨て、完全にIBM互換機にシフトしてしまいました。
性能・機能的には88年製のMacintoshと比較される程度のOSであるWindows95が世界的大騒ぎの原因になったのはこうしたマーケットシェアという背景があるからなのです。

前述の通り、IBM互換機は一説によれば全世界で9割を越えるシェアを持っています。つまり、世界中のPCは殆どがIntel社とMicrosoft社に依存して動いているという訳なのです。「世界は独裁者Win-Tel(Windows=MicrosoftとIntel)帝国に支配されている」などという人もいるくらいです。
現在のWindowsはまだまだ発展途上で、性能や使い勝手の点からも決して最良といえる物ではなく、飛躍的に性能向上したPCの機構的機能を完全に使いこなせる道具でもありません。しかし、圧倒的シェアのおかげで、どこへ行ってもどの機械でも、それが元祖IBMであろうとCompaq、富士通、NECでも全く同じ操作性で目的の作業ができるのはユーザーにとってはありがたいことです。
しかし、政治経済にさえ大きな影響を与える情報処理系の基本根幹的部分が、たかだか米国本拠の2つの企業に世界規模で独占されているというのは全ての面において好ましくない、と言うのも紛れもない事実ではあります。

ちなみに次のウィンドウズは95/98系とNT系の融合が進められ(と言うよりもNT系の内部構造に統合されてゆく)名称もWindows2000となる予定です。

OS ☆Windowsについて ☆ウィンドウズ ☆IBM互換機オペレーションシステム ☆IntelWindows ☆
Windowsについて ☆ (windows:うぃんどうずについて)
MS-Windowsは米国Microsoft社が販売するOSと呼ばれるプログラムの一種です。現在は一般ユーザー向けではWindows95/98と呼ばれる物が主流となっています。
 メーカーは公表していませんが、Windows95は内部バージョンとしてはWindows Version 4.00、前作のWindows Version 3.1を大幅に改作した後継仕様にあたります。更にそれを改良したものがWindows98です。

 Windows95は発売予定がかなり遅れ、「1995年内に発売されなかったら名前がWindows96に変わるのだろうか」などと噂されましたが、Windows95日本語版はからくも1995年11月(オリジナルの英語版は8月)に発売され、発売前後の喧噪は世界的規模の社会現象とまでなりました。ちなみにWindows95発売前から、次のWindowsはWindows97になると言うのはマニア間では確定情報として認識されていましたが、案の定と言うかやっぱりと言うか、結局発売は大幅に遅れ、Windows98となりました。

95でやっとMacintoshに追いついた、とかWindows95はMac88、等と悪口を言われたWindowsにも既にかなりの歴史があります。
Macintoshを別とすると、Windows以前のPC(Personal-Computer)はMS-DOSを代表とする殺風景ともいえる文字のみの画面で、ユーザーはアルファベットの組み合わせの命令(コマンド)を覚えて、いちいちキーボードから入力しないと仕事が始められませんでした。(CUI)

Apple社が製品化したMacintoshは画面上の絵文字(アイコン)をマウスでクリックしたりドラッグしたりすることでキーボードから命令をタイプしなくてもコンピュータが操作できる画期的な物(GUI)でした。
更にMacintoshにはその他のコンピュータではまだまだ実用的でなかった音楽や美術のための環境が揃っていました。

趣味、芸術の世界では完全にMacintoshに後れをとった形になりましたが、事務機としては既に世界標準であったIBM互換機と日本国内では圧倒的シェアを誇っていたNECのPC9800シリーズでもMacintoshに遅れること数年、Microsoftから最初のWindowsが開発されました。
しかし、初期製品ではWindowsそのものもまだまだ未熟であり、また当時の機械の性能(OS、Intelの項参照)ではせっかくのGUI環境を生かし切れずに話題にはなりませんでした。

ところがここ数年、コンピュータの性能が飛躍的に向上し、価格も(かつてから比べると)考えられないほど安価になっていたと言う順風に乗ってWindowsも順調に進化し、使い勝手も向上し、今では事務分野はもちろん、趣味、芸術の世界でもMacintoshを完全に押さえて普及しました。

現在Windowsには二つの流れがあり、一つが一般事務や個人ユーザーの趣味用のWindows95/98、もう一つが強力なネットワークが必要な企業ユーザーや上級ユーザー向けのWindowsNTです。WindowsNTは堅牢かつ高性能な優れたOSですが、高価なのとまったく同じ風貌にかかわらず、Windows95/98とは内部的にまったく異なり、設定などが難解なのが難点です。
Windows95/98は、旧世代Windows3.1のソフトでも支障無く動作するものが多く、更にシェアも大きく、専用ソフトも続々開発されているので一般的には一番便利であると言うことになります。
ただし、この下位互換を確保したために内部的には問題を抱えており、決して信頼性が高いとは言いがたいのも事実です。

1995年までの一般向けのWindowsだった3.1にはネットワーク機能が標準で搭載されていなかったために、企業で効率的運用をしたい場合は強力なネットワーク機能を持つWindowsNTを全体に導入するか、その他のNetware等追加ソフトを導入する、あるいはUNIXを使うしか方法はありませんでした。
Windows95/98には標準でネットワーク機能が装備され、ソフト的には他に何も追加することなくネットワークが構築でき、更に上位のWindowsNTやそれ以外の以前から存在するネットワークや異機種にも接続することができるようになりました。
インターネットへの接続も極めて簡単になり、これが引き金となって現在のインターネットブームが巻き起こったわけです。

CUIGUIOS ☆Windowsについて2 ☆ウィンドウズ ☆クリック ☆ドラッグ ☆マウス ☆ネットワーク ☆オペレーションシステム ☆IntelWindows ☆
Word (word:わーど)
MicroSoft社のワープロソフト。
国産の雄、一太郎と勢力を二分する。
元々が外人なので、こと日本語の文書(文章ではない、あくまでも)を作成するのであれば一太郎のほうがまだ若干、分があるようだ。
英文を作成するなら間違いなく、Wordの方が使いやすいが、単語を入力するたびにいちいちスペルチェックをしてくれて文句を言うのが非常にうっとおしい。(大きなお世話だ!どうせ英語力ない!)
もちろん設定変更すればスペルチェックをしないようにも出来る。
動作の土台となるWindowsと同じメーカー製なので、操作性が統一されていると言う部分では一太郎よりも優れている。
但し、一太郎はDOS時代からの永い愛用者も多いので、一太郎独特の操作性が好みである場合はその限りではない。

一太郎ワード
WWW ☆ (www:わーるどわいどうぇぶ)
World Wide Web

 欧州核物理学研究所(European Center for Nuclear Research.CERN)で開発されたドキュメントシステム.ドキュメント中に他のドキュメントへのジャンプコマンドを埋め込むことができる.このジャンプコマンドとしては,URL(Uniform Resource Locator)を使用し,Internetに参加している世界中のWWWサーバのどのドキュメントにもジャンプすることができる.

 WWWでドキュメントを提供するシステムはWWWサーバと呼ばれる(これに対し,クライアント側でWWWサーバのドキュメントをブラウズするソフトウェアはWWWクライアントと呼ばれる).ドキュメントの記述には,HTML(HyperText Markup Language)と呼ばれるマークアップ言語を使用する.あるHTML文書と他のHTML文書をリンクするには,リンク先のURLを文書中の文字列とともに記述する.WWWのドキュメントとしては,文字はもちろんのこと,静止画(GIFファイルなど)や音声,動画など,あらゆるデータを提供することが可能である.

 HTML文書の解釈はブラウザ(WWWクライアント)によって行なわれ,HTML文書中に記述されたタグに基づいて表示がなされる.たとえば見出し文字の太さや大きさは,見出し行のレベルという形でタグ中に記述される.見出し行のレベルをどのように解釈して表示するかは,ブラウザに任されている.したがってブラウザが異なれば,表示も異なる可能性がある.
《ASCHII Grossary Helpより》

以下:石井の説明

一般に“インターネットのホームページ”といわれるもの。
世界全域をくもの巣のように覆い尽くす、という事だろうか。
一昔前ならホラ吹き男爵である。

ホームページはインターネット上のアプリケーションで実現される結果のひとつであって、この“インターネットのホームページ”という言い方は正しくは「なんか変」なのである。
昔、物知りに聞いたところ、「『TVのプロレス中継の中の力道山が使う空手チョップ』はおかしくないが、『TVの空手チョップ』は変だろ?それと同じ程度の表現だな」とのことだった。

電子メール:秘匿性UNIXOS ☆ハイパーテキスト ☆ブラウザ ☆メーラー ☆HTML ☆ワールドワイドウェブホームページダウンロード ☆ウェブ ☆著作権ActiveXURL ☆Web ☆httpインターネット ☆

[X]

X-Windows System (x-windows system:えっくすうぃんどうずしすてむ)

UNIX上で動くマルチタスクマルチウインドウシステム。
これは堅牢、鬼の様に綿密、しかし、ちょっと敷居が高い。
画面にたくさんの窓を開くシステムはMS-WindowsやMAC-OSだけじゃないのだ。

UNIXマルチタスク ☆エックスウィンドウズシステムWindows ☆

[Y]

y2k (y two k:わいつーけー)

西暦2000年問題の項参照

西暦2000年問題 ☆ワイツーケー

[Z]

ZIP (zip:じっぷ)

1.インターネットで、というよりAT互換機の環境でよく用いられるファイル圧縮の方式。または圧縮/解凍を行うプログラムの名称。

2.アイオメガ社が販売する大容量フロッピーディスクの名称。
100MB、250MB容量、インターフェイスにはATAPI、SCSI、パラレルなどがある。
但し、従来型のフロッピーディスクとの互換は全くない。

ZIPLHA解凍シェアウェアオンラインソフト展開フリーウェアアーカイブジップ圧縮 ☆

[あ]

アーカイブ (archive:あーかいぶ)

アーカイブ

アーカイブ(archive)は,「記録保管所」という意味.コンピュータ関連では,複数ファイルをひとつにまとめ,保管することを意味する.

archiver

 複数ファイルをひとつにまとめたり,復元したりするプログラム.このとき単にファイルをまとめるだけでなく,データ圧縮機能を持つものが一般的である.MS-DOS環境での著名なアーカイバソフトウェアとしては,pkzip,LHA(吉崎栄泰氏)などがある.

《ASCHII Grossary Helpより》

LHAZIPオンラインソフト展開解凍圧縮 ☆
アイコン ☆ (icon:あいこん)
あなたの目の前にもきっと並んでいる絵文字の様な、スイッチの様な…
そうそう、それですよ。
あ、フルスクリーンで見ていたら見つからないね。

最大化 ☆フルスクリーン
アイム (ime:あいむ)
IMEの項参照

ATOKFEPIME
アウトラインフォント (out line font:あうとらいんふぉんと)
True Typeの項参照

トゥルータイプTrue Type
アウトルック (outlook:あうとるっく)
マイクロソフト社の配布するフリーウェア。
紛らわしいことにアウトルックとアウトルックエクスプレスという別のプログラムがある。
アウトルックの方はPIM(個人情報管理)であり、エクスプレスのほうは電子メールソフト(メーラー)である。
ところが、PIMであるアウトルックにもメーラー機能がある(ブラウジングも出来る)のでこれがまたややこしい。


電子メール:秘匿性オンラインソフトフリーウェアブラウザ ☆メーラー ☆
圧縮 ☆ (あっしゅく)
押しつぶすこと。(あ、怒らないで…)
コンピュータで扱うデータは押しつぶすことが出来ます。
小さくつぶしておけば保管場所も取らないし、通信で送受するときなども接続時間が短くなります。
ただし、押しつぶしてしまったデータはそのままでは読み書きが出来なくなってしまうので、次に利用するときには元の形に戻さなければ(展開または解凍)なりません。
圧縮には圧縮ソフトと展開(解凍)ソフトが必要ですが、いずれもネットワーク上において無償で配布されています。
Windowsユーザーであれば、zipとlhaを扱える圧縮解凍ソフトを用意しておけばまず困ることはないでしょう。

ZIPLHA解凍オンラインソフト展開フリーウェアBMPアーカイブJPG,JPEG
アップロード ☆ (upload:あっぷろーど)
ほかのコンピュータにデータなどを書き込むこと。

ダウンロード ☆
アプリケーション ☆ (application:あぷりけーしょん)
正しくはApplication softと言うらしい。
OS等を称して言う「基本ソフトウェア」に対して「応用ソフトウェア」等と言う場合もあり、業務処理を行うために開発されるソフトウェアを指す。
ソフトウェア>アプリケーションと言う関係になるが、まぁ、おんなじ様なモノだと解釈しておいてもそう大きな問題は生じない。

OS ☆ソフトウェア ☆
アプリケーションの起動 ☆ (あぷりけーしょんのきどう)
ダブルクリックを使わない方法
スタートボタン
参照

スタートボタン ☆ダブルクリックを使わない方法 ☆Windows ☆
一太郎 (いちたろう)
徳島のジャストシステムが発売するワードプロセッサソフト。
良くも悪くも日本一のソフト。
確かに日本語の文書(あくまでも“文章”ではなく、“文書”)を美麗に作り上げるならこれの右に出るものはまずない。これからも出てくる可能性は低い。
元が外人のWordがいくらがんばったところで、日本人のわびさびは理解できやしない。

が、ただ、一太郎が好きか?と聞かれれば、黙って悲しそうな目をするだけ。
一太郎を使いたいか?と問われればなんとなくうつろな目を虚空に向けるだけ…

Wordエディター
インストール ☆ (install:いんすとーる)
必要な機能をコンピュータに導入すること。
OSやソフトウェア、拡張機器などを増設することも指す。

犯しやすいいい間違え「インストロール」
(トロールじゃ、西欧の小鬼かムーミン…遠洋漁業??)

OS ☆インターフェイス ☆ハードディスク ☆再起動オペレーションシステム ☆
インターネット ☆ (internet:いんたーねっと)
インターネットする。って…
確かに日本語(俗語)言い回しでは“お茶し”たり、“TVし”たりすることもあるが、これらの言い回しはオヤヂが虚勢はって若者ぶる時くらいにした方が良いかもしれない。
紳士淑女然した、良い大人が使うとあまりに語彙の貧困が露見してちょっと恥ずかしい。

そもそもインターネットとはネットワークの形態を、あるいは共通の約束事(TCP/IPと言う決まりがある)でつながれた世界中のコンピュータの集まりを指すものである。
当然の様に、WWWやディスプレイに表示されたブラウザでも、ましてや机の上のパソコンなどを指すものではないことに留意のこと。

昼飯を選ぶときに「丼物にしよう」とは言っても、「丼する」とはフツー言わないよなぁ。
「丼」の中身は牛丼でもカツ丼でも良いわけであって(個人的には天丼が好きだが…この際余り関係ない)、目的はその中身を食べること。決して「丼」そのものは直接の対象ではないもんね。
(ちなみに「丼を食う」という言い回しが決して間違いではないのが日本語の難しくも楽しいところ。外人は驚くわな、ホントに)

高倉健が宣伝しているパソコンが売れ始めた頃、ちょうどインターネットブームの走り。
パソコン店の店頭で「インターネットくれ!」とまるで吉野屋のカウンターでツユダクギョク入りを注文するような調子のオッサンが結構いたそうな。
知り合いのパソコン店員は遠くをふっと見る目つきでそう語ってくれた。
もっとも、こういう、低劣なマスコミに煽られ、熱病に冒されたオッサン達が使いもしないのに沢山パソコンを買ってくれたお陰で量産効果による価格低下が起こり、我々はその恩恵に浴していることを深く深く感謝しなければならない、ホント。(心からそう思う石井であった)


WWW ☆ネットワーク ☆パソコン ☆ブラウザ ☆パソコン通信TCP/IP
インターネットエクスプローラー (internetexplorer:いんたーねっとえくすぷろーらー)
Microsoft社の配布するフリーウェア。
ウェブブラウザ。(IEと略記されることがある)
これ一つでインターネット機能のほとんど(全部ではない)が利用できる。
MS社がパソコンOSのみならずインターネットをも制覇するために送り出した戦略商品。
IEもバージョン2.x辺りまでは性能的にもたいしたものではなく、Netscape社のNetscapeNavigator(NNと略記されることがある。当時は販売されていた)が標準として普及していたが、ただより廉いものは無い。
IE 3.x辺りから、めきめきユーザーを増やし、Windows95の末期からOS機能に融合し、普通のユーザーは何のためらいも無く買うと付いてきてそのまま動くIEを使うという結果になった。
独占禁止法で裁判沙汰になったのは記憶に新しい。

OSと融合してローカル(自分のコンピュータ)とインターネット間がシームレスになったが、基本的に常時接続でない日本の一般ユーザーにとっては意図しないのに「勝手に電話をつながれ」てしまうのははた迷惑としか言い様が無い。
(もちろん、設定で「接続しない」事は可能ではある)

ブラウザ ☆ネットスケープナビゲーター
インターフェイス ☆ (interface:いんたーふぇいす)
コンピュータでインターフェイスといった場合、機械的物理的に装置と装置を接続する部品や端子をいう場合と、人間とソフト間の連絡を取るものを指す場合がある。
前者の場合はPCにプリンタをつなぐケーブルやキーボード等の差し込み口、本体箱の中で基盤とその他の装置がつながれた接続部分等。
後者は、キーボードやマウスそのもの、入力装置等を指す場合と、ソフトを動かす命令語や画面表示のデザイン、画面上での実際の使用方法等を指す場合とがある。
例えば、某ワープロソフトを使っていて語句のコピーの方法が見つからなかったり、通常予測される方法と著しく異なっていたりした場合「このソフトのユーザーインターフェイスはアホでトンマだ」と言うような使い方をする。

CUIGUIOS ☆インストール ☆テレビゲームカスタマイズビデオカードオペレーションシステム ☆Windows ☆
インテル (intel:いんてる)
Intelの項参照

Intel
イントラネット (Intranet:いんとらねっと)
 Internetにアクセスするためのハードウェア/ソフトウェアをそのまま利用して構築された社内の情報システム,またはこうしたシステムを構築すること.

