-3- 第357号 | 平成19年3月6日 |
短期大学 臨床検査学科 |
医学技術専門学校 |
卒業おめでとう
臨床検査学科助手 山下祐子
卒業生の皆さん永久ライセンス取得おめでとうございます。
「臨床検査技師になる」夢がかないました。
今後は、この資格を生かして、実りある検査技師生活を送ってください。
4月からは、3月まで当たり前のように通った学校、クラスのメンバー、そして我々教員ともお別れして新しい生活が始まります。
資格を取ったら、それで終わりでなく、新たなスタートです。
人の命を預かって仕事する立場になります。検査結果を偽ることは決してしてはなりません。もちろん病院内で「白衣」を着ていれば、新人もベテランも区別がつきません。接遇や言葉使いには十分注意しなければなりません。
大学編入する人も、いずれ社会に出る時に是非このことを思い出して欲しいのです。
私が、卒業生の皆さんに声を大にして言いたいことは「自分から学べ」です。学校は、勉強を与えられてしていた場所です。ところが、社会に出たら、自分から積極的に勉強していかなければ、あっという間に進化のする医学の世界から取り残されてしまうからです。
勉強をするには、まず「興味と好奇心」を持つことです。
少々、厳しい意見を述べさせていただきましたが、国家試験が終わって間もない皆さんには、自分自身に「お疲れ様!!」とほめてあげることが先ですね。
最後に、皆さん「東京文化医学技術専門学校」の卒業生だと言うことに誇りと自信を持っていただきたいと思います。
教務事務課長 佐藤 誠
皆さんにとっては、待ちに待ったこの日であったと思います。
私が生活学科から医技に異動したのは昨年の4月ですから、皆さんとの関わりは1年足らずです。しかも前期は、病院実習期間中のため、顔を合わせるのは土曜日の週1回だけ。病院実習が終わった後期からようやく皆さんの大変さを知るようになりました。
膨大なレポートに追われる毎日。成績、順位までもが公表となる模擬試験や気の抜けない卒業試験の連続。夜遅くまで行われる講義や実習。忙しい中での就職や進学活動。冬の季節を迎え、風邪による高熱でふらふらになりながらも気力を振り絞って登校する姿。(でも、せっかく登校したのに、先生方から優しく諭され、教室を目の前にして泣く泣く帰った人が何人もいましたね)傍目から見てもため息が出るような皆さんの様子でした。
それだけに卒業まで漕ぎつけた喜びはひとしおのことと思います。皆さんはよく頑張りました。もう『えらい!』の一言です。皆さんのこの3年間が本当に大変だったことは、あなた自身もクラスメートも、そして、先生方や職員も、みんなわかっています。自分を沢山誉めてあげてください。
自信や充実感をエネルギーにして、どうぞ4月からの次の道のりを歩んでください。
皆さんの今後のご活躍を心からお祈りしています。
卒業の前に
医学技術専門学校3年 田中祥子
長いと思っていた3年間もあっという間に過ぎ、もうすぐ卒業を迎えることとなりました。
この学校で過ごした3年間は、多忙な毎日でしたが得るものの多い充実した学校生活でした。
1,2年生のときは、夜遅くまでの実習や週に何冊もあるレポート、テスト勉強に追われ毎日が忙しく過ぎていきました。
3年生のときには、6か月間に及ぶ病院実習がありました。
失敗し落ち込むこともありましたが、患者様に「ありがとう」「がんばってね」と声をかけられ逆に励まされることも多く、病院という現場での厳しさを学ぶとともに、臨床検査技師のやり甲斐や責任を改めて強く感じました。
この3年間、辛いこともありましたが、私は楽しく過ごすことができました。今そう思えるのは、辛い時に励ましてくれた友達や支えてくれた家族、毎日夜遅くまで熱心に指導して下さった先生方のおかげだと思います。また、就職活動の際には、授業の後夜遅くまで面接の練習をして下さるなど、この3年間先生方にはお忙しい中いつも温かくご指導していただきとても感謝しております。
卒業の日が近づくとともに、国家試験受験日まで残りわずかともなりました。国家試験ではこの3年間学んできたことのすべてを出し切り、春には病院で患者様のために貢献できるよう頑張っていきたいと思います。