-2- 第344号  TokyuBunka Times  平成14年12月12日

特集
ちょっといい話


  ボランティア活動10年で表彰される  



 学園事務局課長(企画担当)の清水憲二さんは、このたび杉並区社会福祉協議会から社会福祉に貢献している方々の一人として表彰されました。  清水さんは、杉並区内の養護施設「聖友学園」において、週1回子供たちの勉強指導のボランティアを10年前から続けています。地味な活動が認められ、学園としても本当にうれしいことです。



  ご近所の方から一本のお電話が  



9月と言えば、幼小の運動会。今年は好天に恵まれて順調に練習を重ねて本番を迎えられました。
連日の練習で近隣の方にはさぞご迷惑をおかけしていたことでしょう。
でも、練習の様子をじっと見ているご近所の方と目があってにこっと返されたときのうれしさはこの上ないものでした。
そして、運動会当日、片づけが終わり、子ども達が下校の途についた頃、一本の電話がありました。
「今日の運動会の様子をマンションの窓から見させていただきました。元気の良いお子さん達の様子や、一生懸命に競技する様子を見て、とても嬉しくなりました。この頃は、暗いニュースばかりで気分が滅入ることが多かったけれど、さわやかな気持ちになれました。
 私の孫は、海外にいるので会えませんが、子ども達が私の孫のように思えてうれしかったです。」
 こんな内容でした。
とかくうるさがられてしまう運動会ですが、地域の方々のご理解もあり、また、見る人の心を温めていたのかとあらためて先生達みんなで喜び合いました。
 後日、その方のお宅に電話を入れられた校長先生にも子ども達の元気な活動の様子をおほめいただいたとのこと、これからもだれに見られても恥ずかしくない、素敵な活動をしたいと思いました。


  輝け伝統  



 高三にとって最後の創作舞踊発表会は、一学期から着々と「優勝」を目指し練習が重ねられていました。発表会の日、フロアーの袖で出番を待ちながらクラス全員で気合いを入れ、志気を高め、そして、フロアーいっぱいに踊る娘達の顔は、キラキラとまぶしいほどの笑顔でした。
『このクラスで踊れてよかったね』
 踊り終わったときには、結果よりクラスが一つになって頑張ってきたこと、楽しく踊れたことに誰もが大満足しているようでした。そんな高三生のようすを必死で見つめる下級生達。自然な流れの中で東京文化の伝統が脈々と受け継がれていることを感じ、胸が熱くなりました。今年も高三は、しっかり伝統を受け継ぎ、伝えきったのではないかと思います。
 また一つ行事が終わりました。いよいよ受験も本番を迎えます。生き生きと頑張れる娘達に、素敵な春がきっと来ることを信じています。

(中高父母会 高三学年長 松本喜代)


  中高剣道クラブますます強くなる!  

都高体連秋季剣道大会
8月22日 於:武道館
ついにベスト8進出!



顧問の青木奈都子先生の指導の下、熱心に活動している剣道クラブです。中野区大会入賞・優勝、都大会出場と、年々力を付けてきていますが、ついにこの8月に行われた「都高体連秋季剣道大会」において、ベスト8の好成績を収め、強豪チームに肩を並べるまでになりました。


高2C発表「よーくさがしてごらん」



コックさんとして羽ばたく!

本校卒業生の芳根綾子さん(中学→高校→短大1998年3月卒業)は、勤務先であるプリンスホテルが主催する「第14回プリンスホテル料理コンクール」(9月11日開催)において優勝し、コックさんの道を力強く歩んでいます。おめでとうございます。芳根さんの大活躍は、後に続く後輩たちの励みになることと思います。

料理コンクール優勝作品【洋食魚部門】

海の幸カレー 秋の香りと共に
海の幸や秋野菜を使い、少し変わった感じのカレーライスに仕立てました。
海の幸カレー 秋の香りと共に

芳根綾子
高輪プリンスホテル
フランス料理 ル・トリアノン
芳根綾子

*高輪プリンスホテル
フランス料理 ル・トリアノン
TEL.03(3447)1111
JR品川駅(高輪口)から徒歩5分



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