 現在のようにInternetが一般化する以前は,社外の情報アクセスにはInternetを利用するものの,社内は独自のLANという構成が一般的だった.この場合各クライアントは,Internetと社内システムにアクセスするためのハードウェア/ソフトウェアをそれぞれ用意する必要があり,またそれぞれの利用方法を別々に学習しなければならなかった.これに対して,社内の情報システムについても,TCP/IPプロトコルやWWW(World Wide Web)その他のInternetテクノロジーを利用することで,社内/社外の情報アクセスを透過的に行なえるようにする動きが活発化している.これにより,社内のユーザーが社内サーバの情報にアクセスできることはもちろん,社外からもInternetを通じて社内の情報にアクセスできるようになる.このようなシステムをInternetと区別するために「Intranet」(イントラネット)と呼ぶ.

《ASCII Glossary Help より》

ウイルス ☆ (virus:うぃるす)
ウイルスに関してはテキストには(今のところは…)99.9%寄生しないので安心です。
知らない人からもらったメールの添付、あるいはスキルの低い人からのメールの添付、出所不明の記憶媒体(コピーソフトなど)が感染源です。
基本的には人間の性感染症(AIDS等)と同じです。感染しない注意も殆ど同じです。
未知の不特定多数との交際、不道徳な行為等が一番の感染源です。

対策-Step1-

1)知らない人からのメールの添付ファイルは迷わずすぐに廃棄しましょう。
 (もしウィルスでなかったにせよ,知らない人が役に立つバイナリをくれることがそもそもおかしい)
2)知り合いでもスキルの低い人は知らないで感染ファイルを転送することがあります。
 コンピュータ以外の手段で内容が確認できるまでは隔離しましょう。
3)出所不明の違法コピーには手を出さないようにしましょう。
4)信頼できるサイト以外からバイナリファイルをダウンロードしないようにしましょう。
5)俗に言う「実行ファイル(*.comや*.exe等)」以外でも一太郎やワードエクセルのデータ等にもウィルスは仕込めるので気をつけましょう。

対策-Step2-

市販の監視ソフト、予防接種ソフト、消毒隔離処理ソフト(たいていはワンパッケージになっている)などを使うのがいちばん簡単です。
ウィルス対策だけのものや、システム全体のチェックや監視をするものなどいろいろあります。
金額は数千円〜1万円台です。
但し、これらは常駐監視させないと意味がないのでマシンにとっては負担になります。
ちなみに私はNortn System Woksという統合ソフトを愛用しています。優秀ですがシステムに対する負荷は高いです。
一般的にウィルス対策ソフトはシステムに対する負荷が高いものが多いのは弱りものです。
Nortnでは単体のアンチウィルス、他に有名なのはウィルスバスターなどでしょうか?
どちらにしてもWebで最新ワクチンを常に提供しているものでないと役に立ちません。

実行 ☆デスクトップ ☆バイナリ ☆ネットワーク ☆スキル
ウィンドウズ ☆ (windows:うぃんどうず)
各Windowsの項参照

Windowsについて ☆Windowsについて2 ☆Windows ☆
ウェブ ☆ (web:うぇぶ)
Webの項参照

WWW ☆Web ☆
エートック (atok:えーとっく)
ATOKの項参照

ATOK
エイチティーエムエル ☆ (html:えいちてぃーえるえむ)
HTMLの項参照

HTML ☆
エイチティティピー (http:えいちてぃてぃぴー)
httpの項参照

http
エックスウィンドウズシステム (x-windows system:えっくすうぃんどうずしすてむ)
X-Windows Systemの項参照

X-Windows System
エディター (editor:えでぃたー)
編集するもの
雑誌、書籍なの編集を生業とする人もエディターというが、この場合はコンピュータ上で使う道具。
元はプログラムのソースファイルを記述したり、設定ファイルを編集したりする目的に使うものだったが、パソコン通信が盛んになったころからテキストデータ中心の使い道であれば重く巨大なワープロを使う必要がないと気づく人が増え始めた。
軽快な操作性と昔ながらのキーボードオペレーションを売りにするものが多く、慣れると、重く巨大で操作性の悪いワープロなどを使う気は全く失せてしまう。
市販品で定評のある機能も価格もワープロ並のものもあるが、オンラインソフトならただ、もしくは数千円で使える。
バイナリが編集できるものなどもある。
ほとんどのエディターは[編集するもの]と呼ばれるだけあり、ワープロなどとは比較にならない強力な編集機能を持っている。
正規表現検索などもその一つであるが、最新版の一太郎が、この正規表現検索に対応したそうで、マニア内ではかなり話題になっている。

オンラインソフトシェアウェアフリーウェア一太郎テキスト ☆バイナリ ☆正規表現
エフティーピー (ftp:えふてぃーぴー)
FTPの項参照

FTP
エムオー (mo:えむおー)
MOの項参照

MO
エルイーディー (led:えるいーでぃー)
LEDの項参照

LED
エルエッチエー (lha:えるえっちえー)
LHAの項参照

LHA
エルシーディー (lcd:えるしーでぃー)
LCDの項参照

LCD ☆
エンハンス (enhance:えんはんす)
Enhanceの項参照

Enhance
オーエス ☆ (os:おーえす)
OSの項参照

OS ☆
お仕事の終わりに ☆ (おしごとのおわりに)
Windows編
作業を終えて機械の電源を落とすときは、変更を加えたデータを保存し、開いていた窓を全て閉じ、それから…

●必ずスタートボタンから“Windowsの終了”を選んで終了させます。

(終わるときにも「スタート」ってのが解せないですが…)

作業の開始 ☆スタートボタン ☆Windows ☆
オフ会 (off line meeting:おふかい)
正しくはオフラインミーティング。
通常、ネット上での付き合いは現実世界とは隔絶したところにあっての面白さもあるのだが、時として同好の士として実際に対面して話がしたいと思うこともある。
「今度みんなでどっかで盛り上がりましょうね。」
オフ会である。
その後、一生の大事な友人が増えることもあれば、ネットワークと疎遠になってしまう場合もある。
仮想と現実の狭間には深くて暗い河があったりする事もあるのだ。


パソコン通信ハンドル
オブジェクト (object:おぶじぇくと)
どうしてこういう言葉を使いたがるかなぁ…?
最近のコンピュータ界では“オブジェクト”という言葉が流行になっていて、なんでもこれで片付けたがる傾向がある。
プログラムの方法や考え方から、更に実際に一般人が使うコンピュータでも、その辺にある何たらカンたらも全てオブジェクトなのだ。
ダブルクリックを使わない方法にあるオブジェクト、この場合は“アイコン”の事を指している。

ダブルクリックを使わない方法 ☆
オペレーションシステム ☆ (Oparation system:おぺれーしょんしすてむ)
OSの項参照

CUIGUIUNIXOS ☆Windowsについて ☆Windowsについて2 ☆インストール ☆インターフェイス ☆マルチタスク ☆HTML ☆ネットワーク ☆カスタマイズIBM互換機スタンドアロン ☆Windows ☆デレクトリ ☆デバイス ☆
オンラインソフト (on-line soft:おんらいんそふと)
原則としてネットワークで配布されるソフトウェア/アプリケーション。
かつてはPDS(Public Domain Soft)なる呼び方をしていたこともあるが、現在ではこのオンラインソフトと言う呼び名が使われる。
パブリックドメインと言う概念はわが国にはないんだそうである。
(法律は疎いのでよくわからない)
オンラインソフトには大きく分けて「フリーウェア」と「シェアウェア」が存在する。
わが国では通信環境、特に通信費が諸外国に比べ高いのでオンラインソフトと言いながら、雑誌付録などで入手するユーザーが多い。
それでも、基本的流通はネットワークと言うことになっているので「オンラインソフト」と呼ぶ。

アウトルックZIPLHAシェアウェアフリーウェアアーカイブ圧縮 ☆ネットワーク ☆著作権03.製作ツールエディター

[か]

階層化 (hiarchical structure:かいそうか)

ハイアラーキー(hiarachy)とも言うらしい。
私ゃアナーキーだったりする。
要するに、


生物--+
+--植物
+--動物--+
(省略)
+--哺乳類--+
+--ヒト

こんな感じです。
解りますぅ?

デレクトリ ☆
解像度 (かいぞうど)
表示や走査範囲のの密度を言う。
プリンタやスキャナ、デジタルカメラなどの性能表記に使われるが、一般に解像度と言った場合、ディスプレイを指すことが多い。
現在のディスプレイは初期値で640×480(ドット又はピクセル:ほぼ同じ意味と理解しても問題ない。NECのPC9800系の初期値は640×400)。
画像の表示は小さな点の集まりで表現され、数値はテンテンの数と理解すると解りやすい。
要するに限られた面積内で表示できるテンテンの大きさを変更して表示できる情報量を変化させられると言うこと。

WindowsやUNIXのX-Windows Systemではハードウェアの許す限り、この画面密度を自由に変更できる。
画面解像度を高くすると、表示できる情報は比例して増大するが、個々の表示要素(文字、画像等)は反比例して小さくなる。
一般にマルチタスクを使い慣れた人ほど高解像度画面を好み、初心者ほど低解像度画面を好む傾向が強いようだ。
マルチタスクを縦横に使いこなすためには最低でも1024×768程度の解像度は無いと辛い。
解像度は高ければ高いほど快適な業務が行え、これ以上の設定も可能であるが、15'や17'のディスプレイで超高解像度を使用するのは老いて来た目には無理がある…

CRT ☆ディスプレイフルスクリーンマルチタスク ☆LCD ☆GUI初心者の見分け方ビデオカード
快適な作業のために (かいてきなさぎょうのために)
どんなに最新型の高速CPUマシンに潤沢なメモリーを積んだところでWindowsはその構造上それらを効率良く完全に利用しきることは出来ません。
フルカラーの壁紙(デスクトップテーマについてくるものなど、最悪)やスクリーンセーバー(特にOpenGLと名前のついた物ややたら綺麗で良く動くもの)などはただでさえ効率の悪いWindowsマシンに極めて大きな負荷をかけます。
壁紙もスクリーンセーバーも楽しいので否定はしませんが、少なくとも業務用のマシンには全く価値が無いものです。それどころか、場合によってはOSの不安定要素を増長させて、あなたの大切な、作業中のアプリケーションをフリーズさせてデータを葬り去る危険すらあります。
学生生徒や外部の来客などが多く出入りする部署の場合は、機密保持の観点からはスクリーンセーバーの効用はあるでしょうが、それ以外には百害あって一利なしです。

Windowsの内部構造や動作状態をちょっとでも勉強すれば壁紙貼って重いスクリーンセーバー常駐させて一太郎やエクセル動かすなんてぇ恐ろしいことはとても出来ない…

まぁ、趣味の問題だから、強制はしないけどね。

デスクトップテーマ常駐フリーズ初心者の見分け方スクリーンセーバー ☆ハング
解凍 (かいとう)
ZIPされたファイルを展開するときはUnZIPと言うことが多いがLHZで圧縮されたファイルを展開するときには伝統的にこの言葉を使う。

ZIPLHA展開アーカイブ圧縮 ☆
顔文字 (face mark:かおもじ)
^_^) にこにこ
;_;) しくしく1
T_T) しくしく2
^_^;) あせりっ!

多少の方言や極端な誇張表現もあるが、この辺が基本である。
昔から私は顔文字を一切使わないのであまりボキャブラリーがない。
はっきり言って好きではないので、これは仕方がない。
文字による表現なら、言葉をきちんと選んで言葉によるコミュニケーションをしたいと思うのだが…
対談記事などからきた(笑)等という表現もあるが、なんだか小馬鹿にされているようでこれも私は好きにはなれない。

とはいえ、これはもう本当に趣味価値観の問題なので、否定もしないし、これらを使用したテキストを受け取っても特に非難したりはしない。
良い悪いではなく、好き嫌いの問題なのでそれでよいと思う。
好きならどんどん使えばよいし、いやなら無視すれば良いだけの事である。

最近のカナ漢字変換システムには、この顔文字を辞書として持っているものもあり、ワンタッチで入力できる。
しかし、こんなものに貴重なディスク領域食われるのはいやなので私ゃさっさと削除する。

ちなみに英語圏では全く同じ文字コードを利用するにもかかわらず、
:-) Smile の様に顔が横文字(向き)になるのはとても興味深い。


チャット
拡張 (extend:かくちょう)
Enhanceの項参照
ソフトウェア・ハードウェアレベルの拡張の場合はextendと言うこともある。


NICEnhanceメモリ増設ビデオカード
カスタマイズ (customise:かすたまいず)
利用者の使い易いように画面配置や色彩設定、キー入力の方法等のインターフェイスや、あるいはもっと基本的な部分までを作り変えること。Windowsでは初心者でも比較的簡単に自分好みの環境に作り変えることが可能である。
カスタマイズの方法は…
OSの基本をしっかり理解しないうちにカスタマイズに走ると何がなんだか解らない状態(ワケワカ状態とも言う)に陥ったり、最悪、OS自体の動作が不安定になったり起動しなくなったりすることすらあるので、自分のやっていることがきちんと理解できるようになってからの方が良いかもね。

OS ☆インターフェイス ☆ポインティングデバイスオペレーションシステム ☆
家庭用ゲーム機 (consumer game machine:かていようげーむき)
もはや一般名詞化してしまった“ファミコン”の類のこと。
形や価格から、「たかがオモチャ」と見られがちだが、その内部構造は完璧なコンピュータであり、性能的にもパーソナルコンピュータに匹敵、もしくは部分的には完全に凌駕している。
生まれ育ちを隠せず、いまだにマニアのオモチャであった頃のしきたりや構造をそのまま引きずって、ユーザーに不便を強いる不完全な道具=パソコンと違って、「一般消費者(consumer)」の構造を意識しない過酷な利用、メーカー間の熾烈な競争に鍛えられてきた家庭用ゲームは進化と共に完全なる道具への道を歩き始めている。

家庭用ゲーム機を馬鹿にすると言うことは、現在の情報シーンを理解しない不勉強者と言い換えることが出来る。

テレビゲームの項参照

テレビゲームパソコン ☆互換
カナ漢字変換システム (かなかんじへんかんしすてむ)
元々が外人であったコンピュータ。
純国産だったNECのPC9800シリーズでさえ、その原型はアメリカ起源だった。
かつてコンピュータに仮名漢字混じりの言語を扱わせるのは大変な作業であった。
コンピュータの進化により、いとも簡単、もうあたりまえの様に日本語は扱えるようになったが、その日本語を入力するために必要なプログラムが“カナ漢字変換システム”である。
普通はあまり意識しないが、これがない限りは漢字はおろか全角文字は一切入力することが出来ない。

ATOKFEPIMEMS-IMEIME-2000
画像 (graphics:がぞう)
普通コンピュータで“画像”といった場合、まだまだ「静止画像」を指すことが多い。
もちろん、最近のコンピュータは「動画像」も問題なく扱えるのだが…
ネットワーク上ではデータの送受や同期再生は各々の処理速度や通信速度に依存するのでなかなか難しい。
本当のビデオオンデマンドが実現するのはいつのことか…

BMPBitmapJPG,JPEGGIF
機種依存文字 (きしゅいぞんもじ)
丸数字“@”、“A”、“B”やローマ数字はPC-9801依存文字と呼ばれるもので旧PC-98の流れをくむ環境(MS-DOS、Windows)以外の環境では読めません。
気づかずに便利に使いがちですが、やはりPC9801から引き継いだ一文字で入力できる単位記号や、元号。丸囲みの上下左右や、括弧くくり株や有なども機種依存文字の一部です。

ほかにもこういう文字はありますが、特に丸数字、ローマ数字は皆さん使いたがるので気をつけないといけません。
メールやホームページはどんな環境の人が相手か分かりません。
MacやUNIX系だと文字が化けます。

普通は(1)、(2)、(3)とか、I(i)、II(ii)、III(iii)、IV(iv)、mm、cm、kg、(上)、(下)、(株)…などと表記します。
基本的にはキーボードトップから簡単に入力できる文字のみを使えばまず安心

もちろん『外字』は機種どころではなく、作った機械のみでしか表示できないのでネットワーク環境で使う機械では基本的には使うべきではありません。

機種依存文字ではありませんが、文字コードの問題で、受け取り側の環境によっては文字化けが生ずる恐れがある、半角カタカナも出来れば使わないほうが良いでしょう。

フォント ☆
キャッシュ (cache:きゃっしゅ)
コンピュータが「頻繁に使う、あるいは使うかもしれないデータ」等を手元に一時的に書き留めておくこと、又はその場所。
キャッシングはユーザーが行うのではなく、コンピュータ自身が予測して実行する。
コンピュータでは主メモリの他にキャッシュメモリと言う特別な高速RAMを必要な部分の回路的に近い位置に搭載する。

CPU、記憶装置などもそれぞれキャッシュを持っており、これらも用途上、小容量で高価だが高速なメモリが用いられる。

主メモリですら現在のCPUの動作には間に合わないほど遅いのでキャッシュメモリの有効性は高い。とりわけ、メモリに比べると格段に速度が遅いHDDやそれよりも更に遅いCD-ROMなどの場合、キャッシュがないと使い物にならない。
(高速メモリは高価なので、大量に必要な主メモリに使うのはコスト的に難しい)

キャッシュしたデータが当たれば(キャッシュヒットと言う)遠くにあって速度の遅い元データよりも、近くにあってずっと高速なキャッシュメモリを利用できるので作業が高速化される。
しかし、書き留めた物が予想と外れるとそれらを消去してまた新しいデータを予測して蓄えると言う作業を繰り返す。
当たるも八卦は足らぬも八卦、ほとんどギャンブルである。
ちなみに「現金(cash)」とは意味も綴りも異なる。

RAM ☆HDD ☆CD-ROM ☆CPU ☆
キューイ (cui:きゅーい)
CUIの項参照

共有 ☆ (きょうゆう)
ひとりはみんなのために
みんなはひとりのために

コンピュータで“共有”と行った場合、ネットワークにより周辺機器やアプリケーション、データなどすべての財産をみんなで共同で使用することを言う。
コンピュータは一人一台必要でも、プリンタが24時間動いていることはまずありえない。それなら、それぞれがプリンタを用意するなど持っての外で、1台のプリンタをみんなで使えばよいのである。
データに関しても例えば、同じグループの名簿を必要な人間一人一人がそれぞれ作成するのは全くもって無駄以外のナニモノでもない。
担当者が予め作った名簿を必要な利用者全員に公開すればそれまで個々名簿を作成していた時間は間違いなくほかの業務に転化できるのだな。これを業務の高効率化という。
アプリケーションなどにしても各自が勝手に購入してくるよりも担当部署が一括購入すればコストも手間も大幅に減少するわけだ。

リストラと言うと情けないことに人を首にすることと同義に使われるが、本来はリ・ストラクチャ:再構築である。
業務発想を基本から見直す、こういうのを本当のリストラと言うのだよ、諸君。

ネットワーク ☆
キロ (kiro:きろ)
Kの項参照

K ☆
ギガ (giga:ぎが)
Gの項参照

G ☆
クイ (cui:くい)
CUIの項参照

CUI
クイックタイム (quicktime:くいっくたいむ)
QuickTimeの項参照

Quick Time
クライアント (client:くらいあんと)
「client」は「依頼人」の意.

