午後にはキャビンタイムを楽しみ、晩餐会、オペレッタさるかに合戦の上演、閉荘式と進みます。
閉荘式では一人一人に「友情の火」を分けてもらい各キャビンに戻ります。荘長はこの時、野尻学荘の大切にしてきた標句を次のように語りながら火を分かつのです。
「光に歩めよ 若き子らよ1998年 8月 19日限りなき 成長こそ汝等が日々の祈りなれ」
荘長 殖栗信夫
追伸:第63回野尻学荘だよりもこれが最終号となりました。背後でお支え下さった皆様に心から感謝申し上げます。なお、明20日は東京YMCAに午後4時解散を予定しておりますので、宜しくお願い致します。
1998年8月19日
殖栗信夫 荘長
在天の父なる神様。只今私達は第63回野尻学荘の最後の晩餐の席についています。 神様が我ら一同を慈しみのうちに守り導きこの時を迎えさせて下さいました事を感謝致します。
今、私たちは友達と励ましあって、精一杯に努力した後の爽やかな想いに満たされています。そしてこの様な学荘の生活の中に本当の自分を見付けた思いになっています。
明日からは、またそれぞれが元の生活に戻りますが、学荘でのこの体験を心の重心として各自が励む事が出来ますように。
神様が一人々々を励まして導いて下さい。
この様な恵まれた日々を私たちに与えて下さった両親をはじめ家族、背後で支えて下さった学荘OBや関係の方々に感謝いたします。
豊に備えられましたこの晩餐を感謝して頂きますので、祝福を与えてください。
この祈りを救い主・イエスキリストの御名によって御前に捧げます。
アーメン
10号にわたりお読み頂きましてありがとうございます。誤字脱字、また至らぬ箇所も多々ございましたが、どうかお許しください。
期間中、本当に多くの皆様からメールを頂きました。
ご意見、ご指摘、その他多くに心より感謝いたします。
ありがとうございました。
また、能力不足によりお返事申し上げず失礼の段、平にご容赦下さい。
また来年にもお目にかかりたく存じます。
これから1年間の皆様のご多幸をお祈り申し上げキーボードを置きます。
本当にありがとうございました。
栗田秀樹拝