-2- 第358号 | 平成19年7月12日 |
短期大学 生活学科 |
トレーニングルームの設置
介護福祉士の腰痛予防を目的に
教務部 長尾 弘
昨年度、二号館4階の一角にトレーニングルームが設置されました。
介護福祉士の職業病ともいえる腰痛予防、及び介護施設利用者への筋力トレーニング指導を目的とし、「私立大学等経常費補助対象事業」に申請したところ採択されたものです。
今年度はさらに充実した設備を整えて行く予定です。
主なトレーニング器具を紹介しましょう。
▲トレーニングルーム
【フィットネスホースジム】(誰でも簡単に、全身の筋肉を部分的にトレーニングできます。)
【シットアップベンチ】(腹筋)
【ローマンベンチ】(背筋)
【レッグプレス】(足・尻)
【ダンベル】(腕・肩・胸・背中等)
【バランスボール】(腹筋・背筋等)
【エアロバイク】(導入予定)
【ランニングマシン】(導入予定)
介護福祉士の腰痛予防等を目的として設置されましたが、栄養士・保育士も体力勝負であることに違いはありません。全学生に利用可能な施設として考えて行く方針です。
各人の体力に応じた、適切な筋肉トレーニングが行われるよう、各専攻で取り組んでいます。
在学中はもちろんですが、卒業後も是非継続して欲しいと思います。
森本特別奨学金をいただいて
日本では感じることができない貴重な経験
−アメリカ ウェストヴァージニア大学での一週間−
食物栄養専攻2年 谷口祐一
私は去年の夏、アメリカのウェストヴァージニア大学で一週間、運動指導者の研修プログラムに参加しました。
▲ウェストヴァージニア大学のトレーニング施設
最先端のトレーニング施設を見学したり、現地スタッフとの交流の機会を得ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができたと感じています。
何かもが初めての体験で、感動と興奮に包まれた心に残るアメリンでの一週間でした。
森本特別奨学金の授与により、このような機会を与えられたことに感謝の気持ちで一杯です。この経験を活かして運動指導と栄養指導の両面からアスリートをサポート出来るニュートリションコーチの道を目指していきたいと考えています。
生活学科新入生と挨拶
幼児教育研究室 教授 兒玉夏子
毎年幼稚園の子どもたちを「ピカピカの小学校一年生」として送り出す生活から青春真っただ中の短大生とか、かわる生活になって一年が過ぎました。
東京文化短期大学で一番最初 に感心したことは、学生が実によく挨拶をしてくださるということです。私が直接科目を担当している児童生活専攻の学生だけでなく皆さんとても気持ちよく挨拶をしてくれます。
これまでは幼稚園や保育所、小学校までは、無邪気に元気よく挨拶をするが、中学生くらいからはあまりしなくなるイメージをもっていました。実際、住まいのある地域でもなかなか親しい人以外は挨拶を交わしません。
しかし、東京文化では、気持ちの良い挨拶が飛び交っています。これは、長い間の新渡戸先生、関わってこられた先生方や卒業生の「いのち、やさしさ、おもいやり」の精神が生きて今に受け継がれているたまものだと思います。
今年、入学した短大一年生 にもだんだん浸透してきています。この挨拶が先輩のように、感じよくできるようになるのが楽しみなこの頃です。