 コンピュータ関連では,一般に何らかのサービスを提供する側を「サーバ」,これに対しサービスを提供される側を「クライアント」と呼ぶ.
《ASCII Glossary Help より》

かつては「端末」と言う言葉が使われ、それに近いニュアンスがあるが、実際にはかなり概念が違う。
「端末」といった場合はHost「親コンピュータ:マザー」のデータを処理する子分的なイメージであるが、「クライアント」と言った場合は「サーバー」に対してサービスを要求し、自立的に業務を行うネットワーク上の一構成要素という雰囲気であろうか?

ネットワーク ☆サーバー ☆端末
クリック ☆ (click:くりっく)
マウスのボタンを押すこと。
調子を合わせてクリック、クリック、クリックは豪州の国民歌である。
鋏の音はどう聞いても「クリック」とは聞こえないのだが、言語感覚とは恐ろしいものである。
さておき、マウスのボタンをカチっと押すこともクリックという。
『マウスをクリックしてください』は日本語だと、『ネズミ型画面上指示器の押釦をカチしてください。』てな具合だろうか。至ってしまらない。
ちなみに通常、単に「クリック]といった場合はマウスの左側のボタン(右利きだと人差し指があたるボタン)を押すという意味で、右側のボタンを押す場合は明示的に「“右”クリック」という。
耳から覚えて「クイック」と発音する人がいるが、そんなに急いでどうすんの?正しくは「click」である。

Windowsについて ☆ダブルクリック ☆ドラッグ ☆ドラッグ&ドロップ ☆ドロップ ☆ポイント ☆マウス ☆
グイ (gui:ぐい)
GUIの項参照

GUI
掲示板 (bulletin board system:けいじばん)
サーバーや使用するプログラムによって形態は異なるが、一覧性のある一連の書き込みによって話題が継続してゆくコミュニケーション形式。
会員制のものもあるが、一般には公開討論会という捕らえ方をすればまず問題はない。

パソコン通信メーリングリスト
コンピュータの自作 (do it yourself:こんぴゅーたのじさく)
マニアックな人間はほとんどの場合、複数のコンピュータを自作している。
…と、言うよりも「意図していないのに知らないうちに増えて」しまうという方が現状に近い。
最初の一台は常時使用するためなのだが、それすらも改造や部品交換で余剰部品を発生させ、それらを元に次のマシンを増殖させてしまう。
増殖したマシンが安定動作期に入るとマニアはにわかに不安に襲われる。
次の瞬間彼は、動作未確認や、安定動作困難との情報を得た部品、あるは保証書はおろか説明書すら付属しない“バルク”と呼ばれる部品の調達に走り、意図的に完璧に調整されたマシンの調子を狂わせると言う一般人から見たら異常と思われる行動に走る。
その行為によって新たな精神の平安を得たマニアは、穏やかな気持ちの中で、不調になったマシンと対話、調整の機会を得たことを無常の幸福とするのである。
更にこの時に交換した部品は次のマシンへと受け継がれ、こうして、AT互換機無限連鎖増殖メビウス環現象が発生するのである。

ちなみに私はプライベートで使うコンピュータに出来合いのものを使う気は全くないが、業務用のものを自作する気もまた無い。
同様に、いくら廉いと言っても業務用コンピュータの基本動作や根幹をなす部分の部品にバルク品を使うことも行いたくない。
それがヲタクとしての見識と言うものである。

マニアマザーボードリテール増設バルクIBM互換機コンピュータの自作(2)
コンピュータの自作(2) (こんぴゅーたのじさく(2))
コンピュータの自作がブームなんだそうである。

私も「コンピュータを作って見たい」と言う初心者(ある程度知識を持つ人間は人に相談などしないものだ。出来る限りは自分で調べるってぇの)から相談を受けることが多くなった。
秋葉原の「怪しい」パーツ専門店にも初心者と思しき人々が店員を困らせにやってくるようだ。

私もコンピュータを自作するようになって、まだせいぜい6年くらい。
台数にして完全自作8台(9台だったカナ?)と、市販完成機の切った張ったの大改造3〜4台と、人に何か教えられるほどの経験はない。
組上げたマシンが一発で完璧動作するなどと言う経験もまずない。

かつては完成機が非常に高価であり、パーツを寄せ集めて作る自作機のほうが数段安価であった。
よって、お金のないマニアは自作機に走ったのである。
(もちろん知的好奇心に負うところも大きいが…)
昨今はパソコンブームによる大量消費、量産効果でメーカー製完成機の価格が驚くほど安くなったに関わらず、単体部品の値段は完成機の価格から見るとそれほど廉くなっていない。
逆に、後付け交換部品はメーカー製完成機では飽き足らない人々を対象としている場合も多く、下手をすると部品そのものが完成機の販売価格よりも高いことすらある。
(もっとも安価な完成品本体の価格と最新型ビデオカード1枚の値段はほぼ同じである。)
更に、基本的には現在のコンピュータの殆どは“AT互換機”と呼ばれ、互換性があることになっているのだが、個々のコンピュータ部品は思ったほど互換性を持って設計されていない。
というよりも、あまりに多くの規格、パーツがありすぎて、完全互換を保てないと言うのが実情である。
現状ではコンピュータの自作は「市販完成機の仕様ではどうしても満足できない」、「特殊な部品の組み合わせで発生するトラブル続出の解決と言う知的遊戯を楽しみたい」、「金に糸目をつけずに考えうる最新最速の部品で構成したマシンを手に入れたい」等の理由がない限りあまり意味のない行為となってしまっている。

ブームを無意味無責任に煽るマスコミにも大変な責任があると思うのだが、コンピュータそのものが素朴単純にして簡素な構造であった数年前ならいざ知らず、規格混沌多様化している現在のパソコンシーンで、Windowsのアプリケーションしか使ったことがない程度の知識で自作をしよう等と言うのは無謀の極みである。
少なくとも現在使われているAT互換機上の規格や、CPU特性、チップセットの特徴、また、DOSレベルでの操作程度は完全習得してから考えて欲しいものである。
単に「自作機を作る(パーツを組上げる)」事なら、中学校の技術家庭程度の知識で充分に可能ではある。
しかし、殆どの場合、組上げた自作機を立ち上げると同時に非常に多くの問題が生ずるし、運が悪ければ立ち上げどころか、OSのインストールすらできない場合がある。
そうしたときに問題の切り分けと修正が出来る自信がないのなら、安易なブームに乗った自作になど走らずに、恐ろしく安くなった完成機を使い込んで腕を磨きたいものである。
言うなれば、コンピュータの自作と言うのは精神的余裕のある場合にのみ許された悦楽である。
例えばプラモデル。
1000円かそこらのキットを入手して、それを組上げるまでに実物の写真や設計図面、工作に必要な道具類や、更にはそのキットにまつわる背景(歴史等諸々)を記述した書物やビデオ等々を探し、結局資料に費やした費用が数万円にのぼる、等と言う極めて理不尽な状況を楽しめるマニアックな精神に相通ずるものがある。

以前、良くされた相談事で「パソコン買いたいんだけど何が良い」と言うのがあった。
そんな事ぁ、本屋に山積の初心者用パソコン雑誌を数冊読めば自分で判断できることであり、本当に必要な人間なら、カード持ってとっとと秋葉原なり、新宿、池袋なりへ走っているはずなのである。
そういう質問をする奴がパソコン使いになった例を私は知らない。
誰かに質問するなら「これこれこういう事がしたいけど、何が良い?」とか「A社XXとB社のYYとどっちが自分の用途に向いているか?」程度の事は聞いて欲しいものだ。
(もっとも、最近の市販完成パソコンはどれも必要以上のポテンシャルがあるので、初心者が考えうる作業において「向き不向き」等と言うことは殆ど考える必要はない)

自作機にも言える事だが、少なくとも「本当のパソコン使い」になりたければ「人に頼りきる」態度を捨てるべきだと私は思うんだよな。

自動車を運転するのには免許が必要である。
道具としての自動車が必要な人間は必ず免許を取得する。
パソコンを扱うのに免許はいらない。
しかし、パソコンは人こそ傷つけないものの、誤った使用法で大変な被害を周囲に及ぼす危険性を孕んでいる。
道具としてパソコンを使いたいのなら、少なくとも必要最低限の知識とスキルを手に入れる努力をすべきだと私は思うのだが、いかがなものだろう?


AT互換機CPU ☆コンピュータの自作互換DOSバルクマニア
互換 (compatibility:ごかん)
com・pat・i・bil・i・ty
《名》
《U》矛盾のないこと, 両立性, 適合; 性格の一致.
〔ニューアンカー英和辞典:グランド辞スパ〕

お互いに取替えっこできること。

コンピュータの世界では上位互換(upper compatibility)が基本であり、改良型では以前の型の蓄積資源がそのまま使えるが、以前の型では改良新型で扱う資源はつかえなくなるというのがほぼ常識になっている。
身近なところでは、一太郎6.3で作った文書は最新の一太郎1xでも読み書きが出来るが、最新のもので作った文書は旧型では読めない場合が多い。

また、異なる機種同士ではやはり資源やデータの交換は難しい。
世はネットワーク時代に入り、他人や異なる機種との付き合いが日常になった今、常に互換性を念頭において仕事をする必要が出てきた。

互換性にはハードウェア互換とソフトウェア互換がある。
ハードウェア互換は文字通り、機械構造的に全く同じ物を指し、ソフトウェア互換は構造的には異なるハードウェア上で互換性を確保する物である。
かつて裁判になったNEC PC9800系とEPSON PC-*86系はソフトウェア互換であり、DOSレベルでは同じOSが動作するが、Windowsでは互換がなく、NECにEPSONの、またその逆もインストールしても動かなかった。
Windows(95/98)はIntel CPU用に開発されているが、CPUに関してはソフトウェア互換がほぼ完璧(完全ではない)なので互換CPUメーカー製でもまず問題なく動作する。

ソフトウェア互換にはエミュレーション技術などと言うものもあり、全く異なる構造機構上で別の構造機構を模擬的に実行できるものである。
Windows上でMachitoshのソフトウェアを実行したり、家庭用ゲーム機のプログラムを動かしたりするものがそれであるが、著作権上はかなり問題がある行為であることは確か。

互換性を気にしすぎると制約が多くなることも確かではある。
スタンドアロンで便利に使用していた機種依存文字なども使えなくなるし、データのフォーマットなどにも考慮を加えなくてはならない。
NECのPC9801シリーズが滅びたのは過去の資産に気を取られ過ぎて身動きが取れなくなってしまったと言うのが原因の一つである。
Windowsが不安定で実用的に大変大きな問題を持っているというのも、過去の資産を意識しすぎた結果である。
過去を振り向かずに作ったWindowsNTは少なくとも95/98よりはずっと安定している。

ちなみに元祖ファミコンを筆頭に、家庭用ゲームマシンではその時点で最高の性能を入手するために、過去の資産を一切切り捨てると言う手法がとられてきた。
設計、動作の安定性を考えれば極めて健康な発想ではある。
彼らは新しい機種を出すたびに旧来のユーザーの資産を無視してきたわけだが、現在コンピュータ業界で大きな話題となっているSONYの次世代マシンは旧型の機能を全て内部に包括した構造になるらしい。
全く新しい機能と旧来の機能がお互いに影響を受けずに同居している構造である。
つまり互換性の持つ問題を排除した「完全互換」である。
今までの顧客の資産を一切無駄にせずに、最新の性能をも獲得するわけである。
こういう今まで誰もなし得なかった発想で開発が出来る機械にはどんな化け方をするか計り知れない、恐ろしいものがある。
更に、SONYはパソコンが求めて手に入れられなかった、というより、あぐらをかいて本気で欲っさなかった、通信インフラまでこのゲームマシン(というよりも家庭内情報端末といった方が正しいかも知れない)のために、自前で用意しようとしている。
もちろん、機器構成上、一般業務に使うには無理がある機械だが、家庭での情報収集や家庭内自動化の中核として使うには十分すぎる機能を持つ。
パソコンをしのぐこの手の機械が一般家庭に浸透したときに日本の真の情報化が始まるのかもしれない。
それを一番恐怖しているのはWindowsブーム、インターネットブームによって殿様気分で気楽に波に乗ってしまったパソコン業界ではないだろうか。波頭の崩れる日はそう遠くないと思う。

AT互換機テレビゲーム家庭用ゲーム機CPU ☆IntelAMDデファクトスタンダードコンピュータの自作(2)

[さ]

サーバー ☆ (server:さーばー)

「server」は「提供者」の意.コンピュータ分野では,ある特定のサービスを提供するシステムやコンピュータを指す.サーバによって提供されるサービスには,データベースサービスをはじめ,ファイルサービスやプリントサービスなどがある.サービスを提供する側のサーバに対し,サービスを受けるシステムやコンピュータの側はクライアントと呼ばれる.
《ASCII Glossary Help より》


かつての親コンピュータ(Host:マザー)にあたる位置だが、サーバーと言った場合、まさにネットワーク上のサーバント。クライアントに対して数々のサービス、作業領域・記憶領域の提供、外部接続の提供、通信の代行、情報の提供、出力の集約化などを行う中枢的存在である。

ネットワーク ☆クライアント
再起動 (さいきどう)
電源を一旦切って再び入れなおすこと。
コンピュータは起動時に多くの設定条件や条件を実行するの必要なプログラム等々を読み込んで環境を整えてから立ち上がるので、動作中に何か一部分でも設定を変更した場合は再起動させないと設定内容が有効にならない場合が多い。
新しい機能やアプリケーションを導入した場合、したくも無いのに何度も再起動を強制される場面に遭遇する。
この状態を「再起動戦士ランダム」と言う。(←雑誌のパクリだ)

ReBootインストール ☆ブートBIOSリセットハング
最小化 ☆ (さいしょうか)
並行して行っている作業の邪魔になるときなどに、デスクトップ上で作業中の窓を一時小さくたたむ事。
窓の右上にある_□×の左端、_スイッチを押す。

タスクバー ☆デスクトップ ☆最大化 ☆
最大化 ☆ (さいだいか)
作業中の窓をデスクトップいっぱいに広げること。
全画面表示、フルスクリーンなどとも言う。
確かに一つの仕事をするなら、フルスクリーンのほうが見通しが良いが、マルチタスクを使いこなして仕事をしたければ、出来れば窓は適当な大きさにとどめ、常にデスクトップや他のアプリケーションで開いた窓が見えるようにしておいた方が良い。
万が一作業中にアプリケーションがフリーズしてしまったときなども、デスクトップが見えていないと復旧が面倒になったりする。
マルチタスクを使い慣れた人の作業中画面は大抵だらしなくあちこちに少しずつ重なった窓が散乱しているものである。

タスクバー ☆デスクトップ ☆最小化 ☆フルスクリーンアイコン ☆初心者の見分け方
作業の開始 ☆ (さぎょうのかいし)
Windows編
MS-DOSでは作業には決まった手順があり、目的のデータを扱えるソフトを起動し、そのソフトからデータを読み込み、作業開始、と言う決まった順番がありました。
(直接命令でソフトと読み込むべきデータを同時に指定する方法もありましたが…)
Windowsの場合、同じ作業を実行するための手順は何通りか存在します。複数の手順のどれが正しいと言う事はありません。使う人間の解りやすい、あるいは一番迅速な方法を選べば良いのです。

お仕事の終わりに ☆スタートボタン ☆ダブルクリックを使わない方法 ☆
シーアールティー (crt:しーあーるてぃー)
CRTの項参照

CRT ☆
シーケンシャルアクセス (sequential access:しーけんしゃるあくせす)
ランダムアクセスの項参照。
LPレコードやカセット、ビデオテープのように頭から順番にデータを読み書きする方法。

ランダムアクセス
シーシー (cc::しーしー)
CC:の項参照

CC:
シェアウェア (share ware:しぇあうぇあ)
オンラインソフトの中で有償提供されるもの。
販売店などに出向く必要がなく、支払い前に試用をできることが一般的になっている。
パッケージなどの過飾もなく、店頭に並ぶものと同機能かそれ以上であっても価格的には数段安価である場合が多い。
もし試用してみて気にいらなけらば一切を削除してしまえば支払いの必要はない。

ZIPオンラインソフトフリーウェアエディター
システム (system:しすてむ)
Systemの項参照

System ☆
してはいけないこと1 ☆ (してはいけないこと1)
WindowsやUNIXコンピュータ使用時にしてはいけないことは、特にこれまでのコンピュータとそれ程違いはありません。
 但し、WindowsやUNIXそのものはMS-DOS等と比較すると大変に大規模なOSであるため、起動時に大量の設定を HDD(ハードディスク) から読み込み、終了時にまた大量の設定変更(特にユーザーが意識しなくても頻繁にOSが随時自動的に自分自身を書き換えている)をHDDに書き戻し、次回の起動に備えます。電源を切る直前、つまりその機械のユーザーが意識・無意識に関らず教育した結果を反映して次回起動時に作業開始するためです。

MS-DOSのように単純に一つだけの作業を行うOSを使っていた場合、比較的新しい機種であれば何処で電源を落としても致命的な障害(もちろんデータの消失やソフトの破損は生じる可能性はありますが)それほど発生しませんでした。(古い機種は電源断続時のHDDの自動制御が出来ないのでHDDが壊れることがあった)しかし、WindowsやUNIXの場合は、正当な手続きを経て終了させないと次回に設定がおかしくなったり、正常に起動できなくなったりする可能性もあります。

●いきなり電源を切ったりリセットをかけたりしてはいけません!

