-7- 第358号 |
| 平成19年7月12日 |
2008年4月から、学校法人 東京文化学園は学校法人 新渡戸文化学園に変ります。
ようちえんだより
保育参観
初夏の陽射しがキラキラとかがやく園庭に子ども達のはずむような声が響いています。
新しく入園したお友達、新しい組に進級したお友達それぞれが、幼稚園の生活にも慣れて、のびのびと遊ぶ姿がみられるようになりました。
年長組はドッジボール、年中組はドンジャンケン、砂場では、年少組が裸足になってひんやりとした砂の感触を楽しみながら先生とごちそう作りやお山作りをしています。年少組のHちゃんは、お団子作りの名人、まんまるのしっかりとしたお団子を作っては、ごちそうしてくれます。
年中組のKちゃんは、いつもニコニコ元気いっぱいの女の子、朝の支度が済むと園庭に飛び出し、ブランコに乗るのが日課となって、空に届きそうなくらいに漕いでは楽しんでいます。
その様子を見ていた年少組のEちゃんやHちゃんもまねっこをして、漕ぐ練習、いつの間にか立って漕ぐこともすこし上手になりました。
▲粘土作り、素晴らしい作品を作るよ。
ほんの二ヶ月の園生活でも子ども達同士がいろいろな場面で良い刺激を受けて成長している姿に嬉しく思います。
幼稚園の生活が軌道に乗り始めた6月には、例年、各学年に応じた保育参観を行っています。
年長、年中組は、登園から自由遊び、課題活動そして給食までの半日を見ていただく参観とし、年少組は給食の準備から給食を頂くまでの様子を中心に、参観していただいた後、子ども達と同じ献立の給食を頂きながら懇談会を行いました。
▲色水遊び、どんな色ができるかな
家庭からはじめての社会生活の第一歩を歩み始めた年少組は、園で生活するようになってから朝のお支度、着替え、お片づけ、給食を頂くための準備など、自分ですることがたくさんありますが、そのひとつひとつを先生の手助けを借りながらも少しずつ自分で出来ることが増えてきました。
その成長ぶりも見ていただきたいと給食の準備を始めたところから見学をして頂きました。
家庭ではちょっぴり赤ちゃんらしさが残っている子ども達が自分のお仕事を一生懸命にしている姿に驚かれたおかあさまもいらしたようです。
【年少組 参観の感想から】
- 本日は、我が子が給食の準備のところから拝見させて頂けるということで、怖いもの見たさと言うか“見たいような見たくないような”気持ちで行ったのですがとても静かに準備をし、静かに待っている姿を見て家との違いにびっくりしてしまいました。やはり3歳とはいえ、幼稚に入るとこんなに出来るようになるんだと感謝の気持ちでいっぱいです。(Cちゃん母)
- 保育室に入って小さな年少組の子供たちが皆あんなに静かにお行儀よく、そしてあんなに楽しそうにお給食をいただいている様子に驚きました。
子供の成長も先生方のご指導もスゴイ!と本当に感心いたしました。(N君母)
- まだ二ヶ月たらずで全員が着席し、殆どの子が手を膝の上に置き待っている姿に感激しました。(Hちゃん母)
- 入園して間もないのにもかからず、しっかりと待つことを覚え姿勢正しくしている姿に驚きました。(Mちゃん母)
▲砂遊び、何を作ろうかな
当初は、不安顔で登園していたM君やKちゃん、「ママがいい!」と幼稚園の玄関先で登園を渋っていたR君も「幼稚園は楽しいところ」に変わり、笑顔で上手に挨拶が出来るようになりました。
小さいながら自由遊びの中ではおおきなお兄さんお姉さんの遊びの輪に加わり一緒にあそんだり、礼拝やクラスの時間には、静かに先生のお話に耳を傾ける、事も出来るようになった子ども達、時々思わぬハプニングが起きることもありますが沢山の笑顔と共に探究心旺盛な子ども達と過ごす楽しさを感じています。
主任 豆鞘美砂子
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