-6- 第356号 TokyuBunka Times 平成18年12月12日

ルネッサンス80プロジェクト
小学校

『新渡戸祭 フリツケ甲子園2』

田中実希子

 11月2日、3日、東京文化学園で新渡戸祭が開かれました。
 父母会の積極的な活動のおかげで子どもたちはもちろん多くのお客様が楽しむことができました。
 小学校では、児童集会で体育委員が主催した『第二回フリツケ甲子園2』が行われました。
 各チーム二人以上の構成で曲・振り付け・衣装・グループ名など自由という内容であり、新渡戸祭の三週間前に全校児童に募集をしました。すると、次から次へと「先生、今年も出た〜い!」「先生、申し込み用紙下さい!」とやる気ある声がたくさん集まりました。一〜六年生まで全チーム計12チームの応募があり、本番まで日数が少ない中、各チーム朝から放課後と一生懸命練習しました。何色ものポンポンが舞い、色んな曲があちらこちらから聞こえてきました。
Photo
▲今年も優勝だ!!
 新渡戸祭当日。学園中が色とりどりに装飾され、子どもたちのテンションもいつも以上に高まり、児童集会が始まりました。
 赤い手作りの蝶ネクタイをつけた六年生の体育委員の司会・進行で『第二回フリツケ甲子園2』がいよいよ始まりました。
 司会の六年生も前日まで一生懸命せりふを考え、照明担当・誘導係と体育委員も必死に仕事を進行します。
 それ以上にがんばっていたのは、前々日までにフリツケのチェックが合格し、出場する子どもたちでした。見る側もどんなチームが出るのかドキドキしながら、最初のチームが始まりました。
 去年以上に全体のレベルも上がり、とても楽しく上手なチームばかりで、講堂中が手拍子と熱気に包まれました。
 衣装も、手作りのスカート・ポンポンや、相談して私服を合わせたり、チームをアピールした紙をつけたり様々で、流行の曲から、ディズニーソング・アニメソングと色々な曲で盛り上がり、みんな笑顔で楽しそうに踊り、見ている側も本当に楽しそうでした。
 先生方の審査員で結果発表の時が!!入賞者は三位から発表され、堂々の第一位は、前年度の優勝チーム三年生。ドラゴンボールZの曲で踊った《ドラゴンパニック》でした。二位の二年生は、さくらんぼで踊った《チェリービーンズ》でした。
 入賞した四チームは、次の日に大体育室でも踊り、午後も小学校でたくさんのお客様がいる中、ノリノリで踊りました。
 そしてその後に出てきた先生チーム《ロボ先》もアンコールが出る程の大盛り上がりになり、無事に今年のフリツケ甲子園を終えることが出来ました。
 惜しくも入賞しなかったチームも素晴らしい作品を作り上げ、次への力に繁げて欲しいです。
 来年も、今年以上に盛り上がる『第三回フリツケ甲子園2』を期待したいですね。


新渡戸祭を終えて

父母会  小川 睦美

Photo
▲どうぞごらんください
 お天気の心配もありましたが、両日共に恵まれ新渡戸祭を無事に終える事ができました。
 低学年から高学年までの子どもたちが楽しそうに嬉しそうに中庭で集い、満足げにお友達と話す姿をたくさん目にする事ができました。学園本部へも子供達は足を運び、新渡戸祭の楽しみ方を十分に知っているようです。
 五、六年生になると新渡戸祭の前日から準備のお手伝いをし、当日には受付、駐輪場の整理や幹事のお母様方と一緒にゴミのパトロールを初め、校内至る所で一生懸命にお手伝いをする姿はとても微笑ましいものでした。また、全校の生徒がゴミを持ち帰るなどマナーの勉強になる良い機会でした。
 子どもたちにとってはあっという間の二日間だったことでしょう。ご父母の方々は無事に終えた事でホッとされた方も多いのではないでしょうか、長期にわたりご準備ご協力本当にお疲れ様でした。最後に温かく見守り、お力添えをしてくださった先生方に心より感謝申し上げます。


次へ次頁へ
戻るタイムス目次へ戻る

戻る東京文化短期大学資料室へ戻る

戻る 東京文化学園ホームページへ戻る

Copyright (C) 2006 TOKYO BUNKA GAKUEN