ネットワークを利用している場合は、自分の機械1台だけでなく、サーバーや同じネットワーク上にある他のマシンにも悪影響を与える場合もあります。

してはいけないこと2 ☆ハードディスク ☆ネットワーク ☆Windows ☆
してはいけないこと2 ☆ (してはいけないこと2)
マルチタスクOSであるWindowsやUNIXは従前のシングルタスクのMS-DOS等と比べると、比較にならないくらい複雑なシステムを持っています。その上、マルチユーザーにも対応しており、ユーザーごとかなり細かく、それもマウスをクリックするだけでかなり簡単に各自の好みの作業環境を設定することが出来ます。
但し、環境設定は設定する内容を充分理解しないで実行すると、システムそのものに悪影響や不調を生ずる場合が少なくありません。
更に一見何の役にも立っていそうもなかったり、意味のなさそうなファイルやフォルダにもシステムにとって大変重要なものである場合があります。そうしたファイルやフォルダをうかつに削除したり移動したりすると、これ又システム不調の原因になります。

●よく解らないところを触ってはいけません。
●やたらにファイル削除や移動をしてはいけません。

してはいけないこと1 ☆
してはいけないこと3 ☆ (してはいけないこと3)
著作権の侵害!知的所有権への陵辱!!

著作権
初心者の見分け方 (しょしんしゃのみわけかた)
1.フルカラーの壁紙を貼っている

2.OpenGLのスクリーンセーバーを設定している。

3.デフォルトとかなりかけ離れたデスクトップを使っている。

4.デスクトップテーマが大好きである。

5.アプリケーションをフルスクリーンで使っていることが多い。

6.老眼でもないのに低解像度画面を好む。

最大化 ☆デスクトップテーマデフォルトフルスクリーン常駐快適な作業のために解像度スクリーンセーバー ☆
仕様 (しよう)
「**したら、xxになっちゃったんですけど、バグですか?」

   「いいえ、それは仕様となっております」

「zzの時に@@をnnしたいんですけど、できますか?」

   「申し訳ありませんが、仕様上不可能です」


煩わしいユーザーを一言で黙らせる非常に便利な言葉である。

バグ
ジェーペグ (jpeg:じぇーぺぐ)
JPGの項参照

JPG,JPEG
実行 ☆ (じっこう)
プログラムを起動すること。
単体で起動する形式のファイルを実行ファイルと呼ぶ。

ウイルス ☆
ジップ (zip:じっぷ)
ZIPの項参照

ZIP
ジフ (gif:じふ)
GIFの項参照

GIF
ジョイスティック (joystick:じょいすてぃっく)
飛行機の操縦桿のような形をした入力器具。
元は医療用コンピュータで使われた入力装置らしいが、現在は殆どがゲーム用デバイスとして使われている。
別に女性の医者が開発したからこの名前がついた訳ではない(と、思うぞ、常識的には…)

形は異なるがテレビゲームの標準入力機器であるジョイパッドは構造的にはジョイスティックと同じ物である。
家庭に浸透することを戦略化しているWindowsではこれらジョイスティックやジョイパッドの設定が標準で装備されている。
ジョイスティック対応ゲームでの発射ボタンはキーボードでは[Space]キーに割り当てられることが多いので、昔のマニアは[Space]キーをミサイルボタンと呼ぶことがあった。
キーボードの矢印キーやテンキーの2.4.6.8と[Space]が異常にヘタっている人は間違いなくゲーマーである。
ちなみに[Space]のみが変にヘタっているキーボードを使っている人はATOK使いである場合が多い。

タブレットテレビゲームトラックボールマウス ☆ATOKポインティングデバイスデバイス ☆
常駐 (じょうちゅう)
ユーザーが意識しなくとも起動時に自動的に読み込まれ、かってに立ち上がってバックグラウンドで常に仕事をしているか、スタンバっているソフトのことを常駐ソフトと言います。
(もちろん意図的に常駐させることも当然あります)

常駐させないとOSがうまく動かないものもありますが、安定した機械で仕事をしたい場合にはそんなもん無い方がいい、というものも中にはあります。
マイクロソフトツールバーとか一太郎の常駐なんてぇものがユーザーに有利に働いたところを、少なくとも私は見たことがない。

快適な作業のために初心者の見分け方スクリーンセーバー ☆
スキル (skill:すきる)
skill[skil]
《名》
《1》《U》 (…における) 熟練, 熟達; (すぐれた) 技量, 手腕 (in) .
《2》《C》 (手先の器用さや特殊な訓練を必要とする) 技能, 技術.

[ニューアンカー英和辞典・グランド辞スパ]

AMDウイルス ☆バルク
スクリーンセーバー ☆ (screen saver:すくりーんせーばー)
常駐させておくと、設定時間内にコンピュータに対し何の操作も行われなかった場合、起動し、画面表示を何らかの形で動かすアプリケーション。
かつてはCRTに長時間同じ画像を表示しつづけるとガラス管表面にその画像が焼き付いてどんなにこすろうとも消せなくなってしまうことがあった。
(内側に焼きついてるんだからあたりまえだが…)
今ではその頃のCRTとは画面表示のメカニズムが異なるのでどんなに長時間同一画像を表示し続けても画面の焼きつきを起す危険は少ない。
つまり、現在ではスクリーンセーバーは実用的価値としてはちょっと席を外したときに作業中の内容を他人に盗み見されない、という程度の意味しかなくなっている。
それ以外には、確かに良く出来た楽しいものが多いのでコレクションの対象としては面白いものではある。

実際には、スクリーンセーバーはただでさえ効率の悪いWindowsマシンに極めて大きな負荷をかける。
趣味の問題もあるので否定はしないが、少なくとも業務用のマシンにはほとんど価値が無いとは言える。それどころか、場合によってはOSの不安定要素を増長させて、あなたの大切な、作業中のアプリケーションをフリーズさせてデータを葬り去る危険すらある。
学生生徒や外部の来客などが多く出入りする部署の場合は、機密保持の観点からはスクリーンセーバーの効用はあるだろうが、それ以外には百害あって一利なし。

機密保持の目的でスクリーンセーバーが必要ならば、長時間席を立つときにだけ設定し、席に戻ったらすぐに解除するのが正しい使い方。

ディスプレイの電源だけ落としてしまうと言う手もあるが、電源が切れていると思ったうっかり者に本体電源ボタンを押される危険があるのであまりお薦めできない。

Windowsの内部構造や動作状態をちょっとでも勉強すれば壁紙貼って重いスクリーンセーバー常駐させて一太郎やエクセル動かすなんてぇ恐ろしいことは私にはとても出来ない…

まぁ、何度も言うように趣味の問題だから、強制はしないけどね。

常駐フリーズ快適な作業のために初心者の見分け方ハング
スクロール ☆ (scroll:すくろーる)
元来コンピュータは外人なので文字はほとんど全てが横書きである。
画面の大きさには限りがあるので行数の多い文章などは一度に表示できない。
そういうときに巻紙をくるくる回すように画面を上下に移動することを言う。
かつての古いOSでは既定値で画面横幅文字数が決められていたのでスクロールも基本的には縦のみだが、Windowsのようなマルチウインドウシステムではひとつの作業窓の縦横大きさは使用する人の自由になるため、横幅にも収まらない文字数の文章が生ずる。
かくてスクロールは縦のみから縦横になったのである。

マウス ☆
スタートボタン ☆ (start buton:すたーとぼたん)
・スタートボタンを使う

一番解りやすく、操作しやすいのは “タスクバー” と呼ばれる、普通は画面一番下の段にいつも表示されている棒状の部分の左端にある“スタート”と書かれた部分をクリックする方法です。
この方法なら、初心者には難しい“ダブルクリック”を使わないでもすみます。
スタートボタンをクリックすると1段目のメニューが表示されます。
メニューが表示された時点で目的の部分にマウスカーソルをあわせると次の段階のメニューが開きます。項目の右側に>(実際には塗り潰された三角)がある場合は次のメニューが存在します。
使いたいソフトを立ちあげる場合は“プログラム”にマウスカーソルを合わせ、開いたメニューから目的のソフトを探し、目的のソフト名をクリックするとソフトは起動し作業が開始出来ます。
この方法は幾つかのメニューをたどって潜っていかなくてはならないので多少時間はかかりますが、初心者がもっともつまづきやすいマウスボタンの“ダブルクリック”と言うテクニックを全く使わなくてよいという利点があります。
ただし、この場合、自分の必要とする作業に要するソフトがなんであるのかを常に意識しなければなりません。
お手紙程度の文章を書くのなら、一太郎でもWindows標準装備のWordPadやメモ帳でも結果はほとんど変わりませんが、どれを使うかを恣意的に選択する必要があるのです。

この方法とは別に、以前にデータを保存している場合は同様にスタートメニューから“最近使ったファイル”を指定すると保存したファイル名が表示されることがあるのでそのなかから目的のファイル名をクリックしても同じ様に作業が開始出来ます。

アプリケーションの起動 ☆お仕事の終わりに ☆作業の開始 ☆タスクバー ☆ダブルクリックを使わない方法 ☆
スタンドアロン ☆ (stand alone:すたんどあろん)
外界から隔絶された一人ぼっちのコンピュータ。
現在ではスタンドアロン使用ではコンピュータはその能力を1/10も発揮していないとも言える。

OS ☆ネットワーク ☆オペレーションシステム ☆Windows ☆
正規表現 (せいきひょうげん)
1940年代初頭の神経生理学者の論文から発生し、1950年代から60年代にかけて理論数学者たちに利用され、1968年にKen TompsonによってUNIX上での文字列検索に使われるようになった。

1)どちらか ▲|●


 どれか △|○|■



 ○(▲|●)
○▲
○●
2)どれかの文字(クラス) [▲●]
[月水金]曜日
月曜日
水曜日
金曜日
3)どの文字でもない[^▲●]
[^土日]曜日
土曜日,日曜日以外すべて

4)範囲指定したどれか[▲-●]
[a-z] 小文字アルファベットのどれか1文字
[ぁ-んァ-ヴー] すべてのひらがなとカタカナ
“ぁ”と“ァ”が“あ,ア”でないことに注目
[亜-煕] jis漢字すべて
[a-zA-Z]+ アルファベットすべて
[0-9]+ 数字列すべて
(ex.)
[35][0-9][0-9][0-9]\-[0-9][0-9][0-9] 東京の電話番号
5)1回以上の繰り返し ●+
モー+ モー,モーー,モーーー,モーーーー…
6)0回以上の繰り返し ●*
アタ* ア,アタ,アタタ,アタタタ,アタタタタ…
0回以上→「直前の文字」ではなく、「直前の正規表現」
(ex.)
お話が(ダラダラ|ヒソヒソ)続く
お話が続く,お話がダラダラ続く,お話がダラダラダラダラ続く,
お話がヒソヒソ続く…
7)0または1回…… ●?
(ex.)
コンピューター*
コンピュータ,コンピューター,コンピューターー…
コンピューター?
コンピュータ,コンピューター
(コンピューターー,コンピューターーーはhItしない)

基本的正規表現の表記
. 任意の一文字
●* 直前の正規表現の0回以上の繰り返し
●+ 直前の正規表現の1回以上の繰り返し
●? 直前の正規表現の0または1回
[▲●■] どれかの文字
[^▲●■] どの文字でもない文字
[▲-●] 文字の範囲指定
▲|● どちらか
(▲●) ひとつの塊とみなす
^● 行頭の●
●$ 行末の●
主なクラスの指定パターン
[0-9] 数字
[3-6] 3〜6の数字
[13579] 奇数
[xyxXYZ] xとyとxとXとYとZ
[a-zA-Z] アルファベット
[ぁ-んァ-ヴー] 平仮名カタカナ
[亜-] 漢字
[]内では正規表現特殊文字“.*”等もその文字自体を意味する。
但し,[]、\は直前にエスケープしなければならない。
(ex.)
[.*^+]は“.*^+”にHitする。
[\[\]]は“[”と“]”にHitする。

\. .を検索
\.+ ピリオドの列
\n を,に置換すると全ての改行がカンマに置き換わる

^第[0-9]+章 行の先頭で「第●章」という文字列がHit
文中の「先の第●章では…」等はHitしない

●$
(ex.)
,$ 行末カンマ
^$ 行頭の後ろがすぐ行末=改行のみの行
オ.ク
オトク,オタク,オーク…
オ.*ク
オトク,オタク,オーク,オンガク,オホーツク,オリンピック…
オ..ク
オンガク,オタフク…
.* 何でもあり最長一致

エディター
西暦2000年問題 ☆ (せいれきにせんねんもんだい)
コンピュータのメモリや記憶装置がとてつもなく高価で、その容量も小さく、性能自体も低かった頃…
少しでもシステムの負担を軽くすべく年号表記を下二桁で行うのが普通だった。
コンピュータが一般化したのは古く見積もっても1970年代以降で、冷静に考えりゃ少なくとも自分の生きているうちに年号下二桁が繰り上がることなど予想できただろうに…

もっとひどい事に、既にy2kが顕在化されていた1998年に発売されたWindows98すら、部分的に日付処理を年号下二桁で行っている。
もう、いい加減、適当の極致である。

1999年から年号が繰り上がると下二桁では00になり、コンピュータによっては1900年と誤解してしまう危険があると言う。
更に古いプログラムなどでは終了処理を“99”と言う文字列に割り当てているものなどもあるから、問題はまた混乱の度合いを増す。
また、9の倍数やら乗数、除数なども影響範囲だと言う。
とりあえず、1999.9.9.には何も無かったみたいだが。

西暦2000年問題を英語圏ではy2k(Year2kiro)と表記することがある。
(ちなみに中国語では「千年蟲」と言う)

y2kK ☆
セキュリティ (security:せきゅりてぃ)
 「security」は「保障,保全」という意味.コンピュータ関連でいうセキュリティは,許可されていない第三者からコンピュータ内のデータや各種ネットワーク資源などを守ることを指す.

 最も一般的なセキュリティの実現方法は,1人1人のユーザーに名前(ユーザー名)をつけ,本人しか知らない文字列をパスワードとしてユーザー名と対応づけてサーバに記録しておき,ネットワークやデータファイルへのアクセスを許可する前に,ユーザー名とパスワードを入力させ,アクセスしている人物が登録された人物と一致するかどうかを検査する.パスワードは本人しか知らないので,正しいユーザー名とパスワードの組が入力されれば,それは登録された本人であることが分かる(この作業は「認証」と呼ばれる).

《ASCII Glossary Help より》

ソフトウェア ☆ (software:そふとうぇあ)
Hardware(固い物:金物)に対して派生した造語。
目に見える形のあるハードウェアに対し、形の無い(訳ではないのだが…)ようにも見えるプログラムを指して言う。
プログラムが書き込まれた記憶媒体そのもののことではないので注意のこと。
(そんなことはいくらなんでも分かるって?失礼しました)
ちなみに中国語では「軟件」と言うらしい。ホントかな?


