「第65回 野尻学荘だより」 第2号


[No.02] 発信日:08/09/2000
長野県上水内郡信濃町桐久保 東京YMCA野尻キャンプ


学荘の三日目からはスタンダード・プログラムの生活が始まりました。

そのおおよその時間割は次のとおりです。(但し全てサマータイムです)
6時起床、7時旗揚げ、7時30分朝食、その後デューティー(掃除)9時礼拝、9時30分から11時30分まで実修12時昼食、その後静かな時間(昼寝)、2時から4時がキャビンでのアクティビティ。

4時から5時30分がフリータイム、6時夕食、7時30分から9時はキャビンタイム、その後キャビン毎ディボーション、10時消燈です。

学荘のゆったりした生活の基本がこのスタンダードにあります。
あれこれとイベントをこなすのではなく、小集団(キャビン)で過ごす時を大切にしています。

とりわけ学荘の特徴である「実修」(学荘では実習ではなくこの字を使います)が今日から始まりました。
前期は水泳16名、ヨット4名、ディスクゴルフ4名、BCCK(ボート、カッター、カヌー、カヤック)3名です。

体系的な指導をうけて体験を積むことにより1人1人のボーイズの成長の手段として学荘が思いを込め力を注いできたものです。
ヨットは2週間を通して行います。
ほかの実修は前期として12日まで行われます。

食後には90歳の音楽監督であるトミさんの歌唱指導です。
情熱あふれるトミソングの指導はボーイズ、リーダー、スタッフ全員が引き込まれてしまいます。
昼食後には最新作の「学荘のなかま」を歌いました。
最後に昼寝の後にマザーよりおやつが配られました。
OBの山本侍平さん(東京製菓学校理事長)よりの差し入れのおいしいクッキーに一同感謝で一杯です。

現在、お昼過ぎからの雷雨が降っていますが、その中で雨を吹き飛ばすボーイズの声がこだましています。

野尻学荘ディレクター 土谷 隆



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