「第66回 野尻学荘だより」

No.66−3

発信日:2001/08/14(Tue) 06:17




今回は野尻学荘の5日目と6日目を簡単にレポートします。

5日目の12日(日曜日)の午前は主日礼拝がメインホールで行われました。
普段は野外のグリーンチャペルでの礼拝ですが、日曜日は正装(キツツキシャツまたは襟付きシャツにたすきがけ)で少しあらたまった礼拝です。東京むかでワイズメンズクラブの方々やお隣の東洋英和キャンプからのゲストを含め110名を超えるキャンプ仲間が集まりました。

説教は日下部拓チャプレンの「愛は動詞」と題したお説教で、自身の体験を交えたボーイズには分かりやすいお話しで、頭で理解するだけでなく行動が大切だ、というメッセージでした。
献金は東京YMCAがパートナーシップのあるバングラディシュの識字教育のためにささげました。
丁度東京YMCA国際協力事業委員長の笈川光郎さん(学荘OB)が同席されていたので、バングラディシュの貧困の現状を聞くことが出来ました。

学荘の仲間の日下部チャプレンの祝祷を受けたときは熱いものがありました。
本当にうれしいものです。

礼拝に続いて新しいカッターの進水感謝式が行われました。
殖栗荘長より戦前戦後の野尻学荘の歴史とカッターの変遷を聞いたのち、森本晴生さん(野尻学荘クラブ代表幹事・むかでワイズ)が寄付者を代表してラダ−(舵)を最少年ボーイズの山田洋君に渡しました。
大切に力を合わせて漕ぎたいと思いました。

13日(月)は久しぶりの日の光のなかでトミさん(冨岡正男音楽監督)の指揮のもと旗揚げができました。
木漏れ陽のなか、セミの声が夏を感じさせます。

午後は快泳です。
東洋英和のプール桟橋から学荘までおよそ500mほど、隊列を組んでの水泳です。
緊張しているボーイズとリーダーの顔はいつもと少し違います。

学荘便り66_3 みんなよくがんばりました。
精一杯泳ぎました。

残念ながら完泳出来なかったボーイズもいましたが、20日の遠泳に向けて練習することでしょう。

学荘の生活の普段のリズムなかで、昨日今日は特別のリズムを刻む2日でした。
快泳を終えた今ボーイズはフリータイムです。桐久保工房に走っていってスーパー命を作ったり、宿題や手紙を書いたり、ギターを弾いたりとゆったりしています。

今夜はボンファイヤーです。新人リーダーが中心に準備をしてくれた中容は、きっとおなかが痛くなるほど笑うことでしょう。

ボーイズの顔が1日1日変化してきています。
学荘の生活を心から楽しんでいる証です。

風邪の発熱と水泳中足の爪をはがしたボーイズが1名ずついますが、いずれも程度は軽くご心配はありません。
西牟田ドクターも到着しています。
食欲は毎食いたって旺盛。
全員、元気に過ごしていますのでご安心ください。

学荘便り66_3

(8月13日・野尻学荘ディレクター 土谷 隆)


注記:この「野尻学荘だより」は会期中野尻学荘現地から直接BBSにお送りしたものを再編集しました。


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