-2- 第356号 | 平成18年12月12日 |
短期大学 生活学科 |
新渡戸祭にとべ!!
新渡戸祭実行委員長 福岡 綾
今年の短大生活学科では、新渡戸祭のテーマに「新渡戸祭にとべ」。を掲げ、新渡戸祭にいらした一般の方々、学生、先生方に飛ぶように楽しんでいただきたいという思いを込めました。
新渡戸祭の準備は、二月のリーダーズトレーニングキャンプから始まりました。先輩方のお話しを聞き、昨年が「革命の年」だったので、重いプレッシャーになりました。しかし、今年は自分達の新渡戸祭なのだから、私たちの色の新渡戸祭にしようと、準備、企画に頑張りました。各研究室の出し物や発表、Cクラス、Wクラスの出し物、昨年は実現できなかった学生有志の屋外ライブも盛り上がりました。
今年で六年目の屋台村は「屋台村にとべ!!」をテーマに、昨年より食数を増やし、大勢の方々に喜んでいただけたと思います。学友会伝統のパウンドケーキは今年も大好評でした。
イベントはお笑いライブ「大爆 SHOW !!」を催し、人気お笑い芸人の桜塚やっくん、弾丸ジャッキーを迎えて、満員となる大盛況ぶりでした。後夜祭もたくさんの学生が参加し、最高の盛り上がりで終了することができました。私が新渡戸祭で得た経験と思い出は大切な宝物です。学友会、実行委員会の仲間に支えられ、先生方のご支援もあり、新渡戸祭を成功させることができました。
▲新渡戸祭実行委員・学友会
中野祭り
学友会会長 根岸正典
10月7日・8日に、中野区主催で毎年実施されている『中野祭り』に、学友会とボランティアサークル「カノン」が共に参加いたしました。模擬店では、ケロッコ(オリジナルコロッケ)やポップコーン・アイスクリーム・東京文化短期大学名物のパウンドケーキなどを販売しました。
「中野祭り」には今年で五年連続の参加となりますが、今回の出店場所が一回目の時と同じ場所ということもあり、縁起がよく多くの方々に買っていただきました。また、「去年食べておいしかったから、また今年も食べに来たのよ」と声をかけてくださるお客様もあり、とても嬉しく思いました。
この参加により、学生達が共に励まし合い協力し、より一層地域の方々との交流に努めることができました。
いよいよ二年生から一年生へと引継ぎの時期を迎えます。一年生には、これまでに諸先輩方が築き上げられた伝統を受け継ぎ、また豊かな創造力で新しい伝統を作りあげていけるよう願っています。
▲「中野まつり」参加風景
生活学科学生と共に
介護福祉研究室専任講師 池田えり子
私は、八年間特別養護老人ホームにて介護士として利用者の方に囲まれて働いていました。
八年といっても、介護士としてまだまだ未熟な私が、何かの縁がありまして、平成15年4月からこちらの短大生活福祉専攻にお世話になり、早いもので四年が過ぎようとしています。
初めて、一期生20名の学生を見た時は、まだまだ初初しく、それでも介護福祉士になろうという意欲や考えをしっかり持っており、とても希望に満ちあふれていた印象でした。それと同時に生活福祉一期教員として私も負けてはいられないと思ったのを今でも覚えています。それから新人教員の私は、学生の目線で学び、共に笑い、共に泣き、共に成長してきた仲間であり同士のようでした。
そんな学生達が卒業し、社会に羽ばたき今では、新人指導、実習生指導を行っていることを聞くと、学生の頃が懐かしく、またとてもたくましく思えました。
教育にはまだまだ未熟ではありますが、必要とされる介護福祉士の育成に力を入れていきたいと思います。