「第65回 野尻学荘だより」 第1号


[No.01] 発信日:08/07/2000
長野県上水内郡信濃町桐久保 東京YMCA野尻キャンプ


第65回野尻学荘は今日から始まります。
この朝神田に集合したのはボーイズ26名、リーダー・スタッフ16名の42名。
1台のバスで乗りきれる人数です。
これは、1932年の第1回野尻学荘とほぼ同じ参加者数です。

朝8時50分に神田のYMCAを出発したバスは、都内を出る時に少々渋滞に遭った他は極めて順調に走りました。
途中車酔いで気分が悪くなったボーイズが若干名いましたが大したことはなく、野尻学荘のビデオを見たり、自己紹介をしたりしながら車中を過ごしました。

11時50分に東部湯の丸S.A.で昼食。
13時50分には野尻に到着。
船着き場に着いた時は折悪しく強い夕立でしたが、遊覧船で湖を渡っている内に雨も止み好都合でした。

オリエンテーションではみんなの時計を1時間早めてサマータイムに。
学荘期間中これで通します。
その後自由時間、夕食とゆっくりとキャンプの生活がすべり出していきました。
始めを大切に、ていねいに・・・長期キャンプならではのよさをここでも大事にします。

夕食後午後8時からは「開荘式」
ファイヤープレイスで、友情の火を囲んで幕開けの儀式です。
新参加者(ボーイズ12名、リーダー5名)は野尻学荘の参加章である「たすき」を、荘長から一人ひとりかけて貰います。
これでみんな学荘の仲間になりました。

荘長のメッセージは「この様に豊かに与えられた機会を恵みとして受け止めて、それに応えるような思いで一人ひとりの目標に真剣に取り組み、精一杯に充実した学荘の日々にしようではありませんか。」との内容です。
友情の火をランプに分けて各キャビンに持ち帰り、デボーションに移りました。

午後10時、消灯の「今日のわざ」のチャイムが鳴って今はみんなベッドの中です。
明日の朝の旗揚げに、元気いっぱいに出てくる事でしょう。

野尻学荘への皆様方のご支援を感謝しつつ・・・

荘長 殖栗信夫



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