-7- 第355号 | 平成18年7月12日 |
幼稚園 |
ようちえんだより
幼稚園の生活から
主任 豆鞘美砂子
今年も初夏の陽射しをいっぱいに浴び、園庭の木々たちから沢山の実りがもたらされました。
杏、梅の実、びわ…
大きなふっくらとした美味しそうな実が緑色の葉っぱの間から顔をのぞかせています。
杏の実は、残念ながら背丈が高く、手が届かないところばかりなので、小鳥たちへのプレゼントとなりました。
梅の実の収穫は、毎年子ども達が楽しみにしていることですが、今年も実が膨らみ始めると年長組が枝を見上げて収穫時期を決める相談(?)が始まりました。
今年は、例年以上に大きくきれいな梅の実がたわわに実り、子ども達の収穫作業にも力が入りました。年長組のNちゃんは、果敢にも脚立の一番上に乗り、高いところに背伸びをしながら採っていきます。「Nちゃん大丈夫?」「平気平気!」天真爛漫で前向きのNちゃん、幼稚園での梅の実収穫も3年目となり、すっかり板についています。年少組の子ども達も先生に支えてもらいながら収穫を体験することが出来ました。
収穫した梅は子ども達に手伝ってもらい大きな広口ビンに氷砂糖と入れて梅ジュースを造っています。真夏の太陽が沢山ふりそそぐ頃、美味しいジュースになってみんなで飲める事を楽しみにしています。
父親参観日 親子のふれあい
6月の第三土曜日に、毎年恒例のお父様を中心とした親子参観日を開催しました。
子ども達の幼稚園での生活の様子をお見せすると共に、日頃お忙しい保護者の方と親子でゆっくりと関わりを持っていただく事を目的としています。
当日、子ども達は、おうちの方と手をつなぎ嬉しそうに登園してきました。
年少組はリズム遊びの中で、大きな木やブランコになったお父様に肩車や腕にぶらさがり、お父様のダイナミックな動きに子ども達は、歓声を上げながら楽しんでいました。
年中組は、事前におめん作りをすることをお知らせしておいたので、すでに作るものをきめて製作にとりかかりました。
協力しながら粘土を貼り付けるグループ、仕事を分担しながらうれしそうに作っているグループ、図案や写真を見ながら顔作りをするグループなど、どこも真剣ながら楽しんでいる様子がうかがえました。
出来ばえはさすがに力作ぞろい、秋になったら色付けするのを楽しみにしています。
年長組は保護者の方におんぶをしての親子ジャンケンゲームでした。
年長組になると、普段の生活の中でおんぶをしていただく機会も少なくなるのでしょう、少し恥ずかしそうにしながらも大きな背中に気持ちよさそうに体を預けてゲームを楽しんでいました。
〈お父様の感想から〉
親子を取り巻く事件が深刻化する中で、東京文化幼稚園の父親参観では、たくさんの笑顔と笑い声がきこえ、ほっと暖かいぬくもりが感じられる豊かなひと時を持つことが出来ました。
- 息子とじっくり向き合う機会が年々少なくなってきているなか、今回の参観を通じて親子で同じ時を共有することが出来、大変感謝しております。 ホールでの親子遊びは年甲斐もなく息子と一緒になってはしゃいでいたようなきがします。
(年少組)
- いつもは体を張って遊ぶだけで一緒に工作はあまりしていませんでした。どんなプリキュアのお面になるでしょうか?
(年中組)
- これが最後の父親参観だと思うと、こみ上げるものがありました。「パパ、おひげそってきてね」という娘の一言 で当日の朝、お風呂から出てきたらお顔つるつるになっていました。・・中略・・こうして時を同じく過ごす」機会をいただけたこと感謝いたします。
(年長組 母代筆)
平成19年度園児募集
公開保育 10月12日(木) 午前9時30分
〜11時30分