-1- 第343号 | 平成14年7月5日 |
創立七十六年目を迎えて
短大に生活福祉専攻を設置へ
"立川 昭和記念公園にて 小1・2年 5月歩く会
創立七十六年目を迎えた学園では、3H精神などに表される建学の精神の下で、教育の進め方を変えてきています。短期大学と中学高等学校で教育課程を変更し、医学技術専門学校(医技)と短大は共学となります。
今年の変更は、医技では男子学生を受け入れて共学での臨床検査技師の養成教育が始まりました。六人の男子学生が加わって、今年の学校生活が開かれています。
短大では家政科を生活学科に変更し、これまでのコース制を改め、食物栄養専攻と生活文化専攻の二専攻を設置しました。八月からは生活文化専攻の学生を主な対象として、ホームヘルパー二級の資格取得のための講習を始めます。このほか、短大では、AO入試を今年度の入学からとりいれ、多様な入試を進めています。
来年度からは、短大を共学にするとともに、新たに生活福祉専攻を加えて三専攻として、高齢化社会から高齢社会に変わったことに対応して、福祉教育も始めることになり準備を進めています。さらに、介護福祉士の資格を取得できるように、関係方面と調整しています。
「いい顔、ふえたね」
-- 高校はコース制へ --
中学高等学校では、中学の新教育課程の実施に伴い、中高六カ年の一貫教育を実施し、授業内容を充実させ、高校三年では生徒自身の希望する進路に合わせられるように選択科目を中心とする教育を進めています。
高等学校から入学する生徒に対しては、五教科を中心に学力を伸ばし、高い目標への進学を目指す特別進学コースと、多様な進路の中で自分に適した進路を見つけ幅広く対応できる一般進学コースに分けて、三カ年をそれぞれの進路希望に対応した教育をしています。
土曜日は「自分のために自分で学ぶ日」として、生徒の個性・特性を活かして得意とする分野をのばす機会としています。学校では、年間を通じて各種の特別講習を企画しています。
「いい顔、ふえたね」と言われるような教育をいっそう進めていきます。
役員人事
〜略〜
学園人事
〜略〜