OS ☆、 ハードウェア、 アプリケーション ☆ハードウェア ☆メモリ増設
増設 (ぞうせつ)
ハード・ソフトにかかわらず、今ある機能をより高機能に改良することを拡張といい、現在のハードウェア環境を高機能化するために機器を付け足すことを増設と言う。
機能向上のつもりの増設がしばしば絶大なる不調の引き金となることもあるので注意が必要。

機能向上のため、増設ならよいのだが…新部品に交換、と言うことになると。
人は誰しももったいないと言う気持ちが少なからずあるものである。
交換によって生じた余剰部品の運命は…
ここであなたの人生は大きく分岐するのであった。
コンピュータの自作の項参照

拡張ハードウェア ☆ソフトウェア ☆コンピュータの自作メモリビデオカードデファクトスタンダード

[た]

タスクバー ☆ (task bar:たすくばー)

Windows95/98(NT4.0以降)で通常は画面下に位置する鼠色の帯状の部分。
左端にスタートとかかれたボタンがあり、現在動いているソフト名称が順次ボタン表示になって並んでゆく。ソフトを起動する度にタスクバーに新しいボタンが増えてゆくのを確認しよう。
デスクトップに窓が開いていなくてもタスクバーにスイッチが表示されていれば、それは現在稼働中のもの。忘れないでね。この状態を“最少化(さいしょうか)”という。Windows3.1では壁紙にアイコンになっていたのと同じ状態。
いくつもの窓を開いたり、使用中の窓を“最大化”してそれらの窓の下に隠れてしまった窓は、タスクバーのボタンを押せば一番上に引き出すことが出来る。最少化しして表示されていない窓はタスクバーのボタンを押すことによって元の大きさに戻すことが出来る。
最初に“通常は”とことさら断ったのは、Windowsはかなりカスタマイズの自由度が高く、タスクバーも好みによって簡単に移動できるので上下左右任意の位置に配置されたり、不要時には表示しない設定も出来るので隠されている可能性があるから。
ためしにタスクバーの何もない部分を指定して画面の上下左右辺の任意の位置までドラッグして見よう。手を離した位置にタスクバーが移動するはず。

スタートボタン ☆ドラッグ ☆最小化 ☆最大化 ☆
タブレット (tablet:たぶれっと)
下敷きのようなパッドとペンがセットになった入力器具。
画面に対応したパッドをペンを使ってなぞる(書く)事によって入力する。
主にグラフィックを扱う人に使われている。
タブレットペンにもマウスと同機能を持つボタンが装備されるので、タブレットだけでも何とか全てのコンピュータ操作は可能ではあるが、やはり使いにくいので通常はマウスと併用されることが多い。
最近のタブレットは筆圧までも検知出来、ディスプレイ上に油絵や水彩画などのタッチを再現することさえ可能になっている。

トラックボールマウス ☆ジョイスティックポインティングデバイス
端末 (tele typewriter:たんまつ)
TTY(Tele TYpewriter)

 狭義には,TELEX端末のように,文字をコンピュータ(やシステム)に入力するためのキーボードと,コンピュータ(やシステム)からの出力を印字するための印刷機構からなる装置のことを指す.

 一般的には,(主に)文字をコンピュータに入力したり,逆にコンピュータからの出力を表示したりする装置,もしくはそのような物理的,もしくはソフトウェア的に作られた仮想的な機構のことを指す.

ダム端末
dumb terminal

 ホストコンピュータが表示する文字列を,単純にスクロールさせながら表示する端末.カーソル移動などの画面制御が可能な端末(こちらはインテリジェント端末などと呼ばれる)と対比して用いられることが多い.

《 ASCII Glossary Help  より》

もはやテレックス使っているところもめったにない。
巨大で、取り扱いが面倒で、膨大なコストがかかるホストコンピュータシステムを使うところも減ってきているので、端末という用語も意味が変わってきた。

ネットワーク上にあり、サーバーではないコンピュータを総称して「端末」ということが多いようだが、厳密に言うとちょっと違うとイシイは思うぞ。
まぁ、普段はそんなにきちんとは使い分けてはいないけどね。私も…

   クライアントの項参照

一般的な用法では、何らかのネットワーク上で、末端の利用者が使用する部分を呼ぶことが多いようだ。

電話屋さん(特に工事関係者)が「タンマツ」と言った場合は、ユーザーが実際に手に取る「もしもし電話」や「FAXで紙が出てくる機械の部分」を指している場合がほとんどである。
携帯電話機などを「ケータイのタンマツ」などと呼ぶ例もある。

クライアントの項参照

クライアント
ダウンロード ☆ (download:だうんろーど)
ほかのコンピュータからデータなどを取得すること。
最近はWWWなどで勝手に人のコンピュータに入ってくるプログラムも少なくない。
悪影響を受けるものはそう多くはないが、得体の知れないサイトには近づかないのが賢明である。

WWW ☆アップロード ☆ネットワーク ☆
ダブルクリック ☆ (double click:だぶるくりっく)
マウスのボタンを2回連続ですばやく押すこと。
 ダブルクリックが上手く出来ない人は、肩に力が入り1回目と2回目のクリックの間にマウスが移動してしまっていることが多い。
 どうしてもダブルクリックが出来ない場合は、ダブルクリックを使わない方法を利用するか、“スタート”から“設定”、“コントロールパネル”とメニューをたどってマウスの絵を見つけ、クリックで反転させ、左クリックで開く。“ダブルクリックの速度”のスライドスイッチを調整して間隔を自分に合わせて変更してみるのも一方法。


クリック ☆マウス ☆
ダブルクリックを使わない方法 ☆ (だぶるくりっくをつかわないほうほう)
1.オブジェクトを右クリックしてメニューから“開く”を選んでクリックする。

2.スタートメニューを使う


3.「画面のプロパティー→Web→フォルダオプションときてWebスタイルを選ぶ。(柴山秀樹)」

(この方法はInternetExplorer4.以上をインストールしている場合のみ使える。実行するとアイコンの名前に下線がつき、全てシングルクリックで実行されるようになる。個人的には非常に使いにくくなるので嫌いだ…)

オブジェクトアプリケーションの起動 ☆作業の開始 ☆スタートボタン ☆
チャット (chat:ちゃっと)
小鳥の声、ぺちゃくちゃおしゃべり等の意
ネットワーク上でリアルタイムで特定の相手又は複数のメンバーで文字による会話を行うシステム。
電子会議のような実用的な利用法もあるが、通常は暇つぶしの他愛もないおしゃべりが繰り広げられることが多い。
パソコン通信の時代から20年になんなんとする歴史を持つだけあって、独特の表現形態や方言スラング特異なしきたりなどが多く存在し、一見の客にはどうにも入って行きにくい敷居の高い部分があることも確かである。
早い話がヲタク臭いのだな。
文字だけで相手の表情がつかめないことから、顔文字と言う独特の文化が生まれたのもこのチャットからである。

パソコン通信顔文字
著作権 (ちょさくけん)
すべての著作物には著作権が存在します。

特にデジタルデータの場合、複写しても劣化しないものがほとんどのため、またその性格上複写そのものが容易に行えるため、罪の意識無く著作権侵害の恐れのある複写や移譲が行われがちです。
知的所有権は文化生活を営む上で文明人として優先的に保護されるべき事柄です。

とはいえ、今日のコンピュータ発展の段階に居合わせたものとして、「過去に一度も著作権侵害行為を行ったことがない!」と胸を張って主張できる人はそう多くは無いことも事実です。
(ごめんなさい、私も言えません)
しかし、今日からでも遅くありません。
他人の権利を侵害する行為は厳しく慎むべきです。

オンラインソフトフリーウェアWWW ☆してはいけないこと3 ☆
逓倍 (ていばい)
コンピュータは内部に時計(発振器)を持ち、発振器の指示するタイミングで動作している。
Pentium!!! 600MHz等と言うMHz部分がその周波数であるが、これはCPUの動作数値であり、発振器自体が何百MHzもの周波数を発生している訳ではない。
かつてはCPUそのものが極めて遅く数MHz〜数10MHz程度の動作であった。
発振器そのものは10数MHz程度の周波数しか発生しないが、基板上でその周波数を増幅してコンピュータ内全てに供給すれば事足りていた。
しかし、CPUの処理速度が向上し、周辺構造の動作速度を追い抜いてしまった。周辺機器がCPUと同等の動作速度では動作できなくなってしまったのだ。
そこで基盤全体に供給する周波数はそのままで、CPU内部で周波数増幅してCPUのみ加速すると言う手法が開発された。
最初の逓倍CPUはIntelのDX2と呼ばれるもので、基板上周波数33MHzの倍速、66MHzで動作するものだった。
現在では基板上周波数も66〜133MHzまで上がっており、Celeronでは66×n、PentiumII、 !!!では100×nMHzで動作している。
冒頭のPentium!!! 600MHzは6倍動作のCPUと言うことになる。

CPU ☆
テキスト ☆ (text:てきすと)
テキストファイル
text file

 基本的にすべてがキャラクタコードからなるファイル(←→バイナリファイル).改行やファイルの終端などにはキャラクタ以外の制御コードが入っている.
《ASCII Glossary Helpより》

キャラクターコード…
説明に説明が必要なのは本末転倒。
厳密には違うけど、早い話が、文字と改行だけのデータの集まりをテキストといいます。
間違えてはいけないのは“一太郎”や“ワード”等のデータは画面では文字と改行だけにも見えますが、フォント(文字種)、フォントサイズ、レイアウト…等々文字と改行以外のデータがたくさん入っています。

メモ帳の上にファイルをドラッグ&ドロップしてみましょう。
素直に読める文書が現れたら、それはテキストファイルです。
そのまま編集が可能です。

メーラー ☆バイナリ ☆電子メール:送信形式エディター
テレビゲーム (tv game:てれびげーむ)
ファミコンという言葉は登録商標であり、単なる商品名なのだが、既に一般名詞化している。
現在はファミコンという名前の機械は現役には存在しないのだが、名前というのは得てしてそういうものである。

ファミコンという商品が第一線現役だった時代には性能も低く、本当に子どものおもちゃ程度にしか使い道がなかったのだが、現在のテレビゲーム機は異常なほどの進化を見せている。
性能的にはもちろん、使い勝手の優れていることといったらパソコンなどは足元にも及ばない。
たった6〜10個程度のボタンと方向キーだけですべての操作が可能であり、なおかつ提供されるソフトウェアはほとんどの場合、小さな子供ですら、取扱説明書なしで操作が可能である。
こういうのを優れたインターフェイスと呼ばずしてなんとしょう。
更に価格は安いとはいえないものの一般人が比較的気軽に購入できる金額に抑えられており、その普及率には恐ろしいものがある。
化け物ソフト“ファイナルファンタジー”の8作目は発売当日に国内のみ公称で500万本を売り尽くしその後も売上を上げているという。
それらのユーザーを抱え込んだテレビゲーム機が現在のパソコンを遥かに凌ぐ新規格に移行したとき、1000万台に届く統一規格一大家庭内情報端末予備軍が全国に浸透することになる。
通信の自由化(低価格化)と共に、日本の情報開国への日の出はそこまできている。

Enhanceインターフェイス ☆ジョイスティック家庭用ゲーム機互換
展開 (てんかい)
解凍の項参照

ZIPLHA解凍アーカイブ圧縮 ☆
テンキー (ten key:てんきー)
標準的なキーボードで右側のブロックに位置する、数字キーを中心としたキーの一群を言う。
ATキーボードではNumLock、/、*、-、7、8、9、+、4、5、6、1、2、3、Enter、0、.が配置される。
NECのPC-9800系キーボードとはキーの配置が違うことに注意。
NumLocKの機能もPC-9800系にはない。
このNumLockは「Numeric(数) Lock」の略で、このキーが押し下げられているときに限り、キートップに書かれた数字の入力が可能になる。
通常はコンピュータ立ち上げ設定(BIOS)の初期値ではNumLock Onを指定するので起動したままでNumLockを押さなければ、テンキーは数字キーとして機能する。
間違えてNumLockを押してしまったときや、初期設定が異なる、あるいはうまく機能しなかったときは数字が入力できなくて焦ることがある。
一般的なキーボードでは数字キーが有効なときはNumLockと書かれたLED(信号灯)が点灯している。
NumLockが機能していないときは、1=End、2=↓、3=PageDown、4=←、6=→、7=Home、8=↑、9=PageUpキーと同じ機能になる。

BIOSLED
データベース (database:でーたべーす)
データの入力・更新・検索などの手順を提供し,情報の集中管理を実現するもの.

《ASCII Glossary Help より》

ディスプレイ (display:でぃすぷれい)
画面を表示するための器具。
かつてはモノクロや16色専用等で入力周波数も固定式であったが、画面解像度を自由に変えられる最近のOSではマルチシンクとかマルチスキャンなどと呼ばれる可変入力対応式が必須となっている。

CRT ☆LCD ☆解像度ビデオカード
ディレクトリー (directory:でぃれくとりー)
デレクトリの項参照

デレクトリ ☆
デスクトップ ☆ (desktop:ですくとっぷ)
厳密には違うのですが、Windows等のGUI OSの画面に見える全体を指してこう呼びます。
デスクトップにはアイコンらなにやらいろいろと置くことが出来ます。
コンピュータディスプレイを机に例えているわけですが、その背景に貼り付けることが出来る絵を“壁紙(Original英語版でもwallpaper)”というのはなぜだろう?


GUIOS ☆最小化 ☆最大化 ☆ウイルス ☆
デスクトップテーマ (desktopthme:ですくとっぷてーま)
Windows95だとPlus!という別売りプログラムに付属する。
Windows98はおまけで付いてくる。
壁紙やアイコン、マウスポインタ、イベントのときに鳴らす音データ…etc.etc.
楽しいおもちゃがたくさん入っている。
私は絶対使わないけどね。

快適な作業のために初心者の見分け方
デバイス ☆ (device:でばいす)
 「device」は「装置」の意味.コンピュータ関連では,独立した機能単位として,システムの一端を担うハードウェア装置を指す.
《ASCII Glossary Help より》

…だ、そうです。
ソフトウェアやOSレベルでも出てくるんですが、この際あまり難しく考えないでコンピュータを構成する機械の一部を指すときに使う言葉くらいに覚えておけばそう問題はないでしょうね。
〔藤井暖氏よりのリクエスト〕

OS ☆DEVICE ☆ジョイスティックポインティングデバイスオペレーションシステム ☆
デファクトスタンダード (defacto standard:でふぁくとすたんだーど)
正式に規格化された標準仕様ではなく、広く標準的に使われている物。部品に限らず、仕様なども含まれる。
でふぁくと=どうやらラテン語らしい。

互換増設
デフォルト (default:でふぉると)
初期値
コンピュータの場合、何もいじっていないそのままの状態のことを言う。
日本語で言うと「基へ!」

DefaultBIOS初心者の見分け方
デレクトリ ☆ (directory:でれくとり)
階層化ディレクトリ
hierarchical directory

 directoryは「電話帳」,「名簿」という意味で,コンピュータ関連では,ハードディスクやフロッピーディスクなど外部記憶媒体の中に登録されているファイルの管理情報(名称,編成方法,データの形式,情報の保護レベル,記憶場所など)を記録している登録簿をこう呼ぶ.階層化ディレクトリは,このディレクトリに階層構造を持たせたもので,あるディレクトリの下にさらにディレクトリを持てるようにする.現在一般的なOSのファイルシステムでは,階層化ディレクトリをサポートしないものはない.
《ASCII Glossary Help より》

早い話が、記憶装置内を分類して整理するための区画。
デレクトリという名称は主にDOSやUNIXで使われる。
Windowsでは(厳密には多少意味が異なるが)フォルダという呼び名を使っている。
よほど古いオペレーションシステム(OS)でない限り、入れ子の多層構造(階層化)にすることが出来る。

〔大手氏よりの質問〕
表記はデレクトリじゃなくてディレクトリーが正しくない?

〔イシイのお答え〕
デスコとか、デズニーランド、フロッピーデスクみたいに、日本人、特に高齢者は“ディ”と言う発音が苦手です。
それと関係があるかどうかはわかりませんが、この“directory”に関しても“デレクトリ”と“ディレクトリ”の両方の表記が混在しています。
なお、カタカナ言葉の末尾の長音記号は何故か、理数系の人の記述では省かれることが多いようですね。

 Ex.コンピューター=コンピュータ

コンピュータ関連もほとんどの場合、末尾長音記号は省略されるようです。
ちなみにイシイは数学科学大苦手の典型的文系人間です。

オペレーションシステム ☆URL ☆階層化ディレクトリー
電子メール (electronic mail:でんしめーる)
電子メール
electronic mail

 郵便の電子メッセージ版.郵便と同様に,文書に宛名(電子メールアドレス)を指定して,相手にその文書を送信する.

 電子メールシステムにはさまざまなものがあり,社内のLANの内部だけで運用される閉じたメールシステムから(LANの内部でのみメールの送受信が可能),Internetや商用BBSなど,広く一般に外部の人とメールを送受信できるシステムもある.現在では,米国でUNIXベースのネットワークとして発展してきたInternetのメールシステムを利用するのが一般化しており,従来は閉じたメールシステムを運用していた企業でも,Internetメールとのゲートウェイなどを設けることで,Internetメールと社内メールを相互に交換できるようにしている場合が多い.

