「第64回 野尻学荘だより」 第2号



“光に歩めよ若き子らよ 限りなき成長こそ汝らが日々の祈りなれ”
第64回野尻学荘だより [No.02] 発信日・08/06/99
長野県上水内郡信濃町桐久保 (C)東京YMCA少年長期キャンプ野尻学荘

第64回野尻学荘がはじまりました。
東京YMCAを出発するのが、常磐線のアクシデントのため多少遅れました。
外環状道路で渋滞に会いましたが、高速に乗るとあとは順調に野尻湖まで一気に来ることができました。初参加のボーイズもバスの中で自己紹介をしたり一緒にお弁当を食べたりするうち固さがとれてきました。いよいよキャンプの始まりです。この緊張が大切です。

さぁ!始まりっ!

野尻湖は深い緑色を夏の太陽を反射させながら私たちを迎えてくれました。
今年の野尻学荘は、この太陽がボーイズの成長を助けてくれると思っています。また素晴らしい自然との出合い、自然の中での生活がこのキャンプに大きく働くことを予感させてくれた初日です。
夕食後、キャンプファイヤーを囲んで開荘式を行いました。新参加者は殖栗荘長から、キャンプの仲間になった証のタスキを授与されました。「歓迎します。」声をかけられたボーイズが緊張しながらペコリとお辞儀をするのを嬉しく思いました。
「64回続いた野尻学荘。若き日の清き1日は一生の力であります。」とキャンプをこの地で起こした大先輩達の業を支える精神について荘長からの話がありました。キャンプ場をここに決めた人がいたこと。当時キャンプという教育方法を実践したした人がいたことを、今新たに驚きをもっていることも話の中にありました。
最後に「キャンプはごく普通の一日を、楽しく過ごすことを見つけられます。
これは、君たち自身が見つけ造っていくものです。どうか頑張ってください。」
友情の火を各キャビンのランプに分け、キャビンに戻って行きました。どういった気持ちで皆眠るのでしょう。

連絡:
サマータイムを実施しました。1時間時計を進めて生活しています。
帰宅する20日に標準時に戻します。

(副荘長 斉藤章)


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