-6- 第350号 | 平成16年12月 日 |
中学高等学校 |
各大会で今年も大活躍!
第二八回全国高等学校総合文化祭
徳島大会(書道部門)文化連盟賞受賞
七月三十日から八月三日まで徳島市を中心に全国高校総合文化祭が開催された。本校の佐野優さんは、昨年の東京都高文連書道展で東京都代表の六名に選ばれ、今回の出品を決定した。会場では全国から選りすぐられた二九三点の作品のなかで、佐野さんは堂々とした篆書作品を発表し、交流会等への参加で貴重な経験をすることができた。
(佐藤敦子)都高文連書道展で東京都教育委員会賞をいただき、徳島での全国大会に参加しました。昨年、賞をいただいた時はとても驚き、嬉しさはもちろんありましたが、東京都代表として参加する責任も強く感じました。全国大会の作品に臨むにあたり、とても緊張し、精神的体力的にも辛かったけれど、自分でも納得できる作品を書き上げることができた時は達成感でいっぱいでした。そして大会に参加し他校の作品を見てレベルの高さに圧倒され、また書の奥の深さを知りました。交流会ではグループに分かれ名刺や作品の交換をしました。徳島名物の阿波踊りを見ることができ、他県の人たちとも話をして楽しい時間を過ごしました。一生に一度のことだと思うので、とてもよい経験ができました。
高三C 佐野 優
百人一首かるた部大会報告
九月二十三日、第十三回埼玉県百人一首大会初級の部で、高一D小澤桃子さんが優勝。
十月十日、第十二回多摩百人一首かるた大会C級の部で、高一D内藤蘭子さんが準優勝した。また、内藤さんは、十一月二十日に行われる第十一回関東地区大会高等学校小倉百人一首かるた大会の読手に選ばれた。
十一月十四日、第十一回東京都かるた大会C級の部で、中3D永井麻理香さんが三位に入賞した。
(長本)
▲右端が小澤さん
(写真は新渡戸祭での招待試合)
初めての優勝
高一D小澤桃子
「この試合は負けられない。」九月に行われた埼玉大会、最後の試合でこう思った。一試合目は不戦勝。二、三、四と勝ち抜き、五試合目が決勝戦となる。最後の試合で戦ったのは自分よりも年下の子。「ここまで来たら負けるものか。絶対に勝つ!」その事しか頭になかった。一枚、一枚詠まれる瞬間というのは緊張の一瞬でもあり、集中する瞬間でもあった。最初勝っていても油断はできない。中盤になり、差が縮まると焦り、お手つきが多くなる。最後の一枚を払った瞬間、嬉しさで一杯になった。私にとって、初めての優勝、そして、一つの大きな目標でもあった。かるたの楽しさ、難しさを改めて感じた一試合となった。
東京私立高等学校
弁 論 大 会
第三十三回東京私立高等学校弁論大会が、去る十一月二十日(土)に、湯島聖堂斯文会館大講堂にて行われた。
本校からは高二B藤嶋祐妃さん、高二C角田巴奈さんが予選を通過して出場した。
(佐藤 均)
「自分らしく」
高二B 藤嶋祐妃
大会という大会は今回が初めてだった私にとって、この弁論大会は大きな壁でした。普段の生活をしていても、プレッシャーに負けそうになりました。そして当日、私の順番は休憩の直前。でも緊張という言葉は私にはなく、とても落ち着いて自分らしく弁論できました。この大会で、自分と向き合って、一つの壁を越えられたと思います。
「悔しい二点差」
高二C 角田巴奈
十一月二十日、私は初めての校外弁論大会に出場しました。私は前日からドキドキしており、いざ自分の出番になると、極度の緊張感に襲われ、途中つまってしまいました。その結果、二点差で五位の入賞を逃してしまいました。嬉しいような悔しいような結果でした。今回の経験は私にとって大変貴重な財産になりました。