 Internet以外では,大手商用BBS(NIFTY-Serve,PC VAN,日経MIX,CompuServe,AOL(America OnLine)など)も電子メールサービスを提供している.これら商用BBSのメールシステムは,当初は各BBSで閉じていたが,現在では異なるBBS間でメールを交換したり,BBS←→Internet間でメールを交換したりできるようになっている.ただしBBSによっては,1つのメールに収容できるデータの容量などに制限を設けている場合もあるので利用時には注意が必要である.
《ASCII Glossary Help より》

最近は“いーめーる”と呼ぶ人も多い様ですが、あのE電と相通ずるところがあり、なんとなく下品な響きを感じてしまうのは私だけでしょうか?
端的に言って、「イシイは“いーめーる”と言う言い方が嫌いです」

電子メール:秘匿性メーラー ☆ネットワーク ☆電子メール:送信形式メーリングリスト
電子メール:送信形式 (e-mail:でんしめーる|そうしんけいしき)
もともと電子メールはテキストのみのコミュニケーションであった。
最近はバイナリデータも添付して送れるし、絵葉書のような画像を使ったものを送信できるメーラー、果てはゲームのようにペットを飼育してそのペットにメールを運ばせるものなどもある。
(本当は私もこういうのは嫌いじゃないんだけど…実際に使うかというのは別問題)
しかし、メールの基本はテキストである。
これらのお遊びは相手を確かめてから行うべきである。
気が付きにくいのはMicrosoftのOutlook系のメーラーが初期値ではHTML形式のメールを発行することである。
こちらもテキストベースのメーラーを使っている受信者にとっては迷惑行為となるので留意しなければならない。

電子メール:秘匿性メーラー ☆テキスト ☆バイナリ ☆電子メールネットワーク ☆PostPet
電子メール:秘匿性 (e-mail:でんしめーる|ひとくせい)
電子メールの秘匿性はどんなに高く見積もっても郵便葉書程度です。
郵便葉書はプロの配達人が責任を持って運びますが、電子メールはどこの誰だかわからない人にバケツリレー式に渡して届けてもらうものです。
おなじメールサーバーに対する発信でも外へ出て、世界中のどこかのコンピュータ内を駆け巡ってはるばる戻ってくるわけです。
悪意さえあれば飛び交っている電子メールをその駆け巡っている最中にひょいと掬い上げて中身をのぞいて(あるいは改ざんして)また元のパケットにそ知らぬ顔で戻すことは至って容易な事なのです。

アウトルックWWW ☆パスワード ☆メーラー ☆電子メール電子メール:送信形式パケット
トゥルータイプ (true type:とぅるーたいぷ)
True Typeの項参照

アウトラインフォントTrue Type
トラックボール (trackball:とらっくぼーる)
機械式マウスは通常底面にボールを持ち、ボールの転がり方向を検出して画面上の位置と対応させている。
(無接点式マウスもあり、こちらは通常赤外線などを使って位置を検出する)
トラックボールはちょうど機械式マウスをひっくり返したような構造になっており、本体を動かす代わりに表面に露出したボールを回して位置を指定する。
マウスは平面上を移動させないと使えないので本体が移動しうる、ある程度の面積を必要とするが、トラックボールは本体を動かさないので設置面積以外は必要がない。狭い机には向いているし、ノートパソコンや別売り小型キーボードなどに組み込まれている例もある。
ただし、マウスしか使ったことがない人にはトラックボールの癖はなれるまでかなり違和感があると思う。

マウス ☆タブレットジョイスティックポインティングデバイス
トラフィック (traffic:とらふぃっく)
英語の意味そのマンマであります。
渋滞。
ネットワークにデータが集中すると速度が一気に低下したり、接続不可によるエラーなどが発生する。
NTTの料金サービス(テレホーダイ:何とかならんか?この名称)の時間が始まる23:00頃から深夜早朝にかけてはインターネットは大渋滞。いつもはサクサク出来る検索もタイムアウトで落ちてしまうことしきり。う〜む、困ったものだ。

ポストペット
同報メール (どうほうめーる)
電子メールでは送信先に複数のアドレスを指定することが出来る。
CC:やBCC:では受け取り側は単なる「参考資料」としてし受領するが、同報メール(受信欄に名前が併記される)では電子メールを受け取った複数の受信者がそれぞれ同一レベルの重要性を持った情報として認識することになる。

CC:BCC:メーリングリスト
ドライバ (driver:どらいば)
ネジ回し…の意味ではないな、この場合。

周辺機器や拡張カードなど本来OSが持たない機能を提供する部品とOSとを結びつけるためのプログラム。
OS上で機器を駆動(drive)する、と言った意味か。
どんなに優れた性能機能を持った部品でも、そのOSに対応したドライバがない限り利用することが出来ない。

一つのメーカーが完成されたコンピュータを販売し、周辺機器も含めて自社製品でフォローしてゆく時代はとっくに終わりを告げている。
かつては本体製造メーカーに対して、サードパーティーと呼ばれた社外品製造メーカーだが、既に社内、社外の概念も殆どなくなっている。
大手の完成品コンピュータ販売メーカーですら、構成部品に部品専業メーカー製の高性能品を使用していることを売りにする時代である。

部品専業メーカーも製造する機器の構成部品、チップなどは更に構成部品専業メーカーから買い、基本的なドライバ(リファレンスドライバと呼ぶ)はその製造メーカーから提供を受ける。
そのドライバをそのまま販売品に添付する場合も多いが、メーカーによっては独自にドライバを製作するところもある。
拡張・増設機器ではそのハードウェア性能は言うに及ばず、発売メーカーが腕によりをかけて書き上げたドライバが強力な威力を発揮する。
特にビデオカードではその現象が顕著である。

インターフェイス ☆増設ビデオカードデバイス ☆
ドラッグ ☆ (drag:どらっぐ)
マウスで目的対象をクリックで選択(ポイント)し、そのままクリックしたボタンを離さずにマウスを移動させること。
範囲指定やファイルのコピーや移動等の場合に使う。
解りやすく言えば「目的対象をつかんで引きずって来る」といったイメージである。

Windowsについて ☆クリック ☆タスクバー ☆ドラッグ&ドロップ ☆ポイント ☆マウス ☆
ドラッグ&ドロップ ☆ (drag and drop:どらっぐあんどどろっぷ)
マウスで目的対象をクリックで選択(ポイント)し、そのままクリックしたボタンを離さずにマウスを移動(ドラッグ)させ、任意の位置でボタンを離す(ドロップ)こと。
範囲指定やファイルのコピーや移動等の場合に使う。
解りやすく言えば「目的対象をつかんで引きずって来て必要な場所で落とす」といったイメージである。
Windows95以降ではファイルをドラッグする場合、同一のドライブ内だと移動になり、異なるドライブ間だとコピーとなる。また、通常のドラッグでは移動、右ドラッグでコピーになる状況が多い(すべてがそうではないのは困りものだ)
 キーボードとマウスの併用と言う技も沢山あるのだが、取り敢えず、基本操作を覚えてからね。


クリック ☆ドラッグ ☆マウス ☆
ドロップ ☆ (drop:どろっぷ)
ドラッグ&ドロップの項参照

クリック ☆マウス ☆

[な]

ニック (nic:にっく)

NICの項参照

NIC
ネットスケープナビゲーター (netscape navigator:ねっとすけーぷなびげーたー)
Netscape社のウェブブラウザ。
それまでの決して使いやすいとは言いがたかったブラウザの印象を払拭し、現在のインターネットブームの礎となった優れたアプリケーション。
しかし、最近はめっきり影が薄い。

ブラウザ ☆インターネットエクスプローラー
ネットワーク ☆ (network:ねっとわーく)
Windows3.1以前(MS-DOS含む)のPCは全く外界との連絡を持たないスタンドアロン(独りぼっちのコンピュータ)という状態で利用されることが多かった。
英語版はWindows3.1時代にも別売りでWindows for Workgroup(WFW:Windows3.11)と呼ばれるネットワーク拡張機能付加版が提供されていたが、日本語版は製作されないまま終わった。
このため、元々アメリカに大差をつけられていた日本でのネットワーク環境は更に数年遅れたとも言われる。
通常Windows3.1以前(MS-DOS含む)でネットワークを実現しようとするとNetWare等のNOS(NetWORK OS)をかなりの知識と面倒な手続きの元、更に組み込む必要があるが、WindowsNTやWindows95/98では標準でネットワーク機能を持っているので何等追加処理を必要とせずに比較的容易にネットワークを構築することが出来る。
Windows95の出現が世界を騒がせたのは一つには、このネットワーク機能の標準付加も大きな要因になっている。Microsoft社がインターネットの覇権を獲得することは取りも直さず、同社が完全に世界的独裁者となることを意味する。
そんな状況に不安、不満を持った人々が、難解ではあるが、高機能で歴史があるUNIXに再注目し、最近のインターネットブームとともにLinux(フリーのUNIX)が脚光を浴びることとなった。

閉じた世界での利用から、LAN、WAN、インターネット等の外界との情報交換がこれからの人間の生活を少しづつ変えていく可能性を持ち、情報を制したものが勝者となるという図式が明確化していくことは想像に難くない。

オンラインソフトUNIXOS ☆Windowsについて ☆パスワード ☆NOSNICしてはいけないこと1 ☆電子メール電子メール:送信形式クライアントワールドワイドウェブウイルス ☆ダウンロード ☆LAN ☆サーバー ☆共有 ☆スタンドアロン ☆オペレーションシステム ☆Windows ☆インターネット ☆
ノス (nos:のす)
NOSの項参照

NOS

[は]

ハードウェア ☆ (hardware:はーどうぇあ)

元々は金物(鍋釜など)の意味だった。
目に見て手にとることの出来ないソフトウェアに対し、コンピュータ本体や周辺機器等、目に見える物体としての部分。
プラスチック製など、金属カナモノでなくともハードウェアと呼ぶ。

ソフトウェア ☆メモリ増設ビデオカードCPU ☆
ハードディスク ☆ (hard disk drive:はーどでぃすく)
HDDと表記されることもある。
ご存じ天才科学者Dr.中松の発明によるフロッピーディスクは“ふにゃふにゃの円盤”だが、HDDはガラスや金属を使った“硬い円盤”。フロッピーは「リムーバブルメディア」と呼ばれるものの一種で取り外しが自由であるが、HDDは基本的には固定ディスクとも呼ばれるように一旦使い始めたらまず取り外すことは少ない。(「リムーバブルハードディスク」等と呼ばれる着脱式のものもあるので分類は面倒)

ちなみにDr.中松がフロッピーを発明してあちこちの企業に持ち込んだとき、日本企業は何処も全く相手にしなかったそうな。しかし、米国のIBMだけがこの記録媒体の将来性を予見してDr.中松と契約を結び正式採用した。半ば一般名詞化している「ディスケット」という呼び名はIBMのフロッピーの商品名である。FD等と略記されることもある。(FDを読み書きする機械はFDD:FroppyDiskDrive)

FDはテープレコーダなどと同じ様に(円盤の材質もカセットやビデオのテープなどと同じポリエステルのベースと酸化鉄の磁性体)接触式で、読み書きの度に電磁石のヘッドが回転する樹脂の円盤をこすり続ける。
HDDは円盤を磁気ヘッドで読み書きするのは同じだが、円盤は硬質ガラスや金属で、その回転数はFDなどとは比べ物にならない高速である。(4000rpm以上、最近は10,000rpmを超えるものもある。殆どレーシングカーのエンジンである)
磁気ヘッドは非接触式と呼ばれ、円盤の高速回転による空気流で常にヘッド部分が円盤表面から浮揚している。
浮いている隙間はタバコの煙の粒子の直径の約1/3である。
このため、アクシデントで円盤が急激に停止したりすると浮遊していたヘッド部分が円盤記録面に墜落激突してしまう。
HDDの記録が磁気的に破損して読み書きできなくなることを“HDDクラッシュ”と言うが、運が悪いと物理的クラッシュ…硬質ディスクそのものや磁気ヘッドが粉々に砕け飛ぶ、本当の“クラッシュ”に出会うこともある。“本当のクラッシュ”は滅多にあることではないので、出会ってしまったら笑いながらユニットを分解して子細に状況を確認して研究するのもショックから立ち直る一つの方法である。
 (物理的記憶装置としては…)高速大容量で、機構から言ってもコストから言っても現在のPCにはなくてはならない装置ではあるが、物理的稼働部分が脆弱さの根源となり、PCの部品の中でも一番破損しやすく、取り扱いに注意が必要な部分でもある。HDDを使わざるをえないうちは、コンピュータは絶対に家電にはなれないと断言する人もいるくらいだ。

ちなみにHDDの本体に表示される容量は1K=1000で表記される。
WindowsなどのコンピュータはHDD容量を1K=1024で計測するので、買ってきたHDDは絶対に看板通りの容量にはならない。
(減るのだ!)

インストール ☆してはいけないこと1 ☆HDD ☆
ハイパーテキスト ☆ (hyper text:はいぱーてきすと)
ハイパーなテキストである。
以上!

ふざけると怒られるので解説
通常のワープロ文書などの静的な文字情報と違い、文字を中心としたマルチメディア情報間で相互の飛躍参照や検索を可能にした動的情報形式。
ホームページでおなじみである。

WWW ☆HTML ☆URL ☆http
ハッカー (hucker:はっかー)
Huckingする人。
一般にコンピュータの知識を悪用して犯罪行為に走る人物をハッカーと呼ぶことが多いが、コンピュータ犯罪者についてはクラッカーCruckerと呼ぶのが正しいと言う意見もある。
元はハッカーとは、コンピュータについての極めて詳細な知識を持つ人物に対する尊称である。
日本語の俗語(スラング)では「廢人」と言う呼称が用いられる。

マニア
浜田山Paseo (hamadayama paseo:はまだやまぱせお)
石井の旧友、浜田山、町のハッカー(廢人)と呼ばれる柴山秀樹氏が経営する婦人服店。
今回のFAQ作成では記述内容検証をお手伝いいただいた。

柴山氏からのメッセージ
「浜田山Paseoでは28〜50代くらいまでの婦人服を扱っております。
東京文化石井の知り合い、と言っていただければ特別サービスいたしますので、お近くにお越しの折はぜひお立ち寄りください。」
とのことです。


Special Thanks02.協力者
ハング (hang:はんぐ)
hangupの省略形
バンザイ、お手上げ、グリコ…
もはやリセットしか残された道は無い。
最近はあまりこの言葉は使われなくなり、代わりにフリーズと言う言い方が主流となっているようだ。

再起動暴走フリーズ快適な作業のためにスクリーンセーバー ☆不正終了
ハンドル (handle:はんどる)
正しくはハンドル・ネーム(handle name)

*han・dle
《名》《C》
《1》柄, 取っ手 (→「自転車のハンドル」はhandlebar, 「自動車のハンドル」は
(steering) wheelという) .
《2》〔英口〕肩書き(Sir, Lordなど) .
[ニューアンカー英和辞典・グランド辞スパ]

手に持ってくるくる回したりするものではない。
さりとて「肩書き」とか「称号」なとという立派なものでも決してない。
パソコン通信の時代から用いられたネットワーク上の通り名。
大抵は自分でつけることが多いニックネーム。
フランス女優のようなハンドルのオッサンとか、一目で解るアニメなどのキャラクターがらみのヲタクとか…
名前を見ただけでは実体はなかなか掴めない。
オフ会で始めて逢って納得する人もいれば仮想と現実の落差を痛いほど思い知る局面もある。(その方が多いかも…)

〔この項:松崎氏よりのリクエスト〕

オフ会パソコン通信
バイオス (bios:ばいおす)
BIOSの項参照

BIOS
バイト ☆ (byte:ばいと)
労働に汗する苦学生…とは何の関連も無い。

データ量をあらわす単位。
8ビットが1バイト。
1バイトは2の8乗、256通りの組み合わせを表現できる。
英文字や数字(もちろん半角と呼ばれるものの方)、半角カナ一文字が1バイトになる。
漢字やひらがな等全角文字と呼ばれるものは一文字が2バイトになる。
“2バイト文字”と言う言い回しは非常に良く使われる。

ビット ☆
バイナリ ☆ (binary:ばいなり)
バイナリ
binary

 「binary」は「2進法の」の意味. コンピュータ内で処理されるデータは,すべて0と1からなる2進数である.ただし「バイナリ」という語は,ASCIIコードからなる文字データと相対するものとして用いられることもある.

バイナリファイル
binary file

 数値やアプリケーション独自のデータなどのバイナリデータで構成されるファイル(←→テキストファイル).
《 ASCII Glossary Helpより》

メモ帳の上にファイルをドラッグ&ドロップしてみましょう。
意味不明の文字がいっぱい出てきたらそれはバイナリです。
あんまりやんない方がいいよ。

メーラー ☆テキスト ☆電子メール:送信形式ウイルス ☆エディター16進法2進法
バグ (bug:ばぐ)
バグ(bug:本来は小さな害虫、ばい菌の意)。
コンピュータプログラム中の誤記等で起こる異常処理のこと。

バグのルーツはゴブリンだった!
ゴブリン(Goblin)小鬼などと訳されることもあるが、「鬼」とはちとイメージが違う。

かつて、ゴブリンと言うものの存在は殆ど全域の西域世界が信じていた。
スコットランド語のボーグル(Bogle)ドイツ語の変種コボルト(Kobold)等々これらは全てギリシャ語のコバロス(kobalos)からきたものであると言う。
このギリシャ語の意味は単なる妖精(sprite)である。
時代が経つに連れてこの語から更に派生語が誕生するが、全て同じ物を指している。
ボーギー(bogey)、ブーギーマン(boogey-man)バガブー(bagaboo)バグベア(bugbear)等である。
バグ(bug)も語源は同じだそうな。

又、アイルランドのゴブリンの内で一番恐ろしいプーカ(pooka)コーンウォールの精霊ブッカ(bucca)、等も同種と見られ、陽気で悪戯好きなイングランドの妖精からシェークスピアの「真夏の夜の夢」のパックは生まれた。
そのパックは小犬の品種パグ(pug)にその名を残している。

ユーザーはバグだと言い、開発者は仕様ですと逃げる。
ただし、調査もなしになんでもかんでもバグだバグだと大騒ぎをするのはユーザーとして失格である。
「バグ」と断言するのはハナから相手のミスであることを決め付けた態度であるからして、確かめもしないで騒ぐのは失礼と言う物である。
(もともとバグのあぶり出し:バグフィックスというのは大変な時間と労力を必要とする作業である)
多くの場合、ユーザーの操作ミスや設定ミス、マニュアル・機能への理解不足等が起因であることがある。
※電源スイッチは入っていますか?

