大型の台風の接近のための荒天準備は、ボートの陸あげ、船をプール内に固定、雨具持参での移動等、十分に備えをしましたが、強い風に強い雨もなく本土通過のニュースとなりました。
キャンプ場は全く影響がありませんでしたので、御安心下さい。ただ一日室内だったので、エネルギーが多少あまっている感じのボーイズがいます。皆元気です。
今年93才になる音楽監督のトミさん(冨岡正男先生)が野尻学荘の生活を歌にしたキャンプソングがあります。トミさんが作ったものです。私達はトミソングと呼んで大切にしています。今年野尻学荘のトミソングのコーディネーターはトミさんの孫の丸山洋介リーダーです。トミさんの娘さん(洋介リーダーのお母様)もPianoの先生で伴奏をしていただき、歌の説明はトミさん、なんと3世代で音楽指導です。こんな事も野尻学荘の特徴です。トミさんの声の大きさには、みんなびっくりです。「どの歌にも、その時代の生活があったり、指導者が楽しいキャンプをしてきたんだ」そんな気持ちになっています。
どのボーイズもここでの生活に慣れてきました。食事の前に歌うキャンプソングのレパートリーも増え、荘歌、美しい湖水、がったごっとバス、歓迎の歌、かなづちとっくり、放蕩息子、明るい朝、今日のわざなどが歌えるようになりました。
8月10日(日)は主日礼拝の日です。すばらしい天気です。キャビンアクティビティでは、ほとんどのキャビンが水泳を希望してきました。湖水に大きな声が響いています。
また、今日はOBの村井純さん(慶応義塾大学教授)が訪ねて来てくれました。リーダーやボーイズはインターネットの大御所の来荘に大喜び。サインをねだったりしていました。
学荘が日に日に学荘らしくなってきています。
(2003年8月10日 副荘長 斉藤 章)
* 写真は水辺でのロープワーク
注記:この「野尻学荘だより」は会期中野尻学荘現地から直接BBSにお送りしたものを再編集しました。