-8- 第346号 | 平成15年7月7日 |
幼稚園
ようちえんだより
早く大きくなーれ
小さな菜園
♪あめ あめ お山の上に
あめ あめ 林に森に
木の芽や草の芽 みな喜んで
美味しい お水をありがとう
園庭の草や樹が六月の雨のしずくで鮮やかな緑色を増し、ぐんぐんと勢いをつけ成長しています。
幼稚園の子供たちも四月、五月、六月と、新しい出会いの中で、本来の自分を出し始めお友達や先生との活動に生き生きと取り組む姿がみられるようになりました。
園庭の片隅にある花壇には、今それぞれの学年が育てている野菜たちが雨と太陽の光を浴びて青々とした葉を茂らせて沢山の実をつけようとしています。
年少組は、ひとりひとりゴマ粒ほどの二十日大根の種をつまんではじめて種まきの経験をしました。
種まきから数日後、「せんせいちょっとちょっと」とこぐま組のR君に手を引っぱられて花壇に行くと、土の中からかわいい緑の芽がではじめていました。「ほら、ね!」とR君のうれしそうな顔。
種から赤い二十日大根ができるということはよく理解できないながらも自分の蒔いた種から芽が出てきたことでその生長を楽しみにしている様子がうかがえます。
年中組は、毎月、園で読み聞かせをしている月刊絵本「こどものとも」に登場した三尺豆を蒔きました。
「三尺豆」とはあまり聞きなれない豆で、実際に栽培されている農家も少ないようですが、子供たちの大好きな「そらまめくんのベット」という絵本のシリーズから「そらまめくんとさんじゃくまめくん」というお話をみんなで読んだことで子供たちは、より親しみを感じて、園庭に出るとその生長具合を観察したり、お当番さんはせっせと水撒きに精をだしています。
三尺というように、幼稚園で蒔いた豆も自分の背丈ほどの長いお豆になるのかなと、農家の方からいただいた三尺豆の写真を見ながら子供たちは収穫をたのしみにしています。
年長組は、入園式にきれいなチューリップの花を咲かせていた花壇の土を子供たちが協力し合って土を掘り起こし、肥料を加えて土づくりをした後、茄子の苗を植えました。
植えたときの苗は、細く頼りなげでしたが、日毎に茎も太くなり、紫色の花がいくつも咲いて、実を生らせる準備が始まっています。
四季折々の自然を感じながら生活をすることが難しいこのごろ、“旬”という言葉も無くなりつつあるように思います。
都会の中で生活をしている子供たちが、自ら野菜を育て収穫することにより、神様から与えられた自然界を身近に感じ、自然を理解し大切にする心が育てていかれたらと思います。
(豆鞘 美砂子)
年長組 印象画「野菜や果物の中はどんなかな?」
公開保育と入園説明会 公開保育 10月10日(金) 午前9時30分〜11時30分 入園説明会 10月22日(水) 午後2時〜3時 (午後1時30分より受付)
同窓会
同窓会総会と観劇会開催
去る6月14日(土)同窓会総会と例年の観劇会が開催されました。
総会は隔年に行うことになっており、本年はその年に当たりますので、観劇会を兼ねて有楽町の芸術座で開かれました。
総会は、開演に先立ち4 時から始まり議事が進められました。
まず、役員の選出が行われ、次の通り承認されました。
会長 湊 くに (留任) 副会長 長岡 文 (留任) 副会長 黒澤 教子(新任) (前副会長 石川悦子氏は、健康上の理由で退任のため) 監査 青木 純子(留任) 赤木 君江(留任) この後、各部の幹事長の紹介 経専 中川 悦 高女・高校 三雲 保子 短大 長井 康子 医技 相賀 静子 小学校 森本 光生
以上の紹介がありました。
続いて、会計報告、監査報告、活動報告があり、最後に森本理事長より学園の現状報告があり、総会は終了しました。
続いて観劇会に入り、石井 ふく子(高女 昭和21年卒)演出による
「ちょいといいかな、女たち」
主演 泉 ピン子、熊谷 眞実(高校 昭和53年卒)
他により、笑いと感激の楽しい一時を過ごし、日頃のストレスもすっかり解消しました。
会のための準備や、当日の夫々の係りなど校内同窓生の方々の協力によって全て無事終了することが出来ました。有難うございました。
盛況裡に終わった観劇会でしたが、不況の影響もあるのでしょうか、券の売り捌きには各部幹事長・幹事の方々の並々ならぬ苦労があるようです。日頃の同窓生同士の関係を密にしておくことの大切さを感じております。
11月の学園祭など是非多くの方々の御来校を期待します。
発行者 〒164−8638
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(電話 03−3381-0196)
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発行人:森本晴生
編集人:事務課施設情報担当
印刷所:(株)共栄社印刷所Web版製作:東京文化学園事務課情報担当