(もっとも、ちゃんと“日本語として読める”マニュアルは未だに数少ないことも確か)

仕様マニュアル
バルク (bulk:ばるく)
部品メーカーが完成品コンピュータ製造メーカー向けに卸す部品が、何らかの理由でそのまま一般市場に流出したもの。

bulkの語源は定かでないが、船の船倉部分などの隔壁をbulk・headと呼ぶので、水上貿易の荷物…この辺りがルーツではないかと思われる。(勝手な想像)

直接納入部品であるため、化粧箱はもちろん、保証書や物によっては説明書の類なども一切付属しないことすらある。
通常はビニール製の静電気防止袋かエアキャップ(あの、プチプチ癖になるのね)と呼ばれる緩衝材で包まれた程度の姿で販売される。
しかし、組み込み部品として使う分には正規品よりも安価であり、箱や余分な梱包などのゴミが出ない、更には一般向け商品のルートでは入手できない高性能部品や正規ルートでは未発売の新製品、なんだか解らない「怪しい」部品までもが流通することからマニアは敢えてバルク部品を選ぶ。
大体、保証付メーカー正規商品と言った所で、きちんとユーザーサポートが出来ないメーカーはまだまだ存在するし、保証を求めて正規品を購入しても、結局は自分のスキルを頼りにしないとどうにもならない部分がまだ多い。
金額にも増して、参考書を漁り、データや設定をネットワーク上で捜し求め、やっと発見して完璧動作させた時の喜びは筆舌に尽くしがたい。
(結果的には書物代や通信費が購入時の価格差以上にかかっている場合が極めて多い…こういうのを“トホホ効果”と言う)
トホホにめげるな!銭金の問題ぢゃないっ!
知的好奇心優先!それが正しいヲタクの道というものである。

かくして男たちは(最近は若い娘も増えた、恐ろしいことに…)「怪しい」部品を求めて電脳街を徘徊するのであった。

コンピュータの自作リテールCD-ROM ☆スキルコンピュータの自作(2)
パケット (packet:ぱけっと)
データを送るときに扱いやすい長さのブロックに区切ってそれぞれに宛先を示す符号をつけたもの…

解りづらいなぁ。
要するに「ネットワークを流れる情報」と解釈すれば大きな問題はない。

電子メール:秘匿性
パスワード ☆ (password:ぱすわーど)
1台の機械に複数のユーザーを登録をしている場合や、ネットワークを利用している場合等は起動時にパスワードの入力を指示される場合があります。
パスワードが必要な場合はそれを入力すればデスクトップが出現します。
基本的にはパスワードは設定した本人以外には見えないようになっています。たとえネットワーク管理者であろうと簡単に他人のパスワードが見えてしまっては困るわけです。
設定した本人がパスワードを紛失すると、通常はその機械は利用不可能になります。

また、ネットワークに接続された機械の場合は、パスワードは更に重要な意味を持ちます。
自分の機械やデータのみならず、ネットワーク上の全ての共有資源やサーバーの内容にまでその影響は及びます。
誠、厳重に取り扱わなければならないもの、それがパスワードなのです。

パスワードには大文字小文字を区別するものと、そうでないものがありますが、常に大文字小文字を意識しておいたほうが安全です。

電子メール:秘匿性ネットワーク ☆
パソコン ☆ (pasocom:ぱそこん)
personal computerの略
日本人独特の略語言い回し。
英語圏では“PC”と言われることが多いようだ。
(PCは登録商標らしいが…)

もとはマイコンなどとも呼ばれた電子マニアのオモチャ、ワンチップコンピュータから進化した。
今ではあたりまえの様に業務に利用されるパソコンではあるが、その構造やOSすら基本はマニアのオモチャから殆ど進化していない。
一般人を相手に商品展開する大メーカーですら、扱う商品が一般向けの道具であると言う意識が希薄である。
マニュアルを一瞥すればその姿勢が解るというものである。

初心者がインターネットに接続できなくて困ってユーザーサポートに電話したら…

「新しいドライバを使えば解決します。次のURLにありますのでFTPしてインストールしてください」

と言われたと言う実話を私は知っている。
(つながんなくて困ってるんだぞ、馬鹿っ!)

パソコンは、仕事に使う道具としては存在も背景も誠に不完全なもので、道具としてフルに使用するためには必要以上に内部構造や動作原理の勉強を強制される。

一般的な「道具」としての自動車を運転するのに、乗っている車のエンジン形式や詳細な内部構造、動作原理などを事細かに要求されることはまずない。
鉛筆の木部の材質や産地、芯の化学的組成などを意識して使う人間はまずいない。
(鉛筆ヲタクは別として…)
しかし、現在のパソコンは「まともに動いているとき」は良いのだが、いざ不調が発生したときはその責任の大部分はユーザーに転嫁される。
そんなものは道具とは呼べないのではないだろうか?

AT互換機家庭用ゲーム機FTPインターネット ☆
パソコン通信 (ぱそこんつうしん)
インターネットが今ほど普及していない頃、一般的であった閉ざされたネットワークの形式。
インターネットが全てのコンピュータが同一線上に並列でつながっている網目型に対し、パソコン通信ではホストコンピュータに利用者コンピュータがログインする形、ホストを中心にした星型でコミュニケーションを行う。
アメリカでは最大手CompuServe、日本ではNiftyServe,PC-VAN始め、数10人から数100人程度のメンバーを有する「草の根ネット」と呼ばれるパソコン通信局が林立していた。

形態で言えば、端末型とサーバクライアント型の違いである。
パソコン通信ではSIGと呼ばれる掲示板システムや閉鎖型のメールシステム、チャットなどが用意されていた。
メールシステムは当時閉ざされた環境であり、ホストにIDを持つ(契約した)メンバー間のみのコミュニケーションであったが、末期には各パソコン通信のホスト間がインターネットによる接続を持ち始め、ゲートウェイと称して異なるホストへのメール送信も可能となった。
NiftyからPC-VANへメールを送れるようになった時はそりゃぁぁ、嬉しかったものである。

パソコン通信の創生期、私の使っていたマシンは当時最新の4MHz駆動8Bit Z80CPU、メモリ64KB、720KB FDD1基外付、モデムは300bpsの出たばかりの全2重通信式…であった。
決して数値は書き間違いではない。
ちなみに現在の自宅の主力機は450MHz駆動32Bit Pentium!!!CPU、メモリ256MB、20GB HDD、5.4GB DVD-ROM、ルータを介したデジタル64Kbps接続である。
決して、最高レベルのマシンではない。
ごくごく普通のスペックである。
(価格的には前述の8Bit機システムとさほど変わらない)

この間、高々10数年…う〜む。そんなに急いでどこ行くの?


掲示板インターネット ☆ログインチャットオフ会ハンドルメーリングリスト
ビーエムピー (bmp:びーえむぴー)
BMPの項参照

BMP
ビット ☆ (bit:びっと)
コンピュータのデータをあらわす最小単位。
2進数の0か1であらわす。


BitCD-ROM ☆バイト ☆2進法
ビットマップ (bitmap:びっとまっぷ)
Bitmapの項参照

Bitmap
ビデオカード (video card:びでおかーど)
マザーボードには一般的に画面表示のための機能はない。

画面表示をするためにはビデオカードと呼ばれる拡張カードをマザーボードのスロット(溝)に装着しなければならない。
WindowsのようなGUI環境ではこの画面表示機能の優劣で体感速度、使い勝手は大きく左右される、非常に重要なパーツである。

極論すると1割速いCPUに載せ換えるよりも1モデル上位のビデオカードに交換した方が実効速度は上がる場合が多い。
速度ばかりでなく、画面表示は人間との大切なインターフェイスに当たる部分であり、その品質も作業環境に大きく関わってくる。
良いビデオカードの条件は

1.速度が速い
2.画面に滲みやズレが無い
3.色調が目に優しい
4.調整値に幅があり、環境に合った微調整が可能
5.安定して高解像度が出力できる

ディスプレイ側の性能にも関係するが、特に垂直走査線周波数(リフレッシュレートと呼ぶ)が最低でも70Hzを確保できないと人間の目で画面のちらつきが認識できてしまい、さらいは蛍光灯の持つちらつきと同期して非常に目が疲れることとなる。
(LCDの場合は表示構造が違うのでリフレッシュレートは60Hzでも問題はない。その意味でアナログLCDの場合は高性能ビデオカードを必要としない)
ビデオ出力の速度はビデオチップとドライバソフトに依存する。
解像度や周波数の設定可能範囲は搭載するビデオメモリの容量に依存する。

マザーボードに搭載されたチップセットが統合型の場合は、そのチップセットが画面表示や音声出力の機能も包括している。統合型チップセットは通常は部品点数とコストを減らすために廉価版や小型化コンピュータに使用される。

DEVICE ☆インターフェイス ☆ハードウェア ☆マザーボード拡張増設GUIディスプレイBIOSビデオチップLCD ☆解像度3D
ビデオチップ (video chip:びでおちっぷ)
ビデオカードの中心に据えられる、画面出力を司る大規模集積回路。
専業メーカーが何社かあり、それぞれに特徴あるチップを製造している。
通常はこのチップがビデオカードメーカーに納入され、製品になる。

高性能なのは良いが、最近のビデオチップは完全にゲームの方だけを見ており、その性能向上も三次元ゲームの表現力向上にのみ費やされていると言っても過言でない。
マイクロソフトの世界戦略が、打倒専用ゲーム機。目指せ、全世界家庭内制覇で、完全にエンターティメントに偏っているのでいたし方がないのかもしれないが…
言い換えれば、通常の業務に使用する二次元表現の性能は既に局限化してしまって、これ以上の性能向上は意味がないのかもしれない。

…ということは、業務ユーザーは使いもしないゲーム機能に多額のコストを支払っていると言うことになるが…いかがなものか?

ビデオカード3D
ピーディーエフ (pdf:ぴーでぃーえふ)
PDFの項参照

PDF
ファット (fat:ふぁっと)
FATの項参照

FAT
フェップ (fep:ふぇっぷ)
FEPの項参照

FEP
フォント ☆ (font:ふぉんと)
簡単に言うと活字のようなものです。
個々のコンピュータや周辺機器はそれぞれに活字を持っており、画面表示やプリントアウトにその文字を使います。
ですから、例えばワープロ等で特殊な字体を指定して作成した文書をフロッピーで他人に上げたり、ネットワークで送ったりした時、受け取った側が同じ字体のフォントを持っていないとエラーになってしまいます。
本当(ふぉんと)だよ!(さ、寒い…)

機種依存文字True Type
不正終了 (ふせいしゅうりょう)
「Windowsが正しく終了されなかったため、ディスクドライブにエラーがある可能性があります。
今後このメッセージを表示しないようにするには[スタート]メニューから[終了]を選んでから終了するようにしてください。」

日本語は正しく使いたいものである。
「Windowsが正しく終了“されなかった”」のではなく、「Windowsが正しく終了“することを拒否した”」あるいは、止むを得ず「Windowsが正しく終了“できなかった”」だろうに。
自分の責任を人に押し付けないで欲しいものだ。
誰も好き好んでリセットボタンや三つ指リセットなどしたいはずもない。

フリーズ暴走ブルースクリーンリセット三つ指リセットハング不正な処理
不正な処理 (ふせいなしょり)
詳細のボタンを押すとなにやら訳の分からない文字の羅列が現れる。
この羅列を書き留めたとしても、コンピュータ専門家、メーカーその他によっても原因は全く解明不可能なのである。
はっきり言って全く意味がない。

そもそも、「不正な処理」なる言葉はほとんど脅迫である。

あたかも「おまえが悪い!」と言わんばかりの物言いである。
初心者ならずとも「何か悪い事してしまったのだろうか?」と心を痛める表示である。
しかし、その実態は頭の悪いWindowsが「ここは誰?私は何処?」状態に“勝手に陥って”しまった状態なのである。
まったく、Windows大先生は全ての失敗をことごとくユーザーのせいに見せかけようとする悪い癖があるようだ。

日本語は正しく使いたいものである。
決してあなたは悪くない!

不正終了
フリーウェア (free ware:ふりーうぇあ)
オンラインソフトのうち無償提供されるもの。
ただだからと言って、決して悪かろうと言うわけではないのがこの世界の面白いところ。
作者が自分で必要な使いたいものを作ったり、人から頼まれて作ったりすることも多いので、ユーザー直結で非常に便利なものが多い。
逆に高価な市販ソフトにはできないようなことを実現しているものも多い。
実際にこの問答集も“ワーズワース”と言う名前の問答集作成フリーウェアで作っている。

かつてはPDS等とも呼ばれたが、決して著作権を放棄したものではないので、作者に対する敬意は忘れないようにしたい。
(どうもわが国の著作権法には「放棄」の概念がないらしい)

アウトルックZIPLHAオンラインソフトシェアウェア圧縮 ☆著作権03.製作ツールエディター
フリーズ (freeze:ふりーず)
凍りついた…
コンピュータが全く何の操作も受け付けなくなり、動作も一切停止してしまった状態。
かつては暴走、ハングなどの言葉が用いられたが現在の異常処理状態は、「意味の無い動作を繰り返す」等の「暴走お手上げ」と行った印象のものが少なく、ほとんどの場合、停止して反応しなくなることが多いからか?
何をやっても言うことを聞いてくれないのだから、これはもう電源を落とすしかないのである。
哀しみの再起動戦士ランダムは逝く…

暴走快適な作業のためにスクリーンセーバー ☆不正終了リセットハング
フルスクリーン (fullscreen:ふるすくりーん)
最大化の項参照

最大化 ☆アイコン ☆解像度初心者の見分け方
ブート (boot:ぶーと)
コンピュータの電源を入れて立ち上げる事。
BOOT装置、BOOTデバイスと言ったら、コンピュータを立ち上げるための情報が書き込まれ、そこから起動可能な設定になっている記憶装置。
普通はハードディスクを使用するが、フロッピーやCD-ROM等の装置もBOOT装置として使用が可能である。

OS ☆DEVICE ☆HDD ☆再起動BIOS
ブラウザ ☆ (browser:ぶらうざ)
ホームページ閲覧ソフト
インターネットエクスプローラ、ネットスケープナビゲータが2大勢力

browse[brauz]
《動》《自》
《1》 (放してある動物が) 若葉 [若芽] を食う.
《2》 (人が) 本を拾い読みする; (図書館・書店で) あちこち本をのぞいてみる.
《3》 (商店で) 品物をのぞく, ひやかす.
――
《名》《C》
《1》 (動物の原野での) えさ食い.
《2》本の拾い読み.
〔ニューアンカー英和辞典:グランド辞スパ〕

まぁ、この程度の意味である。


アウトルックWWW ☆HTML ☆ネットスケープナビゲーターインターネットエクスプローラーWeb ☆インターネット ☆
ブルースクリーン (blue screen:ぶるーすくりーん)
Windowsが警告を発するときに表示する画面。
全体が群青色の画面になり、いかにも大変なことが起こったような物言いで意味不明な言葉を表示する。

確かに大抵の場合は致命的なエラーであることは多い。
警告を発してもらったところで、時既に遅し、どうにかできるものではないことが大部分である。
[例外]エラーが頻発するのはなぜだ?
[例外]ってのは極めて稀な事を意味する日本語ではないのか?オイっ!

