-4- 第336号 | 平成12年3月10日 |
中学高等学校
中野区成人のつどいに参加して
ダンスクラブ・手話クラブと有志
中野区成人のつどいが一月十日中野サンプラザで開催されました。本校のダンスクラブ、手話コーラスの参加は、二年前に続き二回目、式典後、大山のぶ代さんの講演と共に、成人を迎えた方々にお祝いの演技を披露しました。(町田)
舞台は教えてくれる
4C 千葉 はるな
在学中に二度日の式典への参加は、光栄な依頼でした。四年間ダンスクラブに所属し、続けていられるのは、練習してきた自分自身を試す「舞台発表」というものがあるからです。
その試す場である舞台で、今回重要な最前列の位置で踊る事となり、嬉しさ・責任・緊張感と今までにない複雑な心境でした。無事その場面を終え、充実感の中、私に予期せぬ事件が起こりました。−布が落ちた−
瞬間的にあらゆる事を考えていました。何を考えていたか覚えていませんが、落とした事を悔んでそれが顔に出てしまっては、一緒に踊っている皆に余計迷惑をかけるので、すぐに失敗を挽回しようと力を尽して精一杯踊りきりました。
演技が終わり、布の事がよぎりました。皆にとっても試す場である舞台で、私の事が全体の募囲気に影響しなかったかどうか不安になりました。が、「目立っていなかった。」「良かった。」との言葉に安心しました。
東京文化に依頼がきた事で、またひとつ舞台に学びました。瞬時の判断でフォローできた事は、私にとって大きな自信となりました。
手話コーラスでの出会い
5D 土橋 由美子
私は成人のつどいに参加すると聞いた時、大勢の前でしかも、手話で発表することへの不安を感じていました。練習に入る前にまず部員以外の人でも興味のある人の有志を募り、総勢三十一名となりました。曲目は成人式を迎えた人達がよく知っている曲、ゆずの「いつか」と米米クラブの「君がいるだけで」に決まりました。
練習はまず歌詞の内容を理解し、それを手話におきかえることから始まりました。そして、とにかく手の動きと歌詞を覚えるための反役練習です。手の動きは少し違うと違う言葉の意味になってしまうので、気をつけて練習しました。沢山の仲間と練習を重ねるうちに初めに私の抱いていた不安は取り除かれていきました。 私は、この成人のつどいを通じて、色々なものを得たような気がします。手話で表現することの難しさや尊さ、そして普段何気なく使っている言葉の重さを知りました。この発表によって多くの出会いがあり、新しい友人もできました。本番を無事に終えた今、成人のつどいに参加できたことを私は、心から良かったと思っています。二十歳になった時、きっとそこにはあの日のことを笑顔で思い浮べる私がいるでしょう。
スキースクール報告
すばらしいスキースクール
6C 川瀬 はるな
私は毎年スキースクールに参加してきました。ホテルは設備が良く、インストラクターも親切で快適な毎日が過ごせました。スキーもSIA(世界共通)の検定に合格するよう丁寧に教えてもらえ、コーチともすぐに仲良くなり、最終日に別れるのが辛くなる程です。また、他学年との交流も多くあり、廊下などですれ違う時も明るいあいさつを交わすなど、とても良い雰囲気を作り出しています。
私は、団体生活の規律を身につけるという点で、6年間行ってて良かったと思えます。
文化のスキースクールを6年間参加して得た物は沢山ありました。今は一つ一つが良い思い出です。このすばらしいスキースクールにまた参加したい気持ちです。
前進したスキースクール
4A 山田 美幸
私たちは、スクール中に行われる検定でセミ・ゴールドというメダルを得る目的で参加しました。しかし、実際に練習してみるとそのメダルに技術が達しているという自信が湧かず、検定を受けるかどうかとても悩みました。けれども、せっかく来たのだし不合格でも良い経験になると思い、二人で受けることにしました。
4C 高橋 未緒
検定種目は、ウエーデルン、パラレル、シエーレンターン、総合滑走の四種目をコブのある斜面で滑るということでした。検定が終わってみると、すごく不安でした。結果を発表される時、胸がドキドキしているのが分かりました。でも、二人で合格することができました。次回は更に上のメダルを目指して頑張りたいと思います。