-6- 第345号  TokyuBunka Times  平成15年3月12日

中学高等学校


記念すべき第五十回 記念音楽会


 去る1月19日(日)、なかのZEROホールにて「第九支部第五十回記念親睦音楽会」が催された。テレビ放送も開始50年と聞き、この音楽会の歴史の重みを感じた。本校では必修科目として音楽が設定されている特徴を生かし、80名ほどの高校生が他校との合同演奏に参加しオーケストラの伴奏によるハレルヤコーラスを高らかに歌い上げた。

(藤井)

舞台が一つになった瞬間 感動

高3A 福岡 あい

 私は普段音楽をよく聴く。これは私だけではない筈だ。自分から好んで聞く音楽もあれば、街を歩いている時やテレビのコマーシャルの様に自然と耳にする音楽もある。その音楽で私達は明るい気持ちになったり、励まされたり、癒されたりする。

 私は余りオーケストラ音楽を聴くことは無かったけれど、楽器が好きで少し興味があったので、自分が実際にオーケストラの演奏に合わせて歌えたことは、本当に嬉しかったし、良い体験ができたと思った。又、他校の合唱やオーケストラとの合同練習の時も、授業の雰囲気とは全然違い、気合いと緊張感が漂っていた。実際に演奏と合わせて歌ってみると全然自分の声が聞こえてこなかった。そして演奏と歌が合わないと、息つく間もなく同じ所を何度も練習した。終わってから頭が痛い程だった。練習も良い経験となった。本番では会場に歌声が響いているのが歌っていて解った。そして何よりも指揮者に合わせる皆の呼吸が解った。あの舞台は一つになっていた。

  感動!





卒業記念講話

「食育」と生活

講師 服部 幸應先生

服部先生を迎えての卒業記念講話  先日、卒業記念講話で服部幸應先生のお話を聴くことができました。そのお話の中で特に印象に残ったことはまず、食事をするときは家族揃って食事をすることが大切だということです。家族で食べることが、楽しく食事をすることになり、箸の持ち方や基本的なマナーを子供に身に付けさせることができます。
 その他にも、楽しい食事は身体にとても良い効果をもたらします。病院の研究でも、楽しい食事の方が免疫機能が上がって病気が治りやすくなると実証されたそうです。食というものは身体だけでなく心も育てる大切なものと、強く感じました。
 楽しい食事の他に大切なのは、しつけです。私達が大人になって子育てするときにこれはとても重要なものです。しつけというのは小学校2年生までにやらなくてはならないそうです。また最近では箸をきちんと持てない人が日本で約四割もいる、と聞いてとても驚ききました。箸の持ち方もやはり、しっけの影響で変わってきます。コミュニケーシヨンやマナーを教えたりする場所としても食卓はとても意味のある場所だと思いました。一番身近で実践し教えることができるように感じました。私は大学で食物栄養を専攻するので、知識が増えてとても良い経験がでたと思います。
 服部先生の、楽しい食事、マナーなど全てを含めて子供たちにも「食」への知識を伝えていきたいという「食育」という教育が、もっと広がっていってはしいと思いました。



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