今後毎月1回数枚程度、折々の野尻の風景写真を送れます。(ただし2月は雪
の中で写せませんが…)コタロオ
開荘式
「開荘式」
第65回野尻学荘の初めての夜は開荘式。新参加者はこの時荘長から「たすき」を受けて、学荘のなかまになるのだ。今年トミさんはこの情景を「学荘のなかま」という新しいトミソングにして発表し好評だった。(撮影・野尻学荘)
毎朝緑陰で礼拝を守る。今年は野尻学荘出身の牧師、日下部拓チャプレンを米国から招いた。礼拝は野尻学荘の最も重要な部分のひとつなのだ。
今年は参加ボーイズにも米国から2名、仏から1名のオーバーシーズがいる。(撮影・コタロオ)
学荘クラブや支援者のご厚意で最新式のテントが備え付けられた。学荘期間中に全キャビンが1泊のアウテイング(登山)に出かけるのだが、今年からはこの新しい備品で余裕が生まれ行動半径が拡がるだろう。(撮影・野尻学荘)
夕刻の船影
「夕刻の船影」
夕刻、桐久保の湾内に舟が停泊した。湖上礼拝をしているのだろうか。湖上礼拝はNLA(外人村)が始め、YWCA、東洋英和、そして野尻学荘も毎年のようにしていたが最近ではあまり見かけなくなった。
梅雨の晴れ間
「梅雨の晴れ間」
6月に入り梅雨空が続いたが、ある日訪れた晴れ間の妙高は陽光に輝いていた。
土地に人がヤマッカと呼ぶ「やまぼうし」の木に花がさいた。白い清楚な花だ。キャンプからはトレーニング中のリーダー達の声がしている。
夏 の 予 感
「森の新緑」
奥信濃の春は遅いが、5月になって一斉に萌え出ずる新緑があんなに美しのは、生命の歓びがこもっているのだろう。
野尻湖は神山の近くに、水芭蕉の群落がひっそり と咲いていた。(2000年5月5日撮影)
久しぶりに國さん宅を訪ねたら、まだ炬燵のある居間に学荘の絵がかかっていた。
信濃町在住の画家石田信二さんの筆だとのこと。
そうだ、今年ももうすぐ夏が来る。
早 春 賦
「早春のキツツキホール」
今年は冬の終わりに雪が多かったと言う。それでも4月下旬には雪の固まりも日に日に小さくなっていく。
無人の学荘に春を知らせるのは、可憐な福寿草たちだ。(2000年4月25日)
妙高は折々に美しい姿をみせてくれるが、この季節は特に美しいと思う。
冬に閉ざされし、心の地
「降雪の朝」
雪が降った朝は美しい。
冬の桐久保湾内は静かだ。
耳の奥にはボーイズの声が聞こえている。
雪空が晴れると、妙高は美しく輝いていた。
野尻はすでに晩秋、静かな冬はすぐそこ…
「晩秋の妙高」
11月3日は例年の様によい天気になった。朝7時にそれまでかかっていた雲が晴れると妙高は今年の初冠雪に輝いていた。
これから訪れる雪国の曇天を間近にひかえて、菅川の景色は静かで美しい。田圃も畑も農家も、みな冬支度は出来た。
夏のボーイズの歓声が耳に残る水場への階段には、落ち葉が敷きつめられていた。その先の満水の湖は、夏より緑が深く思えた。
クニさんを訪ねるといつも嬉しそうに歓迎してくれる。目のご不自由になられた奥様に寄り添うようにして暮らしておられるクニさんは、やさしくなって、幸せそうにお見受けした。
今回はすべて10月の紅葉が始まったばかりの野尻です。
ヨット係留地よりプールを望む
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(C)1999 殖栗信夫 野尻学荘クラブ