不正終了
ホームページ (homepage:ほーむぺーじ)
wwwの項参照

WWW ☆URL ☆Web ☆
暴走 (ぼうそう)
コンピュータが処理異常を起こし、全くどんな操作も受け付けなくなってしまった状態。
意味の無い動作を繰り返したり、逆に停止したまま何の反応もしなくなるなどの現象が起こる。
残念だが、操作を受け付けないのだから、これはもうどうしようもない。

フリーズ不正終了ハング
ポインティングデバイス (pointhing device:ぽいんてぃんぐでばいす)
一般的にはマウスを指す。
ポインティングデバイスはGUIのインターフェイスでは標準的な入力機器となっている。
マウスのほかにはトラックボールやタブレットなども良く使われる。
ゲームでは標準入力装置である、ジョイパッドも医療用コンピュータから発生したジョイスティックの流れを汲む立派なポインティングデバイスである。
ノートパソコンなどに用いられるポインティングデバイスには、タッチパネルやジョイパッドの変形とも言えるアキュポイント(IBMの商品名)等があるが決して使いやすいものではなく、通常のマウスを接続して使う人も少なくない。

ポインティングデバイスでは、画面上に表示されたマーク(アイコン)やスイッチを指示してボタンを押すことによって命令を実行する。
マウスはMSマウスに代表される、左右非対称の形をしたものが使いやすいが、通常右手で扱う右利きを元に設計されるのでギッチョの人にはかなり使いにくいかもしれない。
左右対称の形のものであれば、ボタンの機能はソフトウェア上で変更できるので左利きの方は左右対称のものを使うほうがいいかもしれない。
マウスの項参照

マウス ☆GUIカスタマイズトラックボールタブレットジョイスティックデバイス ☆
ポイント ☆ (point:ぽいんと)
コンピュータ操作中に“ポイント”といわれたら、画面指示装置(マウスともいうな)の矢印などで指定された場所を指し示すことをいう。


クリック ☆ドラッグ ☆マウス ☆
ポストペット (postpet:ぽすとぺっと)
いや、実はね、こんなくだらない玩具をネット上で使う奴がいるからトラフイックは増大するし、迷惑な無意味添付のメールが届いたりするんだ、と食わず嫌いで本気で嫌がっていたんです。ワタシ。
でね、ちょっと頼まれて「お試し版」ってのをテストしてみたんですが…
これが、意外や意外。メーラーとして見たら実によく出来てるんだわぁ。
実際可愛いしねぇ。
コンピュータの中でペットを飼育し、そのペットにメールを配達させる、という本当にオモチャみたいなもので、相手が同じメーラー(ポストペット)を使っていない限り送信したメールは受信側にとってはゴミだらけの迷惑メールになってしまうのですが…。
(通常のメールの送受信も出来るので使い分けは出来る)

評価すべき点は、まず、設定メニューが家庭用ゲーム機並の解り易さ。注意事項の親切さ。
まぁ、ネットワーク接続の持つ難解さは尋常でないので、それを全くの初心者にすぐに解るように説明するのは本当、至難の業なんではありますがねぇ。
どうして普通のパッケージソフトはこの程度のことが出来ないんだろうか、と考え込んでしまいました。

更に。通常のインターネットメールでは不可能な、送信相手が受信/開封したかどうかと言うことがわかる。

もっとも、送信相手の受信状況がわかるのは相手が同一のメーラー(ポストペット)を使っているときに限定されるし、相手が受信してくれないと、配達するペットが行きっぱなしになってしまうので、その間ペットにメールを運ばせることが出来ないと言う問題はあるんですが…(通常のメールは送受信できる)
でも、半日〜1日もするとペットは諦めてかえってくるようではあります。

常駐させると通常のメーラーよりもコンピュータに負担をかけるし、仕事場にはそぐいませんが、これも一つの方向性かと思います。
(私ゃ絶対に使わんけど)

ただ、このユーザーフレンドリーな発想には、考えを改めるべきだろうか?と、ちょっと本気で考え込んでしまったイシイであります。

PostPetメーラー ☆トラフィック

[ま]

マウス ☆ (mouse:まうす)

最初に作った人がコードを尻尾に見立てて「ねずみ」と名づけたそうだ。
想像力たくましいと言うか、発想が子供じみていると言うか、それは主観の問題。
 Macintoshに使われるマウスにはボタンが一つしかないが、Windows用のマウスには通常二つのボタンがある。最近では2つのボタンの間にローラーが付けられた物が主流化してきている。
ちなみにこの真中のローラーは初期値では縦横に画面をスクロールするときに使用する。
三つボタンやそれ以上のボタンを持ったマウスもあり、各ボタンの用途を利用者が設定できる。真ん中のボタンのシングルクリックをダブルクリックとして登録するとかなり使い易い)
UNIXでは3つボタンマウスが既定値となっている。
Windowsで2つボタンのマウスを使う場合、特に指定せずにクリック、ドラッグなどといった場合は左のボタンを使う事になっている。(コンピュータ関係には「暗黙の了解」、「みんなのお約束」が多いので困るな)
 右ボタンが必要な場合は“右クリック”、“右ドラッグ”等とはっきり明示するのが通常である。
 Windows3.1まででは、何かを始めるときはダブルクリック。たとえれば、ドアを入るときはノックは“トントン”で覚えやすかったが、Windows95以降ではダブルクリック不要の場面が増えた。しかし、ダブルクリックが必要な部分も残っているので多少混乱が生ずることもある。過渡期のOSであり、以前からの互換のからみであろうが、Windowsの問題は操作系のみならず、あちこちに例外措置が散在することだと石井は思う。

CUIGUIWindowsについて ☆クリック ☆ダブルクリック ☆ドラッグ ☆ドラッグ&ドロップ ☆ドロップ ☆ポイント ☆スクロール ☆トラックボールタブレットジョイスティックポインティングデバイス
マザーボード (mother board:まざーぼーど)
Main Boadと呼ぶこともたまにある。
コンピュータの基本的構成要素になる基盤。
通常、マザーボードには、

電源を取り込む端子
CPUを取り付けるソケット
チップセット
(CPUとその他の装置との仲立ちをするいくつかの集積回路)
メモリを装着するスロット(溝)
HDDやFDD等を接続する端子
キーボード、通信装置、プリンタなどを接続する端子
拡張カード類(映像出力を含む)を装着するスロット

などが搭載されている。
この基盤(30cm四方程度の大きさ)を箱に収めて、必要な部品を取り付ければパーソナルコンピュータが完成する。
至って簡単なものである。
昨今自作コンピュータが流行しているが、実はパソコン自作はプラモデルを作るよりもずっとずっと簡単なのである。
自作コンピュータを使っています。などという事は自慢にも何にもなりゃしないのである。

小型横置きのメーカー製機種は構造上、内部が部品で目一杯詰まっているが、縦型のタワーと呼ばれるタイプの蓋を開けてみると、初めての人はあまりに内部がスカスカであることに驚く。
実は、このスカスカが内部の空気流通の面で大きな意味を持つ。
現在のコンピュータは放熱との戦いであり、外気導入と排気が効率良く行えればそれだけコンピュータ本体の動作安定性は増す。
マニアが必要以上とも思われる大きな箱を好むのは、放熱問題と拡張性に着目しているからに他ならない。

コンピュータの自作BIOSビデオカード
マニア (mania:まにあ)
日本語で言うと偏執狂といういささか物騒な範疇に入るかも。
おたく(ヲタク等と表記する場合もある)とも呼ばれる。
車好きの場合は昔「オトキチ」今「エンスー(enthusiast)」などとずいぶんと格好良いが、マニア、とかヲタクと言うと一般にはあまり良い印象はないようである。
特にパーソナルコンピュータの詳細部分までに精通した人物に対しては賞賛をこめて「廢人(はいじん)」と奉る。

ハッカーコンピュータの自作RAM ☆コンピュータの自作(2)
マニュアル (manual:まにゅある)
詳細手順解説書
特に初心者にとっては重要かつ、最大のよりどころとなる印刷物、あるいはデジタルデータ。
しかし、その内容は、かな漢字で記述されるにもかかわらず、およそ日本語とはかけ離れた物がいまだ多く存在し、
「マニュアルを読むためのマニュアル」が必要であり、
「マニュアルを読むためのマニュアルを読むためのマニュアル」もまた必要であり、
「マニュアルを読むためのマニュアルを読むためのマニュアルを読むためのマニュアル」も更に必要であり…

ええ〜いっ!!


うっとおしいっ!



バグランダムアクセス
マルチタスク ☆ (multi task:まるちたすく)
MS-DOS以前のPCでは同時に出来る作業は、基本的には一つだけだった。(シングルタスク)1台の機械を利用できるユーザーも一人だけに限られていた。(シングルユーザー)
マルチタスクは、例えばデータベースで長時間かかる大量の検索をかけながら画像のプリントアウトをし、並行してワープロで文書作成を行う等の同時複数の処理を行うことが出来る。更に、同時処理の特性を生かし、複数の作業間でデータの交換や切り貼り等が出来るのも利点である。
更にマルチタスク処理が出来るOSではマルチユーザーに対応している場合もあり、マルチユーザー対応なら複数のユーザーが1台の機械をそれぞれ違った環境で使用することも可能になる。
(…事になっているのだが、Windows98ではまだ実務に使用できるレベルではない)
使用者には一見区別がつきにくいが、マルチタスクと一口に言っても、“本当のマルチタスク(プリエンティブマルチタスク)”と“擬似的なマルチタスク(ノンプリエンティブマルチタスク)”が存在する。Windows95/98/NTやUNIXは前者の代表で、旧バージョンのWindows3.1は後者であった。
プリエンティブとノンプリエンティブの違いは、簡単に言うと“本当に並行同時処理”を行っているかどうかと言うことである。
ノンプリエンティブのWindows3.1でも複数の窓を開いて同時に作業をすることは出来たが、コンピュータの内部では同時処理ではなく人間には認識できない速度で複数の処理を切り替えて処理し、あたかも同時にいくつものプログラムが動いているように見せかけていただけである。
ノンプリエンティブの場合、万が一一つのプログラムに問題が起こって停止すると、次のプログラムに処理の切り替えの許可が伝わらなくなるためシステム全体に影響が出る。
プリエンティブの場合はプログラム間でそうした情報の受け渡しが必要無いため、たとえ一部のプログラムが暴走しても他の処理系やシステム全体には影響を及ぼさない。(事になっているのだが…どうも例外が多すぎて困る)

OS ☆解像度オペレーションシステム ☆X-Windows SystemWindows ☆
三つ指リセット (みつゆびりせっと)
DOS系マシンで[Ctrl][Alt][Del]キーを同時に押すとリセットがかかる。
本体にリセットスイッチがある場合は、これを押した場合と同じ結果となる。本体のスイッチを押すこと(ハードリセット)に対し、三つ指リセットをソフトリセットとも呼ぶ。
DOS系マシンでもNECのPC9800系のDOSには三つ指リセットの機能はない。(Windows上では使用可能)

やたらと再起動をかけると危険なUNIXやWindowsNTには三つ指リセットの機能はない。
WindowsNTではログインするときに[Ctrl][Alt][Del]キー同時押しを使う。

ログイン不正終了リセット
メーラー ☆ (mailer:めーらー)
電子メールを送受信するためのアプリケーション。
市販品やオンラインソフトで優れたものもあるが、通常はブラウザに付属するものをそのまま使っている人が多い。
最近ではコンピュータ内でペットを飼育してそのペットにメールを運ばせる玩具のようなメーラーもある。
ただし、相手も同じメーラーを使っていることが条件であり、普通のメーラーにペットからのメールが届くと迷惑以外の何物でもない。
同様にテキストのみのメーラーにHTML形式のメールを送信することも大変な迷惑である。

アウトルック電子メール:秘匿性WWW ☆BCC:CC:テキスト ☆バイナリ ☆HTML ☆電子メール電子メール:送信形式ポストペット
メーリングリスト (mailing list:めーりんぐりすと)
インターネット上で実現される、情報交換の一方法。
電子メールが基本的には1対1の情報交換であるのに対し、メーリングリストはグループ間の情報交換であることに留意。
一般に電子メールの場合、送信/受信と言う言葉が使われるが、メーリングリストの場合は投稿/配信などと言う言い方に置き換えられることが多い。
パソコン通信時代にはSIG(Special Interesting Group)、CUG(Closed Users Group)等の概念があったが、インターネット上においてはSIGは掲示板(BBS:Bulletin Boad System)やニューズグループ、CUGがメーリングリストに置き換わったと見ても良いかも知れない。

勘違いしやすいのは、電子メールにおいても1対多のコミュニケーションが可能であるということ。
CC:や同報メール、メーラーのアドレスグループ化等によるコミュニケーションは確かに1対多であるが、相手となる“多”は送信者側の都合によって決定するものであり、メーリングリストとは基本概念が全く異なる。
つまり、メーリングリストでは常に決められたメンバー間に均等に情報が提供されるのに対し、電子メールによる1対多のコミュニケーションは、送信者が一方的に対象を定めてそれを行うものである。

メーリングリストは「選ばれた」あるいは「自ら選択し」グループに所属しているわけであるからして、傍観者にならないよう、活発に美しいコミュニケーションを展開することが要求される。
大前提として、全てが無償の精神から始まったインターネットでは情報を受け取るだけでなく、自ら情報を発信するという基本姿勢を持って行動することが望まれる。


〔この項:藤井輝氏よりのリクエスト〕

電子メール同報メール掲示板パソコン通信
メガ (mega:めが)
Mの項参照

M ☆
メモリ (memory:めもり)
愛のメモリーと言う歌が昔あったが、メモリには愛もヘッタクレもあったもんじゃない。
殆どシリコンの小豆のようなもので、メモリ専業メーカーの工場で事故があったと言うガセネタ噂がネット上で流れれば高騰し、パソコンの聖地、台湾で大地震があれば裏ブローカーが買占めに走るので暴騰し…もうどうにでもしてくれ。
ほんの1ヶ月で小売相場が300%も激動する商品は最近余り無い。

また、パソコン部品の中で、比較的初心者でも注目し興味を持つ後付け部品であるにかかわらず、規格が混沌であり、始末に負えない。

メモリには大まかに分けて、Pentium以前の標準メモリ(72PinSIMM:これもチップの規格によって各種あり)と現在の主流のモジュール(168PinDIMM:これがまた各種規格が混沌さん!)、更にMac用のDIMM(Pin数はATと同じだが、全く互換がない)更に更にNote用のDIMM(これはメーカごとにみんなして勝手やってるんでもう話にならない)…

これ以外にも有史以前の30PIN SIMMとか、現在規格ばかり先走りして実物が見えてこない新メモリとか…もうどうしようもない状況である。
一般的にはここ1〜年のものなら、168PINのPC100 CL2と言う規格を購入すればまず問題ないのだがユニットそのものの価格により、基板上のメモリ品質や同一総容量でも装着個数に差があり、マザーボードとの相性で物理的には装着できても実際には認識できないなどと言う悲しいことも起こりうる。

Windows98/95環境ではある程度メモリを積めば速度は向上するが、使用環境によってその頭打ち容量は異なる。
普通に使う場合は64MB程度で体感速度は頭打ちになる事が多い。
重いアプリでは128MB程度、極端に重たい処理では少なくとも256MBは欲しいところだが、128MB以上搭載してもWindows98/95はお馬鹿なので、それ以上のチップには電気が行っていないのと同じ、すなわち無駄と言うことになりかねない。
通常の作業であれば64〜128MBが妥当なところだろう。
但し、Exelみたいなお馬鹿ソフトは大量にメモリを積むとかえって遅くなることもある。
また、増設する場合、現在積んであるメモリと同一速度仕様のメモリでないと遅い方のメモリに速度を食われてしまい本来の速度が出せないと言うまことに無駄なことになってしまう。

財力に自信があれば、メモリの増設はするに越したことは無いが、ソフト環境の改善のほうがより重要だと思うけどなぁ、私ゃ。
ソフト環境でチューンナップすればOSそのものの動作も安定するし、何よりお金がかからない。

ソフトウェア ☆ハードウェア ☆拡張RAM ☆増設

[や]

ユーア−ルエル (url:ゆーあーるえる)

URLの項参照

URL ☆
ユニックス (unix:ゆにっくす)
UNIXの項参照

UNIX

[ら]

ラム (ram:らむ)

RAMの項参照

RAM ☆
ラン (lan:らん)
LANの項参照

NICLAN ☆
ランダムアクセス (random access:らんだむあくせす)
コンピュータが記憶装置を読み書きするときの方法。
文字通り、ランダム(でたらめ・手当たり次第)に記憶装置に対して働きかける。
反対の概念としてsequential accessがある。
音楽CDは基本的には1曲目から録音順に再生してゆくが、スイッチ操作やリモコンの設定で、好きな曲だけピックアップして順番を無視して聞くことが出来る。
ただプレーヤーに乗せてPlayボタンを押した一曲目から順番に聞いてゆく状態がシーケンシャルアクセス。
リモコンで1曲目6曲目2曲目10曲目のような聞き方をした場合をランダムアクセスにたとえることができる。

コンピュータの場合はサーバーバックアップなどに使われるテープドライブ以外の記憶装置はほとんどの場合ランダムアクセスを行う。
(テープの場合は直線的に順送りでしか内容を参照できない構造上ランダムアクセスは出来ない)

ちなみに
T出版の平成8年版システムアドミニストレータ用語集という本を読んでいたら…
*******
データを検索するときに、キーを元にして、直接アクセスする方法。キーを指定するとOSがデータを検索するのでプログラマはデータの検索のロジックを知らなくとも検索が出来る。ファイルの編成別では索引編成や直接編成のファイルで利用が可能で順編成は利用できない。
媒体では、磁気ディスク、フロッピーディスクなどが可能で磁気テープ類は出来ない。(全文引用)
******
とあった。
馬鹿か?こいつ。
この説明を読んで分かる人間がいたらお目にかかりたい。
こういう教科書を使わされる学生は災難だな。

シーケンシャルアクセスFATマニュアル
リセット (reset:りせっと)
元に戻すこと。
コンピュータの場合、初期値に戻す意味にも使われるが、通常は電源回路は生かしたまま装置全体を再起動させることを言う。

メーカー製の完成品にはスイッチとしてのリセットボタンはついていないことが多い。
やたらとリセットをかけると機械に衝撃を与えるので、それはそれで設計思想としてはわかるのだが…

こと、Windows(95/98)のような中途半端で不安定なOSを使っている限り、フリーズは日常茶飯に起こりうる。
三つ指リセットを使えということなのだろうか?
フリーズがキーボードコントロールまで奪ってしまった状況ではキーボードを使う三つ指リセットも無効になるので、主電源(メインスイッチ)を切るしか方法がないのである。
リセット回路は主電源を断続するのと違って、回路全体への給電は断たないので、それでもメインスイッチを切るよりは機械に対する電気的衝撃=悪影響は少ないのだ。

再起動フリーズ不正終了三つ指リセット
リテール (retail:りてーる)
バルクと対を成す用語。
メーカーが一般消費者に向けて、化粧箱に詰めて詳細な説明書(分かりやすい、とは決して限らない)や保証と共に正規のルートで出荷する組み込み部品。

コンピュータの自作バルク
リブート (reboot:りぶーと)
ReBootの項参照

ReBoot
ログイン (login:ろぐいん)
Logonと言うこともある。
ネットワークに参加(接続)する、ネットワーク上の他のマシンを参照する、マルチユーザーのマシンにおいて、個人の利用環境を起動することなどの意味に使われる。

三つ指リセットパソコン通信
ロム (rom:ろむ)
ROMの項参照

ROM ☆

[わ]

ワード (word:わーど)

Wordの項参照

Word
ワールドワイドウェブ (world wide web:わーるどわいどうぇぶ)
WWWの項参照

WWW ☆ネットワーク ☆URL ☆Web ☆
ワイツーケー (y2k:わいつーけー)
y2kの項参照

y2k