-2- 第338号 | 平成12年12月10日 |
短期大学
短期大学創立50周年
記念式典挙行
学長 村松一郎
すでにご存じのことと思いますが、わが東京文化短期大学は、今年創立五十周年を迎えました。これを祝って10月14日、本校体育舘において記念式典を行いました。来賓(学園役員等)、同窓生、旧現教職員、短大学生など四百名近くの皆さんの出席を得て、盛大に挙行されました。理事長、学長の式辞、同窓会会長、学生代表の祝辞につづき、文部大臣をはじめ本学関係諸協会会長から寄せられた祝電披露、校歌斉唱で一応閉会し、引き続き弦楽四重奏の演奏を楽しみ、ついで森本晴生理事長の講演「短大創立をめぐる話」(注)を伺いました。これらの行事の後、短大と同窓会短大部会との共催でレセプションが第三カフェテリアで開かれ、時間いっぱい、楽しく懐かしい歓談の時をすごしました。旧現教職員と同窓会短大部会の皆様が一堂に会する機会はこれまで余りなかったと思われます。今回がきっかけとなって、時々このような催しを開催することができれば有意義なことと思われます。
本校は、1950年戦後の学制改革にともなって新制の短期大学として発足しました。学園創立者である森本厚吉先生が開学直前に逝去されたので、ご夫人の森本静子先生が初代学長に就任されました。以来家政科として歩んできましたが、1951年には栄養士養成施設として認可され、今日にいたっています。当初学生定員80名で認可されて出発しましたが、栄養士養成校となって志願者が急増し、1961年には定員を150名に増員しています。この定員数は現在も同じです。今年3月までの卒業生数は9120名、栄養士資格取得者は6186名、教員免許取得者は家庭科保健科併せて1872名に達し、それぞれ各方面で活躍されています。現在は栄養士のほか、フードスペシャリストと余暇生活相談員の資格が取れるようなカリキュラムを組んでいます。
今全国の短大は受験生の減少に苦慮しております。ご存じのようにわが国の少子化が進むと同時に、四年制大学への進学率が高まるなどによるもので、本学も同じ状況に立たされております。この際、なお一層本校の教育の充実をはかり、受験生への魅力づくりに務めることが今緊急に必要なことと考えられます。今後の維持発展のために皆様のご協力とご鞭樋を心からお願いいたす次第です。
注…内容は下記の東京文化学園ホームページをご覧下さい。
http://tokyobunka.ac.jp/dataroom/topix/jc50/hm_koen.html
アウトドア研究会合宿報告
短大2DB 周 景慧
私たちアウトドア研究会の部員は二年生の11名です。夏休みは私たちの数少ない活動時間です。
二年生になると、選択している授業がそれぞれ異なるため、部員全員が集まることができません。そこで皆が集まりやすい夏休みの間を選んで活動しています。
昨年の夏期合宿は、部員9名が参加し、顧問の梅村先生と、副顧問の梅国先生の引率で二泊三日のキャンプに行きました。飯ごう炊飯、バーベキュー、カレーなどの野外料理、博物館の見学、サイクリング等を楽しみました。宿泊した狭山青年の家は多摩湖のそばにあって、運良く花火大会の見物もできました。とても楽しく、みんなで協力して、活動をすることができました。
今年の活動は、立川にある昭和記念公園にて、部員八名が顧問の梅村先生と副顧問の梅国先生と、日帰りで実施しました。活動内容はバーベキュー、園内散策、スポーツです。二年生は、夏休みに校外実習が行われ、部員のはとんどが実習の予定が入っていたので、夏休みの終わり頃の9月3日に実施しました。当日は現地集合で、朝十時に西立川駅で集合し、東京ドームが38個位入る広さの公園内を散策しました。私たちは普段見ない青々と茂る森林に酔いながら、景色を楽しみました。
昼食の時間になって、いよいよバーベキュー!今回の一番の楽しみ、待ってましたと言わんばかりに、みんな早々と器具をセットしそれぞれの食材の下ごしらえを始め、豚肉、エビ、タマネギ、ピーマンと炊き始めました。日頃の脅習の成果が現れ、てきばきと進法られました。木の下での食事はやかなか気分良く、皆食欲旺盛で限外の食事の良さを満喫しました。
その後は閉園までの時間を、園内のサイクリングやボートを楽しみました。この夏の最後の良き思い出になったことと思います。私道の部は、有志が集まって作った部ですが、皆仲が良くて団結しています。今改めてこの部に参加して良かったと思います。
こんな楽しいクラブに、あなたも参加してみませんか?