-2- 第337号  TokyuBunka Times  平成12年7月10日

短期大学


創立五十周年記念式典

10月14日(土)午前10時半より
於学園体育館 実行委員会

 前身の東京女子経済専門学校から短期大学が誕生したのが昭和25年、以来今年で五十年になります。その間の歴史を振り返って、見ますと、

昭和二十六年
 栄養士養成施設の認定
昭和三十二年
 食堂給食施設管理専攻科設置
昭和四十六年
 専攻別クラス編成
 栄養士、教職、教養の三コース
昭和五十八年
 コース名変更
 食物栄養、教養教職の二コース
平成九年
 余暇生活相談員資格認定
 コース名変更
 食物栄養、人間環境の二コース
平成十二年
 フードスペシャリスト資格認定
 教職課程廃止

この様に時代の要請に合わせて新しい資格を取り入れ、コース変更も行って参りました。卒業生数も最初は少数でしたが、昭和五十年からは毎年二百名を超え、時には三百名近く、優秀な人材を世に送り出してきました。卒業生の皆様が世の中で立派に活躍されていることは周知の通りです。
 歴代の学長は、初代森本静子以下、森本武也、大浜英子、佃正昊、村松一郎の諸先生方であり、それぞれご自分の個性を生かして短大をリードしてこられました。短大の今日があるのも、これら諸先生方のお力が大きかったことと思います。
 本年は創立五十周年という節目の年に当たりますので、学園関係者、後援会役員、同窓生、常勤及び非常勤教職員、学生が参加する記念式典を行いたいと考えております。大勢の方々がご出席下さいますようお願い致します。
 式典の後は、森本理事長による講演会、同窓会短大部会、祝賀パーティーを予定しております。日頃疎遠になっている懐かしい方々と再会すれば、お詰も弾むことでしょう。これが機縁になって新しい交友関係が生まれるかも知れません。
 役に立つ情報も得られるでしょう。
 式典は十月十四日に開催致しますが、九月には案内を差し上げますので、宜しくお願い申し上げます。


特別研究費

教務部長 三吉 康彦

 短期大学では平成九年度に特別研究費制度を発足させました。教育と研究は大学の両輪ですが、研究にもお金が必要です。この制度は意欲の高い教員に対して、短大から研究費を配分するものです。
配分を受けた人は、三年以内に研究結果を学会に発表し、かつ権威ある学会誌に研究論文を投稿することが義務づけられています。
制度発足以来三年、延べ十五名が配分を受け、論文投稿もほぼ順調に行われてきました。研究テーマは非常に範囲が広く、家計簿、知覚現象、版画、異教主義文学、食習慣、体力、食品の官能検査、骨粗髭症、食味特性など多岐にわたっております。これは家政科の特徴であり、同時に短大には数多くの専門の異なる教員が奉職していることを示しています。
 今後もこの制度を利用して、多くの優れた研究論文が生まれることを期待しております。

文部省科学研究費

 本年度は次の教員がその研究を認められて科学研究費補助金を受けることになりました。

社会学研究室 大出春江教授
栄養学研究室 梅村詩子教授
文学研究室 岩切信一郎教授

学園人事(専任)

--省略--

学園相談室

6月・7月の学園相談室は、成島富美子先生にかわり、今井祐子先生が相談室(毎週月曜日11時から17時)にいらしています。


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